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ブックマーク / llena.hatenadiary.org (25)

  • 飛べないウェンズデイ - 無免許タクシー

    ずいぶん前に「職業:ロックンローラー」っていうのに憧れたことがあった。なんかラクして生活できそうだったから。そのロックンローラーというのはバンドのボーカルを指すわけなんだけれど、なんていうかオーディエンスの皆さんに「イエーイ」とか言ってるだけで生活できたらラクだろうなあとかそんなふうに思ってた。実のところ今でもちょっと思ってたりする。 不器用なもので楽器の類といえばギターのコードが幾つか押さえられる程度だし、両手両足をバラバラに動かすドラムなんて幾つかの関節を外さないと無理だし、ベースは重いので肩が凝るしピアノは弾けないし、トランペットがちょっと吹けたぐらいなんだけれど、あれだ、トランペットを演奏しているという現在進行形だとトランペッティングってなって不用意にエロいスメルを放つのであんまり人には言わないほうがいいんじゃないかと思ってる。 「あたしアンジェラ・アキが大嫌い」といきなり言われた

    飛べないウェンズデイ - 無免許タクシー
  • ケータイ小説日記 - 無免許タクシー

    わたしはアユ。たまに共いするの。塩焼きが定番。 わたしはヒロ。ヒロ斉藤。マサ斉藤とは血縁関係にないの。 わたしはマロ。マロでおじゃる。おじゃるってほんとに言ってた? 誰か聞いたの?なんか書物に「おじゃる」って書いてあったの? 夜の新宿歌舞伎町。溢れんばかりの人。喧騒。あまりよく知らない。 歌舞伎揚げも好きじゃない。だってイボイボが粘膜を傷つけて口内炎になるもの。 渋谷。センター街。今はもうチーマーってのいないの?チーマー。 3歩進んで2歩下がるのはチーマーじゃないわ。 清水寺と水前寺も違う。水前寺の後が清子だから余計に繋がり感があるよね。 ホスト。36歳バツイチ。顔の黒さが口の臭いになってるってもっぱらの噂。 口グセは「寝かさないぜ」らしい。夜勤なのかしら。ガードマンとか。 高校生の頃に妊娠した。オトコが逆ギレ気味に 「育てられるわけないだろう。堕ろせよ・・・」と言った。 病院にもついて

    ケータイ小説日記 - 無免許タクシー
  • パーラー・アトリエ - 無免許タクシー

    会社の一角に使われていない部屋がある。先代というか親父が使っていた部屋。社長室と呼べば聞こえがいいけれど実際は昼寝するために作られた部屋。日当りも悪いし風通しも悪い。先代がいなくなってからはミーティングテーブルを他の打合せで占領されていたり、腹黒い談話が他に漏れないようにする時だったり、個人的な来客のときだったり、に使われている。物置兼応接間として不遇の扱いを受けているその部屋を、なんとかしたいなあと考え始めてから随分と時間が経った。ようやく『どうしたいか』がカタチになってきた。実現するのかはまた別の話。 昔、僕が小さかった頃に親父に何度か連れて行ってもらった喫茶店がある。パーラー・アトリエという名前の喫茶店で、4階建てのビルの2階にその店はあった。人造石の貼られた階段を上っていくと一枚ガラスのドアがあって、そこからオレンジ色のような茶色のような光が漏れていた。ドアを押し開けて店内に入ると

    パーラー・アトリエ - 無免許タクシー
  • 2008-02-14

    朝からずっと会社の前の道をダンプカーが通るたびに僕宛てのチョコレイトが満載のトラックはあれかな?と期待に胸が膨らみ、そのダンプカーが通り過ぎてしまうと膨らんだ胸は萎みを繰り返し日も暮れた今となってはすっかりAAAカップな俺です。いつも通りです。寂しくなんかない。 ぼかしながらどう説明したらいいのかわからないので大雑把にいうと、今夜おっさんの集まりがあってそこでなんか喋れということになってて、でもまあ講演ってほどでもなくて、勉強会を仕切れみたいな位置が近いんだけど、とにかく冒頭の挨拶ぐらいはなんか原稿的なものを書いておかないと終始グズグズになりそうなのでさっき書てみた。 こんばんは。高いところから失礼しますが煙となんとかは高いところが好きと中国の古い諺にもあるかもしれないのでお気になさらないようお願いします。まあインドのカースト制に当てはめれば私はバラモンであなた方はシュードラですが、まあそ

    2008-02-14
  • セサミストーリー - 無免許タクシー

    夜中。喉が渇いたのでなにか飲み物をと炬燵から這い出てキッチンへ。冷蔵庫の中にそれらしいものは入っておらず珈琲でも飲むかと思ったのだけど一杯分のためにわざわざ淹れるのも面倒だったからインタントで済ませることにした。下弦の月は弱弱しい光を放つだけだったけれど屋根の上に積もった雪がその青い光を反射していて、明りを点けなくとも薄暗いキッチンで湯を沸かすぐらいどうにかなりそうだった。足元の棚から薬缶を取り出して水を入れクッキングヒーターの上に載せて電源を入れた。表示窓からオレンジ色の光が漏れたとき薬缶が天板に描かれている電熱するための円から少しズレていることが見て取れた。少しずらしてヒーターのボリュームつまみを最大の位置まで回すとブーンという音をたてて湯を沸かし始めた。 湯が沸くまでのあいだ腕組みをして身体を左右に揺すりながらいろんなことを考えた。遠い昔に暮らしていた人たちのこと。それを引き合いに出

    セサミストーリー - 無免許タクシー
  • café au lait - 無免許タクシー

    仕事じゃないほうの打合せに出掛けたところ約束していたおっさんからキャンセルの連絡が入り、集合場所だったタイ料理店に独り取り残されてしまった。集合時間が遅かったから夕飯は済ませてしまっていて飯をうわけにもいかず、かといってそのまま立ち去るのもカウンターの向こう側で悲しい顔をしているタイ人のブンさん(♂・調理担当・ムエタイ使い・同性愛者(噂)・年齢不詳・いつもバンダナを頭に巻いてる・まれに虎のような目つきになる)に忍びなく、なにか温かいものでも飲んでいくことにしてメニューをパラパラと捲ってみた。 カフェオレ?タイ料理屋なのにカフェオレ?おニャン子クラブなら山スーザン久美子のような佇まいのカフェオレという文字列に目を奪われブンさんに注文すると「アッタカイ?ツメタイ?」というので「温かいほうで」と返事をした。ブンさんは戸棚からガラスのカップを取り出すと身をかがめて足元から何かを取り出した。UC

    café au lait - 無免許タクシー
  • 彼女が春を売り僕に冬が来る - 無免許タクシー

    薄ぼんやりした部屋。ベッドの上で横向きに寝ている俺。「生でもいいよ」と向き合って寝ている女が言った。あんた誰?と思った次の瞬間、ああ、これは夢なのかと夢の中で思った。で、誰なんだろうと顔をまじまじと見てみたのだけど靄がかかっていてよく見えない。性的に欲求不満なのかしらと目覚めた後で思ったけれども、夢の中での僕は「あっそう」と気のない返事をして女の上に乗っかった。寸前で女が「10万円」と言った。言ったというか頭の中に直に警告してきた。ああ、あれは自制心とか箍(タガ)的なものなのかなと目覚めた後で思ったけれども、夢の中での僕は「高いよ。5000円でいいじゃん」と交渉していた。すると女は「じゃあ間を取って8000円」と言い、僕もそれならと了承した。はてさてここからは三流ポルノ小説になるはずなのだけど、次のシーンは置屋のような和室の布団の上になっていて、着崩れた赤い着物姿(夢はいつもカラー)の女が

    彼女が春を売り僕に冬が来る - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2008/01/26
    最高
  • 小さいだるま - 無免許タクシー

    会社にだるま屋さんが来年のダルマを持ってきてくれた。年末にしか顔を見ないおじいさんなのだけどその顔を見ると、言い逃れできないほど今年ももう終わってしまうのだなあと実感する。何度も繰り返される忘年会よりよっぽど暮れっぽい。この先は泣き言に近いから畳む。 だるま代金を支払いお釣りを受け取り、おじいさんが手提げ鞄に代金をスローモーな手捌きで仕舞うのを眺めていたら「お母さん元気?」と言われた。「うん、元気」と返事をすると、親父が亡くなってから寂しいだろうねとかそんなことを話始めた。たいがいこういう場合の定型文として「まあ貧乏暇なしで忙しくしてるから寂しがってる暇もない」と言うわけで、おじいさんにも抑揚のない感じでそう言った。別に同情されたくないとかそんなんではないのだけど、事実そんな日々だし母ちゃんにしても寂しくて寂しくてという様子もないわけで。おじいさんは唐突に親父が入院していた頃の話を始めた。

    小さいだるま - 無免許タクシー
  • 冬の陽射し - 無免許タクシー

    そのとき僕はなにか冬の陽射しが冷たい地面を温めるような匂いを感じたのだった。 ちょうどこのぐらいの時期、世間がクリスマスだなんだと浮かれ始めて格的に冬になってゆく時期だった。部活も終了してたし進路も決まっていたし卒業までのいくばくかの月日を隠居老人のように大過なく過ごすだけとなっていた高校3年の頃、ある娘が僕のことを色々(彼女はいるのか等)聞いてくるんだけど気があるんじゃないかって言われた。つってもその娘は同じ年の知り合いと付き合ってたので、そういうデマを流して純情少年の心を弄ぶような奴は豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえと思った。ちなみにステディな女の子はいなかった。 その話を聞いてすぐぐらいに、その娘に呼び出された。何を話したかなんて遥か昔のことで細かいことは忘れたのだけど、余裕のなかった僕は気持ちのまんまを、俺にちょっかい出すんならあいつのこと片付けてからにしやがれ的なことを言った

    冬の陽射し - 無免許タクシー
  • おれ、がんばったよ - 無免許タクシー

    合コンに誘われた。ふつう合コンというと居酒屋かなんかで酒飲んで酔っ払って適当にくっちゃべって酔った勢いでどうのこうのっていうイメージがあるのだけど、どこかのレストランを予約しているらしく正装で出席すべしというお達しが出されていた。生憎スーツを全てクリーニングに出してしまっていたので、どうせ後から着ることもあるだろうってことで当日に新調することにした。デパートの3階にある売り場へ行くと綺麗な店員さんが応対してくれて、勧められるままに濃い色のスーツを買った。多少苦しいぐらいにラインがピッチピチだったけれど、このぐらいピチピチじゃないとお尻がセクシーでないと店員さんに言われたので太ることもないだろうしとそれに決めた。裾上げが済んだらご連絡しますというので携帯の番号を教えて売り場を後にした。 すぐさま携帯に着信があったのだけど、それはスーツ売り場からではなく合コンのメンバーからだった。作戦会議をす

    おれ、がんばったよ - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/12/05
    興奮した。うなされてしまいそうです、りぇな(llena)さん。
  • エイリアンvs俺。尿漏れ寸前危機一髪 - 無免許タクシー

    天気も悪いことなので背筋の凍るような身の毛のよだつくだらない話でもしましょうかね。 こんな格好ですみません。なにしろ出すもの出さないと出るものも出ないんで。よくわからないですけど。さて、洋式便器のおしっこは立ってするのか座ってするのかって問い掛けがしばらく前にありましたけど、僕の場合は基的に座ってする派です。なんらかの事情により急いでいる場合なんかは立ってします。あの日も急いでいたもので立って放尿ぶっこいたんですけど、用が済んでベルトをかちゃかちゃしてるときに一瞬の停電がありました。バチン→パッみたいな。 そしたらですよ、いきなりウォシュレットのノズルが伸び始めたんです。あれ?なんかボタン触ったっけ?って思ったんですけどやっぱり触った覚えがないんです。 おかしいなと思っているうちにノズルはぐんぐん伸びるわけですよ。あれ?ちょっと待って?これ水が出る穴って上向いてるよね?ってことはあれがバ

    エイリアンvs俺。尿漏れ寸前危機一髪 - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/11/29
    マスク越しの後頭部のみの描写で感情の変遷を語りきるこの画力!
  • あいつらのハナシ - 無免許タクシー

    簡潔にまとめると、おっさんが自業自得でクネクネした夜のハナシ。以下無駄に長いので注意。 この前、名古屋で遊んでいるときに携帯が鳴った。待ち受けを覗いたら発信者は中学の同級生だった。いつ以来か忘れたぐらいひさしぶりの連絡。電話に出るとちょっと元気なさげな彼の声が聞こえてきた。忘年会ってわけじゃないけれど今度集まって飲むから都合はどうかという。彼の普段は非常に気遣いのできる男で礼儀も正しいし面倒見もいいのだけど、ひとたび酒が回り始めると途端にロクデナシになってしまう。よほど普段抑圧されているというかあれこれを押し殺して生きているようで乱れ方が相当酷い。そのせいで「ロクデナシ」のレッテルを貼り付けて彼の元を去っていった連中も少なくない。僕だってあまりにも酷く酔ってるときなんかはその場に置き去りにするけれども、彼の実直すぎる生き方は決して真似できるものではないし、同情なのかわからないけれど彼の背負

    あいつらのハナシ - 無免許タクシー
  • 僕らが旅に出る理由といえば大人の理由 - 無免許タクシー

    一泊で旅行してきました。京都弁てはんなりしてていいですね。あ、行き先は名古屋です。 初めての海釣り。釣竿2980円。 釣竿持参ということで近所の釣具屋で買って行ったのだけども、バズライトイヤーの柄が付いたおもちゃ風だったために周りから「海の魚には磁石付いてねーぞ(プゲラ」と馬鹿にされた。でも真っ先に鰯を釣って「釣りってのは道具じゃねえんだよ(プゲラ」と言い放ってやった。釣りってのは気合だよ気合。あと、風が強くて寒かった。あと、鰯って釣るとすぐ死ぬのね。 初めてのおっぱいパブ。60分7000円。 血気盛んな同行者が呼び込みと交渉しておっぱいパブへ行くことになった。大人の社会見学ということで行ってみたのだけども、あまりにも堂々としていたのでエロくもなんともないのだった。グラスの焼酎を一気飲みすると乳首にかっぱえびせんを乗っけてべさせるんだよ。あとね、乳首は触られすぎて痛いって言ってる

    僕らが旅に出る理由といえば大人の理由 - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/11/21
    おっぱいは触られるの?触らせるの?
  • 僕にとってこの世界はわけもなく恐いものなんだ - 無免許タクシー

    日はお日柄もよろしいのでなんとなくダラダラほざいてみようと思います。 小学生の頃(といっても1年生と6年生では脳細胞や身体の発育状況が大きく異なるので「小学生の頃」とひとくくりで語ることに甚大な被害を及ぼす可能性があることは否定できないのだけどここではまるで関係ないので無視)、サチ子ちゃんというネズミみたいなウサギみたいな女の子が同じクラスにいた。サチ子ちゃんは上の前歯2の発育が非常に活発であるネズミみたいなウサギみたいな女の子で斜視だった。そして虫眼鏡みたいな厚いレンズの入った眼鏡をしていた。そしてサチ子ちゃんの白目のところは少しグレーだった。 当時の僕は世界には僕しかいないと思っていた。ちょっと日語が不自由な言い回しだけど。つまり自分の知ってることだけで世の中が構築されているというか自分の世界観が世の中の全てに当てはまると思っていたと言いたいんだ。たぶん。 僕はサチ子ちゃんと話を

    僕にとってこの世界はわけもなく恐いものなんだ - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/11/10
    ボクも絵日記でリスペクトしたい!裸ギターはちょっとムリ!でも、それはそれでチョーリスペクト!絵日記も実はムリ!こんなステキな画描けない!
  • ヒゲとボインとメンタンピン - 無免許タクシー

    僕のデスクの隣に痩せてるくせにボインはいません。隣のデスクは去年雇った女性が数ヶ月で半ノイローゼになって辞めてから空席です。秘書モノのAVみたいに机の下に潜ってちんこ舐めてくれないかなあっていう妄想がバレてたのかな。うっかり声に出しちゃってたのかな。 先日、セミナーっていうかミーティングみたいなものがあったので出席してきました。会議みたいなものの終了後に懇親会となりましたのでビールを注いで回って名刺交換なんかをしました。交換した名刺をどう使うのか未だに解ってないんですけど、スーパーカーカードみたいなもんだと思って交換しました。名刺に会社の懐具合が書いてあればお付き合いの温度も明快なんですけど、そしたら誰にも相手にされないかもしれません。 二次会はボインの店に行って揉みまくって身包み剥がされて叩き出される予定だったんですけど、懇親会のときに名刺交換した社長さんたちに麻雀に誘われたので、とりあ

    ヒゲとボインとメンタンピン - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/11/06
    (おっ)牌が光ったのが見えたよ!
  • 2007-11-01

    自己紹介をします。僕は現金を持ち歩くと割りと不安になってしまうので財布の中身がスカスカになることが多いです。かといってカードで買い物をしたりするわけではなくて都度銀行で必要な分を下ろして過ごしています。自己紹介を終わります。 先日、生命保険に加入したとき手続きをするために保険屋さんに会社へ来てもらいました。直前まで打ち合わせがあって約束の時間ギリギリになったので急いで会社へ戻ったんですけど、ただでさえ時間がないのに燃料が無くなりそうだったので自家用ジェット機に給油をしてからフルスロットルで会社へ戻ったら丁度保険屋さんも着いたところでした。加入手続きは滞りなく進められ、署名をしたり印鑑を押したりした後に最初の支払いという段になりました。 最初の支払いは口座引き落としでなくて現金でと聞いていたので財布を取り出しパカッと開けたらほぼ空でした。『あっ』という呻き声が漏れました。顔を上げ「申し訳ない

    2007-11-01
    hitit
    hitit 2007/11/03
    タイトル画がすてきすぎます。そして「ございます」だなんてなんて礼儀ただしい方。
  • 天使の分け前 - 無免許タクシー

    もう随分前の話なのだけど、土曜日の夕方は仕事をしながら東京FMのAVANTIを毎週聴いてた時期があって、都度サントリーのCMで『天使の分け前』のことが流れていた。 ウイスキーは、長年樽で熟成している間に少しずつ蒸発し、10年も経つと当初の8割程度の量になってしまうんです。ウイスキー独特の味わいと香りが生まれるためには仕方のないことなのですが、昔の人たちは「天使に分け前を取らせて(飲ませて)いるからこそ、我々は美味しいウイスキーを手に入れることができたのだ」と考え、樽から減った分のウイスキーのことを「Angels’ share(天使の分け前)」と呼んできたのです。 サントリー山崎蒸留所Blog というようなことを突然思い出す出来事があったので絵日記にしてみた。 普段の事はメイドのミランダさんが作ってくれているので自炊はしないのだけど、なにかの事情がある場合なんかはイタリア仕込みヒップホップ

    天使の分け前 - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/10/31
    背中に回った右手が気になる。
  • 長いものに巻かれたい年頃なんです - 無免許タクシー

    そんな事よりよ、ちょいと聞いてくれよ。エントリとあんま関係ないけどさ。あるけどさ。 このあいだ、携帯写真の名誉回復っていうの見たんです。平民新聞さんとこ。 そしたらなんか画像がめちゃくちゃいっぱいあって面白すぎるんです。 で、よく見たらなんか他の人とかもバンバンやってるらしくって、リンク先が貼ってあるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、携帯写真如きで普段撮りもしない俺をワクワクさせてんじゃねーよ、ボケが。 携帯のカメラだよ、携帯のカメラ。 なんか珍しい写真とかもあるし。休日に出かけた先で思わずパチリか。おめでてーな。 あーこれ綺麗だから撮っちゃうぞー、とか言って撮ってるんだろ。もう妄想してらんない。 お前らな、150円やるから俺の分も撮ってくれと。 携帯写真ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。 意図せず被写体になってしまった奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、 撮る

    長いものに巻かれたい年頃なんです - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/09/20
    ピーマンもついてる。焼肉。
  • 特別に意識しなくたって演技してるようなもんだけど - 無免許タクシー

    家族*1っていうのは決して破棄したり解約したりできない契約なんじゃないかと思うけどな。体面体裁っていう社会的な契約でもあるし、DNAなんかの肉体的な契約でもあるし、全てを赦してあげようと思わない人もいると思うけどたいがいの人は赦せちゃうんじゃないかな。そういう心理的な契約でもある。そもそも憎しみっていうのは自分と同化できない憤みたいなもんだろうから、元々は同じになりたかったってことだろう。あれはこうだって言い切れるほど単純じゃないってことぐらい知ってるので、契約みたいなもんだって思うだけなんだけど。 空中庭園 通常版 [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2006/05/26メディア: DVD クリック: 55回この商品を含むブログ (241件) を見る 「これは小学生の学芸会だ」っていう台詞が出てくるんだけど、そういう家族の風景を作ってるっていうか演じてる奥さん=小

    特別に意識しなくたって演技してるようなもんだけど - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/09/15
    日記見出しにハッとします。
  • おっさん心と秋の空の日記 - 無免許タクシー

    昨夜から今朝にかけて断続的に強く降っていた雨が上がって雲が去った後に見えた空の色は、ついこの間までの色より少し斑なような照りが薄いような秋の空の色になっていた。いよいよ夏も終わるのだなあとなんだか寂しく思った。寂しく思ってみたもののこれまでに夏だからといって何某かの恩恵(特に色恋沙汰のあれこれ)を受けた記憶もなくて、むしろ涼しくなって過ごしやすくなるのだから秋の気配っていうのは歓迎すべきことなんだと思いなおした。 海が見えるようなところに住んでいたらまた見え方が違うのだろうけど聳え立つような山に囲まれていると、この秋の高い空の奥行きが視覚的によくわかる。脳天の方向ばかりじゃなくて仰角が小さい方向の空までぐっと奥行きが感じられる。稜線の向こう側まで空が回りこんでいることが強調されるのは、山の木々の緑が知らない間に赤味を帯びていて、それと空の色とのコントラストも関係しているのかもしれないけれど

    おっさん心と秋の空の日記 - 無免許タクシー
    hitit
    hitit 2007/08/24
    ステキ