タグ

雇用に関するhiroyukisonodaのブックマーク (7)

  • 「雇用を増やせ」に関する素朴な疑問

    年末に税制改正大綱を発表するにあたって、菅総理が米倉経団連会長に対して「法人税減税を行うので雇用を増やしてくれ」と依頼をし、これに対して「お約束はできませんが」と苦笑いをされる場面がテレビで何度も放映された。 似た議論で、「企業は内部留保(これはバランスシート上の概念ではなく現預金のことを指しているように思えるが)をため込んでいるんだから、もっと雇用を増やせ」といった主張がなされることもある。 これらを聞くに連れ、疑問に思う。個別企業のキャッシュポジションは、経済全体の雇用量と無関係ではないか。 私の親戚は、高崎の駅前で喫茶店を営んでいる(タンシチューが自慢の「ラ・シーム」という店なので、ぜひ行ってやって欲しい)。伯母がフロアを回り、その夫が厨房に立っている。もしかしたら、アルバイトくらい雇っているかも知れない。しかし、仮に少し税金が少なくなったり、あるいは預金残高が増えたとして、来客が増

    「雇用を増やせ」に関する素朴な疑問
  • サラリーマンはどのように絶滅していくのか? – 橘玲 公式BLOG

    アメリカはなぜ銃社会なのか」でナッシュ均衡について説明しましたが、ここでは、日アメリカの雇用制度がふたつの解を持つナッシュ均衡であるという観点から、「サラリーマン」がどのように絶滅していくのを述べた『残酷な世界~』の未公開原稿をアップします。 この部分を削るかどうかは最後まで悩んだのですが、論旨が『貧乏はお金持ち』と同じなので、可読性を重視することにしました。 *                   *                   *                   *                   *                   *                   *                   * 経済学者の青木昌彦は、日の会社とアメリカの会社の違いをナッシュ均衡で説明している(『経済システムの比較制度分析』〈東京大学出版会〉)。 日の大

    サラリーマンはどのように絶滅していくのか? – 橘玲 公式BLOG
  • 正社員のジレンマ - Joe's Labo

    連合が非正規雇用の待遇向上を正規以上に打ち出したそうだ。 まあ、電話相談窓口よりは一歩前進と言ってもいいだろう。 ただ、具体的にどれくらい引き上げるのか、具体的な目標が含まれていないので、 即効性は薄いだろう。 一方、Ronzaでも、コテコテの“大企業悪玉論”でお馴染みの竹信さんが、 同一労働同一賃金について述べている。 日の労働市場には、同一価値労働同一賃金を図るモノサシがない。 終身雇用の会社人間を基としてきたため、会社を越えて職務の価値を 計る仕組みが発達しなかったからだ。 ようやく構造的な問題についても勉強してくれたようだが、氏もここでばったり 思考停止してしまい、後半は何を言っているのかまったくわからない。 気で同一労働同一賃金をやろうと思ったら、方法は一つしかない。 たとえば現状、朝日新聞が竹富さんと同じ学歴、年齢の女性を採用しようとしたら、 1500万以上払わないといけ

    正社員のジレンマ - Joe's Labo
  • 文系より理系がオススメな理由 - Joe's Labo

    昔どこかで書いた気もするが、ちょうどこんなニュースもあったことだし、久しぶりに 書いておこう。少なくとも今から進学するなら、理系がおススメだという話。 この手の話をする前には、まず対象を明確化しておく必要がある。 職種で見るのか、出身学部か。20代から50代まで全世代を対象とするのか。 官僚や弁護士というキャリアパスのある大学か、ごく普通の大学か。 というわけで、職種ではなく出身学部で、2,30代の若手を対象とし、東大まではいかない けどそこそこ良い総合大学をイメージして話を進める。 この手の調査や賃金統計は賃金カーブの低下を反映しておらず (具体的に言うとやたら50代が高く、今の若いもんは絶対そこまで到達しない)今の2,30代 には当てはまらないことが多いのだが、実際の現場感覚からすると、調査の通り明らかに 理系の方が高い。 一般的にいって、労働市場における人材価値が理系の方が高いから

    文系より理系がオススメな理由 - Joe's Labo
  • 有期雇用の必要性、あるいは司法修習生の就職対策について - Joe's Labo

    日弁連が有期雇用契約の制限を提言するそうだ。 あまりにも荒唐無稽な内容なのでギャグで言ってるのかと思ったら、結構気らしい。 何が何でも正規雇用が原則だという共産党や(一部の)労働系の弁護士センセイのご尽力の おかげで、契約社員であっても3年経ったら雇用主責任が発生するという判例が出来てしまって いる(面倒なので、この人たちは以下“サメ”と呼ぶ)。 というわけで、企業は請負や派遣といった形で雇用してきたのだが、サメ達は 「それは偽装請負だ!」「派遣も3年経ったら直接雇用にすべし」 といってそれらすべての芽を摘んできた。 215人の偽装請負を指摘され直接雇用に切り替えたものの、3年待たずに雇い止めにする ダイキン工業は、上記の構図の縮図である。ダイキンでは10年以上も働いていた労働者が いたそうだが、サメ達が「有期雇用を規制しろ」とやったために失職してしまったわけだ。 先日、社の事務系派遣

    有期雇用の必要性、あるいは司法修習生の就職対策について - Joe's Labo
  • 経済と雇用を活性化させるのは既存の大企業ではない―それはスタートアップだ

    A data protection taskforce that’s spent over a year considering how the European Union’s data protection rulebook applies to OpenAI’s viral chatbot, ChatGPT, reported preliminary conclusions Friday. The top-line takeaway…

    経済と雇用を活性化させるのは既存の大企業ではない―それはスタートアップだ
  • 書評:「若者はかわいそう」論のウソ - Joe's Labo

    ほぼ一章割いて批判されているので、反論しておこう。 著者の主張は一見すると精緻だが、言っていることは実にシンプルだ。 「非正規雇用が増えたのは、大学進学率が上昇し、大卒者にアホが増えたから」 とくに頭数の多くてあんまり勉強もしてない団塊ジュニアはいつめて当然というロジック である。 なるほど、たしかに大学進学率の上昇は“大卒者”の質を下げているとは思う。 ただ、著者のロジックには致命的な欠陥がある。 「じゃあ正社員のおっちゃんたちは、学生に文句垂れるほど勉強してたのか?」 ということだ。 もし仮に、日の労働市場にまったく規制がなく、新卒者と既存正社員の間で完全な自由競争 が行われていたとしたら。 現在30代の派遣社員は、派遣以外の道は無かったのだろうか。 彼はやる気も能力も、当にすべての正社員より劣っていたのだろうか。 好況に挟まれ、先輩後輩に比べて不意な就職先しかなかった30代の

    書評:「若者はかわいそう」論のウソ - Joe's Labo
  • 1