2021年7月23日。 4年前の本日、東京オリンピック開会式が、新型コロナウイルスの影響から、近代五輪史上、初めて無観客で行われた。 2021年 7月19日。 東京オリンピックの楽曲の作曲を予定していた小山田圭吾氏は、障害のある同級生へのいじめを語る過去のインタビュー記事が掘り返されたことが原因で、メディアやSNS上で、一斉に袋たたきにされ、辞任を発表した。 私は以前より「デザインあ」(NHK Eテレ)などを通じて、小山田圭吾さんが紡ぎだすクリエイティブや音楽のファンであったため、とても動揺した。 インタビュー記事の内容を知ったとき、率直に悲しかった。内容も含めて、本当にひどいと思った。知的障害のある作家と共にクリエイションをするヘラルボニーの代表として、今回の動向を静観するのではなく、今現在心に抱いている率直な気持ちを「note」に記した、辞任を発表した日と同日だった。 辞任をした瞬間か
