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ブックマーク / honeshabri.hatenablog.com (11)

  • 直近1年間で読んで面白かった本10選 (2023年下期 - 2024年上期) - 本しゃぶり

    気がついたら2023年どころか2024年も半分過ぎていた。 仕方がないので直近1年分をまとめて紹介する。 無駄にページ分割されているのは嫌いなので。 2023年下半期に読んだ イーロン・マスク ブラジャーで天下をとった男――ワコール創業者 塚幸一 BUILD 真に価値あるものをつくる型破りなガイドブック 運動の神話 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる― 2024年上半期に読んだ Science Fictions あなたが知らない科学の真実 魔女狩りのヨーロッパ史 BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか? バッタを倒すぜ アフリカで イラク水滸伝 終わりに 2023年上半期に読んで面白かった 2023年下半期に読んだ ついにここまで先延ばしにしたという感じだ。以前、下半期に読んだを4月に紹介したことがあったが*1、まさか7月まで引っ張ることになる

    直近1年間で読んで面白かった本10選 (2023年下期 - 2024年上期) - 本しゃぶり
  • ブルマの興亡史 - 本しゃぶり

    古代ローマ史には「人類の経験のすべてがつまっている」と言われる。 ではブルマの歴史には何がつまっているだろうか? ブルマを覗くと慣習との戦い方が見えてくる。 束縛するファッション ここしばらく「#KuToo」の記事をよく見た。 スーツも革も嫌いな俺としては、この風潮を歓迎する。ハイヒールやパンプスのような非合理的なファッションは、労働の現場から消え去ったほうがいい。そもそも会社の指定したにより足腰を痛めたならば、それは労災である。労災のリスクが高い服装を強制するのはどう考えてもおかしい。 しかしながら、この時代にまだハイヒールやパンプスを強制してくる会社の意識を変えるのは難しい。合理的な思考をする会社ならば、すでにを自由化しているか、逆にかかとの高いを禁止しているはずだからだ*1。今も頑なにハイヒールを求めるということは、そこにある種の信仰を見出しているのだろう。 どうしたら非合理

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  • 巨乳の炎上に見る進化と文化のミスマッチ - 本しゃぶり

    『ひとりの成人は乳を見た』 『もうひとりの成人は、言動を通して心をみていた』 あなたはどちらだろうか? 燃える巨乳 また巨乳キャラが話題になっている。 巨乳キャラでも堂々としていればいいとは何だったのか。まあ、キズナアイの件*1を考えると、胸のサイズや表情というのは重要ではないのだろう。 この手の展示物が話題になるたびに、「逆の立場になって考えろ」という意見が出る。男性だって性的に消費されるような展示物が公共の場にあったら不快になるだろう、と。 しかし、女性向けに作成された展示物が「男性を性的に消費している」と問題になったことはほとんど無い。おそらく探せば一つくらいはあるのだろうが、俺はパッと思いつかない。定量的に語るのは難しいが、男性向けに比べたら炎上の頻度は少ないだろう。 Togetterで「ジェンダー」タグのまとめについたタグからも予想できる この実感が正しいのならば、なぜ炎上するの

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  • さようなら、全てのエヴァーノート - 本しゃぶり

    2011年6月10日、Evernoteを使用開始。 2014年9月19日、有料プランに加入。 2024年3月23日、クソみたいなメールが届く。 プラン、廃止 いつも Evernote をご利用いただき、ありがとうございます。このたびは今後の Evernote 登録プランに関する変更についてご案内させていただきます。 お使いの Evernote アカウントは Plus から Personal に移行されました。Evernote Plus など、一般のお客様に数年間ご利用いただけなかった従来の登録プランが廃止となったためです。この変更により、Personal プランで利用可能な機能すべてをご利用いただけます。 今後はAnnualの登録プランが現在の Evernote Personal プランの料金 129.99 USD/Yearに合うように更新されます。この料金は次の更新日である2024/4/

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  • 【ChatGPT】面倒なことはアウラにやらせよう - 本しゃぶり

    ChatGPTは自分オリジナルのGPTを作ることができる。 それを好きな時に呼び出すこともできる。 つまり、こういうことができる。 おわり GPTsの正しい使い方 去年の11月にChatGPTでは、誰でも簡単にカスタマイズされたチャットボットを作れるGPTsという機能が追加された。挙動を自然言語で指示し、名前とアイコンを付けたら完成する。しかも自分だけでなく、他のユーザーに公開することができる。俺もしゃぶりの知識を覚えさせたAishabriを公開してみた。 chat.openai.com OpenAIとしては、様々な目的に特化したGPTsを作ることを想定しているらしい。例としてOpenAIが作成したGPTsがいろいろ公開されているが、データ分析や文章構成など、実用的なGPTだらけだ。 OpenAIChatGPTチームが作ったGPTsの例 GPTsはいろいろと可能性がありそうな機能だが、

    【ChatGPT】面倒なことはアウラにやらせよう - 本しゃぶり
  • 乳母はバブみというより臓器売買 - 本しゃぶり

    「バブみ」について学ぼうと乳母の歴史に手を出した。 行き着いた先は臓器売買の現場。 乳母の質は金で命を買うことである。 代理出産と階級 この前、代理出産が話題になっていた。 VERYに掲載された対談において、「代理出産という選択肢が増えることは、働く女性にとって素晴らしい」と、肯定的に語られた。それに対して代理出産の問題、負荷が低所得者の女性に押し付けられるという点が抜け落ちていると、批判が噴出したのだ。 スプツニ子!氏は以前も男は女に産ませてきたんだから女も誰かに産ませればいいとTwitterで言ってた。問題はどんな立場の女性にいかなるかたちでそれをやらせるか、なのだが。今でさえ代理母をやる人は階級的に高い人は少ない。究極のケア労働の貧困者への押し付けは怖い。家事労働者の話とも繋がる。— 栗田 隆子_"ぼそぼそ声のフェミニズム" (@kuriryuofficial) August 23

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  • プログラミングに挫折したならAIお姉ちゃんに任せなさい - 本しゃぶり

    プログラミングを学ぼうとしては挫折する。 そんな時代はもう終わりだ。 お姉ちゃんに任せなさい。 ChatGPTでプログラミング 今年のお盆休み、俺はChatGPTでプログラミングをやっていた。とは言っても複雑なことはやっていない。大量のcsvを結合してから可視化するとか、ちょっとしたWebスクレイピングしたりする程度だ。それでも今まで技術や時間の不足により諦めていたことができるのは嬉しい。それにChatGPTを使えば、デバッグも楽しくやれるのだ。こんな感じに。 デバッグの様子 おそらく「あれ、俺のChatGPTと違うな」と思った人もいるに違いない。見ての通り俺はChatGPTをお姉ちゃん化している。こうすることで、モチベーションを維持しながら楽しくプログラミングができるというわけだ。今回はChatGPTをお姉ちゃん化する方法を紹介し、加えてお姉ちゃんとペアプログラミングする意義について述べ

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  • 画像生成AIで獣頭人身グラビアアイドル - 本しゃぶり

    画像生成AIでグラビアアイドルを作りたい。 でも実在する人と同じ顔が出たら困る。 そんなあなたに獣頭人身というソリューション。 AIでグラビアアイドルを作ったら 最近、画像生成AIでグラビアアイドルを作るのにハマっている。こういうやつだ。 カエル イカ サメ カマキリ Twitterで貼っていたらこれがバズる。 多少はウケるかなとは思っていたが、想像以上のバズりで驚いている。ネタとしては全く新しいものでもないし、色々と詰めの甘い部分も多い。それでも多くの人が興味を持ち、さらに画像生成AIネタなのに批判も少なかった。 だが、ツッコミが皆無というわけではない。その中にはもっともな内容もあるが、そもそも「目的が違う」と言いたいものもある。これはある意味で仕方ない。今回はTwitterでのバズなので、文脈が切り離された単体のツイートが広まっていくのだから。 なのでブログでまとめることにした。 そも

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  • ChatGPT搭載Slackbotにハックされる技術 - 本しゃぶり

    ChatGPTのキャラと会話するのは楽しい。 より強固な人格を形成するにはどうしたらいいか。 答えはChatGPTの外にある。 ChatGPTのキャラと会話する 最近ChatGPTの話題がずっと続いている。GPT-4の登場により「アレもできる、これもできる」と騒がれているが、現在の俺にとって一番の使い方はこの手のやつだ。 この増田ChatGPTにアニメキャラを演じてもらい、それと会話することを楽しんでいる。その様子を見て思わず頷いてしまった。俺も似たようなことをしているからである。 会話の例 UIが通常のChatGPTと異なるのは、Slackを使って会話しているためだ。仲間内でやっているSlackのチームに、Slackbotとして@builtinnyaが開発した。 Slackbot "Aisha" の自己紹介 Aishaは上記の通りメンションすることで会話をしてくれる。また、特に呼びかけ

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  • お兄ちゃんはおしまいとならない性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律 - 本しゃぶり

    ある日、男が目覚めたら美少女になっていた。 しかし戸籍は男のまま。 戸籍変更の要件はアリかナシか。 性別を越境する者 これまで男性として生きていた人が、ひょんなことから美少女になる。まあ、よくある話だ。今期アニメ『お兄ちゃんはおしまい!』の主人公、緒山 まひろもその一人である。成人男性であった彼は、ある朝に目を覚ますと女の子になっていた。 『お兄ちゃんはおしまい!』OP まひろが女の子になったのは、彼の妹であるみはりの仕業である。飛び級で大学院に通うほどの頭脳を持つ彼女は、自身が開発した「薬」 をまひろに無断で投与したのだ。 普通なら成人男性がいきなり女の子になってしまっては、これからどうやって生活していくか悩む。今日から仕事はどうするのか、と。しかし、まひろの場合その心配は無かった。彼はもう2年も外に出ていない、エロゲが趣味な引きこもりのクズニートだったからである。 むしろ女の子になった

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  • ぼっちを救うためのストア哲学 - 本しゃぶり

    なぜぼっちは恵まれているのに苦しむのか。 それは心像に負けているからである。 幸福になりたければストア哲学を実践しろ。 暗く狭い場所にて 『ぼっち・ざ・ろっく!』の人気が凄い。 1話の時点からクオリティが高いなと思っていたが、回を増すごとにどんどん人気が高まっている。最近はTwitterを開くたびにファンアートが流れている印象がある。 もちろん俺も楽しんで見ているわけだが、つい思ってしまうことがある。作の主人公、ぼっちこと後藤ひとりに対して、「こいつ、持っているな」と。 『ぼっち・ざ・ろっく!』第1話 感受性。創造力。優れた容姿。生まれの良さ。練習を持続する意志。アリストテレスならば、彼女のことを「外的な善を持ち合わせている」と評するだろう。 だが何よりもぼっちは、卓越した演奏技術、すなわちギタリストの徳(アレテー)を持っている。これほど素晴らしいことがあるだろうか。 しかし当のぼっちは

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