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ブックマーク / www.nishinippon.co.jp (8)

  • 悩む生徒…図書館司書に「命を救われた」 不要論へ憤りも | 西日本新聞me

    図書館司書の仕事人工知能AI)で代替可能になる―。そんな意見が先の国会で取り沙汰された。蔵書管理や貸し借りという司書の業務からの指摘とみられるが、学校の図書館は子どもにとっての居心地の良さから「第二の保健室」と呼ばれる側面がある。「あの場所に命を救われた」。話に耳を傾け、寄り添ってくれる司書がいる図書館は、生きづらさを感じる子の切実なよりどころとなっている。 「男にこびを売っている」。A子さん(16)が学級を息苦しく感じ始めたのは、根も葉もないうわさを流された2年前だった。 当時は福岡県内の中学の2年生。うのみにした級友もいたらしく、ノリの良い生徒を中心に陰口が広がった。3年に進級すると、親しい友人とクラスが離れ事態は悪化。近づくと避けられるなど、なぜか級友から攻撃の標的にされた。 心の安らぎを得られたのが図書館だった。集う生徒は学年もばらばら。一斉行動や結束も求められず、誰かに趣味

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  • 【図書館の未来】 関根 千佳さん  | 西日本新聞me

    ◆地域の情報拠点へ磨け 他の動物は持たず、人間だけが持っている物の一つが「」だろう。を書いたり、読んだり、「図書館」というところに集めたりする動物や植物はいない。だから図書館は、私たちが人間であることを再認識する場なのだ。 初めて米国に住んだとき、隣人は「最初に行くべきところは図書館よ」と明言した。街の中の全ての情報は、地域の図書館に存在するから、まずは、そこで情報を集めることを勧めたのである。 「図書館とはを借りるところ」と思い込んでいた私には衝撃だった。確かにそこには全てが揃(そろ)っていた。図書館とは、情報データベースだったのだ。そして、そこはユニバーサルデザイン(UD)の世界だった。障害のある子どもや学生、若い人も高齢者も来ていた。拡大読書器や特殊なマウスなどの支援機器が完備され、そこで必要な情報にアクセスする方法を学ぶことも可能だった。 ◆   ◆ この夏、九州でも順次公開

    【図書館の未来】 関根 千佳さん  | 西日本新聞me
  • 医師・宇良田唯に光を 結婚式から逃走、独で博士号 天草・牛深出身 | 西日本新聞me

    「お許しくださいませ」-。1通の置き手紙を残して結婚式場から出奔。私費で単身ドイツへ留学し、日人女性として初めて医学博士の学位を取得した天草市牛深町出身の宇良田唯(うらたただ)(1873~1936)。その波瀾(はらん)万丈の生涯を顕彰し、生家に残る蔵を保存・活用しようという動きが始まっている。 郷土史家・北野典夫氏の「天草海外発展史」によれば、唯は商いや唐貿易、新田開発を行い、富を築いた大店(おおだな)「萬屋(よろずや)」の7代目、玄彰の次女として生まれた。19歳の時、村の豪商の若旦那と縁談が持ち上がる。 三三九度が交わされ、盛大な宴が催されたが、いつの間にか花嫁の姿が消えていた。残された手紙には「私は花婿さんが嫌いで出奔するのではありません。よそに出て、もっともっと勉強したいのです」と書かれていた。 熊薬学校(現熊大薬学部)で学んだ後、上京。私立伝染病研究所に入り、猛勉強を続けた。

    医師・宇良田唯に光を 結婚式から逃走、独で博士号 天草・牛深出身 | 西日本新聞me
  • フォロワー獲得やりすぎ?学校“介入”に戸惑う生徒 県開設アカウント 教員「多忙化に拍車」 | 西日本新聞me

    フォロワー獲得やりすぎ?学校“介入”に戸惑う生徒 県開設アカウント 教員「多忙化に拍車」 2019/2/17 6:00 (2022/12/13 14:07 更新) [有料会員限定記事]

    フォロワー獲得やりすぎ?学校“介入”に戸惑う生徒 県開設アカウント 教員「多忙化に拍車」 | 西日本新聞me
  • 【「面倒臭い」がない世界】 平野 啓一郎さん | 西日本新聞me

    ◆行き着く果ての未来は? 「面倒臭(くさ)い」というのは、人にあまり感心されない怠惰な呟(つぶや)きだが、この感覚には、独特の哲学的な深みがあり、内容も一様でない。 例えば寝転がっていて、遠くにあるリモコンを取るのが面倒臭いというのは、絵に描いたような怠け者である。しかし、仕事の上で、他に楽な方法があるのに、わざわざ煩瑣(はんさ)な方法を採ろうとしている時の面倒臭いという感覚は、合理的だろう。旧態依然としたシステムの変更を厭(いと)うのは、大抵、面倒臭いからで、これは逆に不合理な態度と言える。 人間関係が面倒臭くなることもある。相手の接触が過剰だったり、会話が要領を得なかったり、こちらが何かと気を遣う場合などは、その関係をできれば避けたいと考える。 何となく気が進まない、どうしてもやる気が出ないという類いの面倒臭さもある。 終わったと思った仕事に問題があって、一からやり直さなければならない

    【「面倒臭い」がない世界】 平野 啓一郎さん | 西日本新聞me
  • 指定管理から直営復活 視察相次ぐ 小郡市立図書館試行錯誤の30年 読書活動推進策にも力 [福岡県] - 西日本新聞

    11月で30周年を迎える小郡市立図書館。試行錯誤を重ねながら、あるべき公共図書館像を模索している 写真を見る 新木館長(右)と一緒に、絵に出てきた材を使った「ものがたりレシピ」の給を楽しむ子どもたち 写真を見る 今年11月、開館30周年を迎える小郡市立図書館(新木秀典館長)に視察が相次いでいる。いったんは指定管理者制度を導入したが、3年で市の直営に戻した珍しい公共図書館だからだ。近年では、学校給との連携など、独自の子どもの読書活動推進策も注目されている。さまざまな試行錯誤を重ねながら、あるべき公共図書館像を目指す姿を追った。  「絵に出てきたタケノコだ!」。4月下旬、市内の市立全8小学校と5中学校の給に「ものがたりレシピ」が登場した。メニューは、給前の授業で読み聞かせがあった絵「ふしぎなたけのこ」にちなんだ、たけのこご飯。東野小1年の秋山結愛さん(6)は「絵のタケノコがお

    指定管理から直営復活 視察相次ぐ 小郡市立図書館試行錯誤の30年 読書活動推進策にも力 [福岡県] - 西日本新聞
  • 古湯温泉に「泊まれる図書館」 佐賀市、古民家リニューアル - 西日本新聞

    築110年の古民家を改修してオープンした泊まれる図書館「暁」 写真を見る 「自由な時間の使い方ができる空間を目指したい」と話す白石隆義さん 写真を見る 佐賀市富士町の古湯地区に、古民家を改修した泊まれる図書館「暁(あかつき)」がオープンした。昼間はカフェを営業しながらの貸し出しも行い、夜は好きなだけ読書に浸れる宿泊施設に。運営する福岡県糸島市のウェブデザイナー白石隆義さん(41)は「ゆったり流れる時間を楽しみ、心ゆくまでに熱中できる図書館を目指したい」と話す。  無類の好きで、週末限定の古店も経営しているという白石さんが「夜通しでが読める場所を作りたい」と発案。候補地を探していた昨年10月、イベントの手伝いで初めて古湯地区を訪れた際に「静かでを読むには最適の環境」と魅力を感じ、美容室だった築110年ほどの平屋を借りた。装飾梁(はり)や裸電球など趣のある空間に「一目ぼれした」と言

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  • 朝倉市が“カワイイ”マップ作成 / 西日本新聞

    朝倉市が“カワイイ”マップ作成 2012年10月2日 01:00 カテゴリー:九州 > 福岡 「女子目線」の観光マップを議論する女子高生と女子大生たち 朝倉市は、地元の女子高校生と福岡都市圏の女子大生の“カワイイ”感性を生かした観光マップづくりを進めている。情緒ある城下町の秋月や原鶴温泉など従来の観光ルートに「女子」たちが求めるスイーツ店や癒やしスポットなど、寄り道情報を織り込んだ観光プランを提案する試みだ。 市は5月、「女子学生の感性」を観光振興に生かそうと、福岡女学院大と官学連携協力の協定を締結。企画を任された同大人文学部の浮田英彦准教授(観光学)のゼミ3年生18人が提案したのが、地元女子高生の口コミ情報を集めた観光マップ。タイトルは、朝倉地区の市外局番を使って「0946(あさくら)に恋をしよう 女子散歩」に決めた。 同市で先月29日に開かれた企画発表会では、朝倉、朝倉東、朝倉光陽

    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2012/10/07
    これまでの観光情報に「カワイイ」を盛り込む。
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