自分は特にwebサービスを運営していたりするわけではないのですが、インフラ周りに興味が有ったりるするので手に取ってみたのですが結構勉強になりました。 1章、2章、3章はサーバの冗長化と負荷分散の基礎とその応用。何故冗長構成が必要か、から始まり大変わかりやすい。こう言った情報をネットで読む度に何となく理解した気がしていたが、なかなか手に出なかった人が、こう言った形でまとめられる事によって、自分で手を動かしてみようという人が増えるのではないかなあと思った。 自分が一番勉強になったなあと思うのは4章。マシン単体のパフォーマンス向上を得るためにマシンの「負荷」を曖昧に捉えず、「推測するな、計測せよ」の言葉を下に負荷の原因についてシステムレベルまで降りて負荷の原因を探っていくという感じのないよう。 言われてみれば、基本情報、旧二種レベルであたりまえの様に言われているプロセス状態とスケジューリングの話