大阪・ミナミの飲食店で、動画を撮影しながら大音量で音楽を流し、業務を妨害したとして、威力業務妨害罪に問われた米国籍の「迷惑系」ネット配信者、ジョニー・ソマリことイスマエル・ラムジー・カリド被告(24)の判決公判が10日、大阪地裁で開かれ、安福幸江裁判官は「犯行態様は悪質」として求刑通り罰金20万円を言い渡した。 カリド被告は「音声は自動で流れた」と起訴内容を一部否認していたが、安福裁判官は「音量を下げることもできたのにしなかった」と述べ、「通常業務を妨げたことは軽視できない」と非難した。 カリド被告は昨年12月の公判で「迷惑をかけた全ての人におわびする」と謝罪。今後は動画配信をしない意向を示し、「母国に帰って勉強を続け、(家族の)模範でありたい」と述べていた。 判決によると、昨年9月12日未明、大阪市中央区の飲食店で、大音量で音楽を流すなどして、店員に被告への対応を余儀なくさせた。
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