利用者の声を第一にするという「ユーザーファースト」を最重要キーワードとして掲げ、サービスの運営体制を見直すとしたミクシィ。このキーワードにのっとりユーザーとの交流を強化する一方、社内の体制も大きく変更させた。 8月以降、SNS「mixi」の機能ごとに開発チームを分けたユニット制を導入し、迅速にサービスを改善する仕組みを導入。さらには新規事業を束ねる「イノベーションセンター」を設置した。 すでにこのイノベーションセンターから、Android向けのテスト版アプリ配信サービス「DeployGate」、サブスクリプション型ファッションEC「Petite jeté」の2つのサービスが提供されている。 ミクシィがなぜこのタイミングで新規事業を手掛けるのか。そしてどういった体制を敷いているのか。ミクシィ イノベーションセンター長の石井瞬氏に聞いた。 --8月のユニット制導入と合わせて、イノベーションセン