大震災から1カ月余り。民放がやむなくACジャパンのCMに差し替え続けたことで、スポンサー、広告代理店と話し合われてきた“差し替え料金問題”はどうなったか。 関係者によると、スポンサー各社でそれぞれで対応が違うほか、テレビ局と話し合いを継続しているスポンサーは大手企業も含め少なくなく、決着していないようだ。 日本アドバタイザーズ協会は今月11日ごろから会員である広告主にヒアリングを実施。今回の件でCM料金についてどのような対応をとったかを聞いている。 協会では、今回のような非常時の対応をまとめた上で、情報の共有をはかるべく、民放連、日本広告業協会と3者で話し合いを持つ考え。「ゴールデンウイーク明け以降に会合を行いたい」としている。 民放は3月11日地震発生直後から約3日間ノーCMで報道特番を組んだ。この場合、局側の編成方針にあるためCM料金は基本的に発生しない。震災から数日後には、ACのCM