ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授(76)の授賞式が、10日(日本時間11日未明)に控えている。本庶さんの研究は、新しいがん治療薬「オプジーボ」に結びついた。この薬は人の体のなかでどう働いているのか。擬人化した細胞をコミカルに描いた漫画「はたらく細胞」の作者清水茜さんに描き下ろしてもらった。 「はたらく細胞」は人の体内でさまざまな働きをする細胞を擬人化し、病原体との戦いなどを描いた漫画。2015年から月刊誌「少年シリウス」(講談社)で連載。単行本は累計330万部(関連作品、電子版含む)を突破し、アニメや舞台もつくられる人気作となっている。