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ブックマーク / marketingis.jp (19)

  • イノベーター理論とキャズム理論 – マーケティング is.jp

    先日のプロダクトライフサイクルと関連の深い、今日はイノベーター理論とキャズムについて解説します。 イノベーター理論とは イノベーター理論とは、スタンフォード大学のエベレット・M・ロジャース教授が1962年、『Diffusion of Innovations』(邦題『イノベーション普及学』)で提唱した理論です。 たとえば液晶テレビ、たとえばiPadなどの新しい商品が市場に投入された際に、消費者のその商品購入への態度により、社会を構成するメンバーを5つのグループへと分類したものです。 最初の「イノベーター(Innovators)」は革新者とも呼ばれるグループです。新しいものを積極的に試してみる人たちです。今日時点で3Dテレビをすでに購入されてるような方々はイノベーターと呼んでいいでしょう。 イノベーターの方々は社会全体の2.5%を構成すると言われています。 続いて「アーリーアダプター(Earl

    イノベーター理論とキャズム理論 – マーケティング is.jp
  • プロダクトライフサイクルとは – マーケティング is.jp

    プロダクトライフサイクル、製品ライフサイクルとは、ある商品やサービスが市場に投入されてから、支持を得て、だんだんと売れなくなって消えてしまう(撤退)までのプロセスを示したものです。ライフサイクルとあるように、製品を生物の一生にたとえているわけです。 こんな図を見たことがありませんか。 この図のようにプロダクトライフサイクルは縦軸に売上(利益)、横軸に時間をとって表します。 初期において、売上と利益が連動しないのは、通常は商品開発にかかった投資回収などがあるためです。逆に言えば、この図で見るとわかるように最初の「導入期」の時点ではせいぜいトントンくらいということですね。 一般にプロダクトライフサイクルの段階区分は、「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」という4段階で表現されることが多いです。より詳細に成長期を「成長前期」と「成長後期」に分けたり、成熟期と衰退期の間に「飽和期」を加える

    プロダクトライフサイクルとは – マーケティング is.jp
  • ファミレスのテーブルで考えたこと – マーケティング is.jp

    先日、某所で早めのランチべようとガストに入ったときのこと。11時半頃に入ったのですが、全テーブルに「読売新聞」が置かれていて、ちょっとびっくりしました。冬のお試し購読キャンペーンをやっているとのこと。いやはや。 新聞に気を取られて気がつかなかったのですが、もうひとつ「お試し」としてテーブルに置かれているものがありました。ヤマサ特選醤油の「鮮度の一滴」。パウチ容器内に空気が入らず酸化しない新しいパッケージの醤油ですね。これも全テーブルに。 まさにテーブルはメディア。 新しい価値は提示できているか さて、昼の11時半から12時半頃までそのガストにいたのですが、客層はサラリーマンと近所のご婦人たちという若干年齢が高めな感じ。その人たちにとっての、このふたつの「お試し商品」を考えてみます。 まず、新聞。 客層の多くは、すでに購読しているか、購読を辞めている。 若い人があまりおらず、「購読したこ

    ファミレスのテーブルで考えたこと – マーケティング is.jp
  • 【アンケート】マーケティング初心者向けの入門書を教えてください | マーケティングis.jp

    マーケティングについての初心者向け勉強会「マーケティング入門講座」を開催するにあたり、じっさいに現場でマーケティングに取り組んでらっしゃるみなさんにお願いがあります。 あなたがもし「これからマーケティングを学びたいんだけど、どのから読めばいいですか?」と聞かれたら、どんなを推薦しますか? ぜひそれを教えてください。初心者にオススメの入門書を3冊、できればこの順番で読めばいいよという情報も教えていただけると助かります。もちろん、とりあえず読んどけっていう1冊だけでもけっこうです。 マーケティングを仕事にするにあたって、おそらくいろんなを読んでこられたと思います。その中から「これからマーケティングを学ぶ人」が手に取るべきをピックアップしてください。 ぼくはこのへんかな。 日経文庫『マーケティングの基』(日経済新聞社) 『パーミションマーケティング』(翔泳社) 『コトラーのマーケテ

  • アクセス解析すればなんでもわかる、なんてそんなわけはない – マーケティング is.jp

    アクセス解析は、あくまでそのWebサイトで起きた「結果」であって、それだけではそこで起きてほしかったことの状況まではわかりません。「結果だけ」を見てもそれはただの「量」です。「測定しました」という事実の提示と、ほんの一部の部分最適化の提示までしかできません。 「効果を検証する」というのは、「起きてほしいこと、想定していること」ーーすなわち「仮説」と照らし合わせて初めてできます。 「こうなってほしかったけれど実際はこうだった」「これぐらいが目標だったけれど結果こうだった」となれば、「目標に達するには、何を、どこを、どう改善すればいいのか、どうすればいいのか」という視点で、Webサイトの中身や施策を見ることができます。それが検証です。 つまり、そもそも事業戦略やビジネスゴールがないことには、アクセス解析の結果だけを見ても何も言えないわけです。 事業としての戦略とゴール、Webサイトの戦略とゴー

    アクセス解析すればなんでもわかる、なんてそんなわけはない – マーケティング is.jp
  • ソーシャルメディアマーケティングのトリセツ「フォーラム編」 – マーケティング is.jp

    「ソーシャルメディアマーケティングのトリセツ」も今回で最終回です。 最後はフォーラムや電子掲示板(BBS)です。 フォーラムとはなにか フォーラム(Forum)は掲示板とほぼ同じです。いくつかの掲示板が集まったものをフォーラムと呼ぶことが多いですね。 もともとは古代ローマの集会場や公共広場の呼称を表わす言葉ですが、いまではインターネットコミュニティの名称としても使われています。 日ではNIFTY-Serveが「フォーラム」という電子掲示板サービスを提供していたので、パソコン通信時代から利用されてる方なら馴染みのある言葉かもしれません。 フォーラムや掲示板はパソコン通信時代――つまり1990年代――からあったようにインターネットの初期からありました。 インターネット上のサービスの多くはコミュニティを志向したものが多いのですが、フォーラムはとりわけその傾向が強く、用途としては情報交換や問題解

    ソーシャルメディアマーケティングのトリセツ「フォーラム編」 – マーケティング is.jp
  • クチコミマーケティングは人間関係から設計する – マーケティング is.jp

    著書『そんなんじゃクチコミしないよ。』を出したときにいただいた批判でいちばん多かったのは「じゃあどうすればクチコミされるんだよ」というものでした。 どんなんだとクチコミするの? 企業もちがえば商品もちがう、さらには世の中の日々情勢も異なる中で、汎用的な法則などありません。 提供する商品やサービスの革新性、これまでに築いたブランド資産、そういったものがあるのかないのか、ただの有無ではなく競合と比較してどのくらいあるのか(ないのか)を相対的に見た上で、もっともふさわしい情報の届け方を設計すべきです。 クチコミの事例として、Hotmailやウォークマンが紹介されたところで、あなたの会社は同じくらいの知名度があり、製品に革新性があるのでしょうか(言うまでもなくこの2例はいずれも製品の革新性でクチコミされています)。 さらにはこれまでに顧客と築いてきた関係も(これは相対的ではなく絶対的な観点で)考慮

    クチコミマーケティングは人間関係から設計する – マーケティング is.jp
  • あなたの店の売上を倍にする方法 – マーケティング is.jp

    最初に結論を。 いまのお客さんにひとりずつ紹介してもらう。それだけです。 新規顧客と既存顧客 ぼくはいつも「売上を倍にするには、いまのお客さんがひとりずつ友だちを紹介してくれればいい」とシンプルに考えるようにしています。 そこをスタートにして、じゃあどうすれば紹介していただけるのかとか、紹介しやすくなるかを考えます。もちろん現実的には誰も紹介してくれない人もいらっしゃるし、ひとりで何人も紹介してくださる人もいらっしゃるでしょうから、「ひとりずつ」にそこまで強いこだわりはないのですが、あくまでも考え方としては常に持っています。 1:5の法則 一般的に「新規顧客を獲得するコスト(CPO)は既存顧客を維持するコストの5倍かかる」という話があります。誰が言ったのかはよくわかりませんが、有名ですね(ほんとに誰が言ったんだろう)。 この「5倍」の部分は業種業態や扱う商材によって2倍になったり6倍になっ

    あなたの店の売上を倍にする方法 – マーケティング is.jp
  • 機能提案よりも用途提案 – マーケティング is.jp

    高度経済成長時代における「競合他社よりもいい製品」は、「高機能」を表わしていましたが、すでに世の中には高機能な商品が溢れ、消費者が機能に対しては十分満足しています。むしろ細かな機能差を理解できなくなっているのが現状でしょう。 具体的な例を挙げてみましょう。 あなたは空気清浄機のテレビCMでよく見る、シャープの「プラズマクラスター」とパナソニックの「ナノイー」ってどうちがうかわかりますか? どちらも空気中に微細なイオンを放出し、浮遊ウイルスを分解・除去することで除菌するらしいのですが、よくわからないですよね。 けっきょくのところ、それが何に使えるのか、他社の製品とどうちがうのか、この商品を買えばぼくらの生活はどう便利になるのか――、具体的な利用シーンがイメージできないとなんとも判断がつかないのが消費者の音でしょう。 大事なのは用途提案 以前、「ジャパネットたかた」の高田社長は「カンブリア宮

    機能提案よりも用途提案 – マーケティング is.jp
  • コミュニケーション能力よりもコミュニケーション欲求が重要 – マーケティング is.jp

    昨今、就職の場面でも「コミュニケーション能力」がよく話題になります。個人的にはこんな曖昧なもので合否を判断されたくないなと思うのですが、みなさんはどんなふうに定義していますか? ぼくは(少なくともビジネスにおいては)「相手の気持ちを正確に感じ取るチカラと、自分の気持ちを正確に伝えるチカラの両方」を「コミュニケーション能力」と呼んでいます。これは言い換えると想像力と表現力です。相手の感情や音をどうやって感じ取って、さらに自分の気持ちをどうやって伝えるかという、双方向なスキルだと捉えています。 もともとマーケティングという仕事や役割には広報やリサーチに代表されるように、このコミュニケーション能力が必要とされてきたわけですが、ソーシャルメディアの登場以降、より対面的・対話的な消費者とのやり取りが増えてきたため、これまで以上に重要視されるようになっているのが現状です。 ソーシャルメディアマーケテ

    コミュニケーション能力よりもコミュニケーション欲求が重要 – マーケティング is.jp
  • ソーシャルメディアの3D構造 – マーケティング is.jp

    ソーシャルメディアはインターネットユーザーが増加したことと、ブログやSNSのように情報発信のハードルが下がったために生まれたメディアです。そこには大事なことも書いてあれば、どうでもいいことも書いてあります。また現実社会の友人もいれば、ネットでのみ繋がっているという多種多様な人間関係もあります。 個人レベルでは特定少数、あるいはそれに不特定少数を加えた程度の小さなネットワークが検索やリンクでアトランダムに繋がったものがソーシャルメディアとも言えます。小規模な雑談メディアネットワークがソーシャルメディアという見方もできます。 基的にはインターネット上でのコミュニケーションは10年前から変わってないのですが、とくにソーシャルメディアをマーケティングに活用する際に注意すべきポイントとして整理してみました。 じっさいにユーザーとして使ってきて、またマーケティングに活用してきて感じることとして、ソー

    ソーシャルメディアの3D構造 – マーケティング is.jp
  • マーケティングの設計は顧客目線で帰納的に考える – マーケティング is.jp

    昨日紹介した「ACPUR」の話を出すまでもなく、マーケティングにおいて「知ってもらうこと(認知)」は最初にして最大の課題です。 ただし「知らしめること」そのものが目的ではなく、店舗に来ていただく、そして商品を買っていただくことが目的である以上、知ってもらうことは取っかかりにすぎません。 また、だからこそ「誰に知ってもらうか」を考えなければコストの無駄遣いになってしまいます。 届けたい相手目線で考える よくあるたとえ話ですが、コンタクトレンズのチラシを配布する際に、誰でもかまわず配るのと、メガネをかけた人だけに配るのとではその成功率に差が出るのは当然です。 当に必要とする人はどこにいるのか、何をもって彼らを見分けられるのか、どうすれば情報を届けられるのか――、顧客になり得る人を具体的にイメージして、逆算して(帰納的に)メディアプランニング、コミュニケーションデザインをしなければなりません。

    マーケティングの設計は顧客目線で帰納的に考える – マーケティング is.jp
  • 売れないときのチェックリスト「ACPUR」 – マーケティング is.jp

    英語は苦手なのですが、こういうのは頭文字で整理するのが常なのでやってみました。「ACPUR(アクプー)」というのはちょっと言いづらいですね。 語呂や語感はさておき、ひとつずつ説明します。 Attention(認知は足りているか?) AIDMAにもAISASにも出てくるので、いまさらな項目ではありますが「知らない商品が売れるはずがない」のもまた常識ですので、最初に確認すべきポイントです。 どんなにいい商品、どんなに素晴らしいサービスでも、知らなければ買いようがないのです。きちんと認知されていますか? 「アテンション・エコノミー(Attention Economy)」という言葉がありますが、これだけ世の中に情報が溢れてしまうと、知ってもらうというのは簡単なことではありません。 また単に情報量の増大だけではなく、消費者の情報源となるメディアも多様化しているため、見込み顧客が見向きもしていないメデ

    売れないときのチェックリスト「ACPUR」 – マーケティング is.jp
  • 今週の更新(2010/09/18) | マーケティングis.jp

    9月11日から9月17日までの更新について報告します。 今週の更新 だんだんとツイッターで取り上げられる数が増えてきました。まともな記事というか、長文の読み応えのある記事でもこうして反応があるのはうれしいですね。 ブログ ブログには以下の記事を公開しました。 ソーシャルメディアのコミュニケーションは衆人環視下で行なわれる 正しいソーシャルCRM 【米国レポート】職種・役職としてのコミュニティマネージャーとその普及状況 ブックマーク→購読→フォロー→? インターネット化する世界、ソーシャル化する消費者(1) インターネット化する世界、ソーシャル化する消費者(2) ソーシャルメディア関係の記事を優先的に書いています。とくに木曜と金曜に2回に分けて掲載した記事は2008年にぼくがとあるイベントの基調講演で話したスライドを原稿にしたものです。2年経ってもたいして変わってないというか、まだまだ活かせ

  • 【米国レポート】職種・役職としてのコミュニティマネージャーとその普及状況 – マーケティング is.jp

    以前も紹介したコミュニティマネージャーについて、USの状況をヒアリングしたところ、大変詳細なレポートをいただいたので、みなさんに共有させていただきます。 レポートは「米国ロサンゼルスを拠点に、日の企業様の革新を支援することを使命にしている会社」であるダイナ・サーチ(Dyna-Search, Inc.)によるもので、同社代表の石塚しのぶ氏は『ザッポスの奇跡』の著者としても知られています。 Dyna-Search, Inc.-日米間のビジネス・エキスパート それではレポートをご覧ください。 コミュニティ・マネージャーという職業について コミュニティ・マネジャーは、今、アメリカで最も注目される「新しい職種」のひとつです。アメリカでは、ソーシャル・メディア関連職に特化した求人サイトやヘッドハンター業が数多く誕生していますが、最近、米国企業では、業界、業種、規模を問わず、ソーシャル・メディア関連

    【米国レポート】職種・役職としてのコミュニティマネージャーとその普及状況 – マーケティング is.jp
  • 正しいソーシャルCRM – マーケティング is.jp

    今日は最近バズワードになりかけている「ソーシャルCRM」について紹介します。 ソーシャルメディアに代表されるように、「ソーシャル」はここ1-2年の大人気ワードなので、それにCRMをくっつけちゃう気持ちもわからないではないのですが、そもそもCRMというのはもっと地味でもっと地に足がついた考え方なんですよね。 CRMについては先日の記事も参考にしてください。 いまあらためてCRMについて考える | マーケティングis.jp ソーシャルCRMをソーシャルの観点から見るとどうしても派手なイメージに誤解されてしまうので、今回はCRMの観点からきちんと捉えましょう。 ソーシャルCRMとは何か ソーシャルCRMには大きくふたつの定義があります。 まず狭義においては、従来のCRMで利用されてきた電話やメールといったコミュニケーションチャネルに、ブログや掲示板、ツイッターなどのソーシャルメディアを加えるとい

    正しいソーシャルCRM – マーケティング is.jp
  • いまあらためてCRMについて考える – マーケティング is.jp

    まず最初に、CRMとは何かを整理しておく必要がありますね。 CRMが盛んに叫ばれたのは2000年頃で、そのきっかけはアンダーセン・コンサルティング(現在のアクセンチュア)によって1998年に出版された『CRM―顧客はそこにいる』(2001年に増補改訂版が出ています)というです。 同書におけるCRMは情報システム(IT)を利用し、「顧客データの分析をもとに、顧客を識別し、コールセンターやインターネットなどの新しいチャネルを利用して顧客との関係を深める広義のマーケティング手法」と紹介されています。 当時はワントゥーワンマーケティングと紹介されることもありましたが、顧客ひとり一人に最適化したマーケティング施策を実行し、彼らとの関係性を深め、LTV(顧客生涯価値)を高めることが目的であることは共通しています。 (CRMのほうが分析系の意味合いが強く、ワントゥーワンマーケティングはアクション系の意

    いまあらためてCRMについて考える – マーケティング is.jp
  • Google Analytics などのデータを取り込む SEO ツール – Ginzametrics – マーケティング is.jp

    Google AnalyticsやSiteCatalystなどのデータを取り込むSEOツール「Ginzametrics」のベータ版を利用させていただいてます。数日ほど利用してみましたので、簡単なレビューを残しておきます。 Ginzametricsの概要 Ginzametricsは、設定キーワードでの検索エンジンにおける順位(ランキング)のモニタリング、サイトやページへの流入数とコンバージョン数のモニタリング、そして各ページの簡潔な分析を提供してくれる、「SEOに特化したダッシュボード」の特徴が強いツールです。Google AnalyticsやSiteCatalystといったアクセス解析ツールのデータを自動的に取り込むことができるため、サイトへの流入とコンバージョンの状況を、検索エンジンの状況とページ分析とを併せて俯瞰することができます。 現時点で連携できるアクセス解析ツールは、Google

    Google Analytics などのデータを取り込む SEO ツール – Ginzametrics – マーケティング is.jp
  • マーケティングis.jp ―マーケティング入門者を応援するメディア―

    マーケティングを見直すというか考え直す上で、 ドラッカー「マーケティングの究極の目標は、セリングを不要にすることだ。」(...

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