情報セキュリティー大手シマンテックのパソコン用セキュリティーソフト「ノートンセキュリティ」などで、21日付の最新の更新を実行すると、ウィンドウズのブラウザー(インターネット閲覧ソフト)「インターネットエクスプローラー(IE)」が動作しなくなる障害が起きることがわかった。同社も現象が発生していることを確認、対処法などをできるだけ早く公開するとしている。障害が起きるウィンドウズやIEのバージョンなどの詳細はまだわかっていない。 同社によれば、個人向け製品以外にも同様の更新を配布している可能性もあり、調査中としている。 企業用製品は更新用のファイルが管理サーバーなどに一度格納され、それから各パソコンに配布されるなど、消費者向けとは違う形で更新される。多くの企業が社内システムにIEを利用しており、各企業でシマンテックの対応を確認しつつ、社内でのファイル更新などに注意する必要がありそうだ。 ま