「年末調整や確定申告で源泉徴収票を前職から回収してきてほしい」と頼まれることもあると思います。 とくに元本での提出を求められると、紙面で用意しなければならず、前職に負い目と気まずさがあると、回収に足が向きづらいなと思うことも…。 そこで、今回は「辞めた前職から角を立てずに源泉徴収票を回収する方法」について解説します。 前職の人とできるだけ鉢合わせたくないと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。 仕事を辞めた後も回収が必要になる前職の書類群について 回収が必要になる書類は、大きく分けて2つ。 年金手帳 源泉徴収票 年金手帳に関しては、原本ではなくコピーでの提出を求められることが多いかと思うので、コピーの場合は回収不要です。一方、年間に得た収入と発生した所得税についてまとめられた「源泉徴収票」は働いた職場でしか発行できないので、退職前 or 退職後に求職者自身で回収する必要があります。