2008年12月5日のブックマーク (9件)

  • 福島直恭『書記言語としての「日本語」の誕生 その存在を問い直す』(笠間書院) | 笠間書院

    11月上旬の刊行です。 書記言語としての「日語」の誕生 その存在を問い直す 福島直恭 ISBN978-4-305-70397-2 C0095 定価:体2,500円(税別) A5判・上製・カバー装・縦組み 「日語」は どのように 創り出されたか? 国家語として、 全国に普及したと 私たちが認識している 「日語」の実体を明らかにし、 新たな日語観を提示する。 『日語とはどういうものなのか?』という大きな問いに誠実に向き合う書。書から私たちが普段使っている日語を知れば、日という社会にもっと新しい眼をむけられるはず–。 【目次】 書をお読みになる方へ 序章 書の概要と前提 第Ⅰ部 「日語」以前の日語 第1章 文字の獲得と書記言語の成立 第2章 平安和文の口頭言語的性格の検証1 文同士の関係表示と文という単位の曖昧性 第3章 平安和文の口頭言語的性格の検証2 和文に現れる従

  • 日韓文化交流カレンダー | イベント、交流情報の検索 - 植民地朝鮮で蒐集された『知』の歴程(九州大学韓国研究センター研究集会2008)

  • なにをもって尊重というのか - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/nitar/20081128#p1 南京大虐殺については あったという奴、なかったという奴、 それを併せ持つ形で設計されなければならない 僕はあったと思う、と何回も言ってるけどみんな聞いてくれない なかったという人の意見も尊重しなければならない という帰結が生じるという話をしている 2ちゃんにいけばふつうに(東スレでも!)修正主義者が跋扈している。Willや正論など、修正主義者の文章をお金を払って買ってくれる媒体もある。産経新聞など修正主義に寛容な全国紙もある。修正主義者の国会議員もいる。これ以上何を尊重しろというのか。修正主義者が発言することを尊重すべきと言うならば、それは十分すぎるくらいに尊重されている。修正主義者の発言の中身を尊重すべきというなら、それはご冗談をと言うしかない*1。 歴史修正主義者が登場するのは「絶対的真実」が無いからではな

    なにをもって尊重というのか - 過ぎ去ろうとしない過去
    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/12/05
    まえ、「「悪意ある相対主義」は、だれかにとって都合のいいことしか いいません。そんな相対主義なら、いらないのです。」て かいたけど、この相対主義は「ポストモダニズム」に かきかえることが できそうですね。
  • 多様性を育む読書環境をデザインする有限会社読書工房

  • 隠蔽することばの政治=殺人への加担を自覚せよ│mukofungoj ĉiuloke

    hituziのブログじゃがー経由回虫経由の提起を受けて: 「だれのことであるのかということ」を問わずに呼称だけすげかえ、その呼称の対象を見ないようにする運動があります。これはだれの心のうちにもやどる運動であり、ときとして排外行動をささえる空気をうみだしもします。 「ホームレス」語法は、単に「浮浪者」のいいかえであるにとどまりません。日雇い労働者こそが野宿者の最大の供給源であった歴史性をおおいかくすものです。定宿(じょうやど)を持たざる者たちに「浮浪の罪」をおしきせて排斥するために、その労働者性すらうばうことがこれらのことばに期待されているとも考えられます。軽犯罪法は「働く能力がありながら職業に就く意思を有せず」ときめつけられるなら、「一定の住居を持たない者で諸方をうろついたもの」を犯罪者扱いせよ、と主張しています。いいのがれはできないでしょう。わたしたちはこのような破廉恥(はれんち)な法を

    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/12/05
    すばらしい。
  • 障害学と社会福祉学の架橋? - 泣きやむまで 泣くといい

    障害とは何か―ディスアビリティの社会理論に向けて 作者: 星加良司出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2007/03/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (16件) を見る 障害学関係者には「お前まだ読んでなかったのか」と言われるだろうが、ずっと積読だった。分厚そうだなー、読むのに時間かかるんじゃないかなーと思って、そのままに。読み始めたら、全然そんなことなかった。読みやすいだった。 出版後、どんな書評が出ているのかわからないが、たぶん批判的に読む人は多いんじゃないかと思う。杉野昭博は『障害学』の中で社会モデルの多様性を示したのち、こう書いた。 それぞれの障害理論が異なるのは、社会変革をめざす上で、差別禁止法を利用するのか、医療制度における患者主権を徹底させるのか、あるいは、資主義的経済価値を修正するのかといった政治的選択や実践戦略の違いであっ

    障害学と社会福祉学の架橋? - 泣きやむまで 泣くといい
    hituzinosanpo
    hituzinosanpo 2008/12/05
    "解決すべき生活問題を、抽象化された「社会」においてではなく、特定の個人とそれを取り巻く環境の相互作用において生じるものとして理解するのは、社会福祉研究、ソーシャルワーク研究の王道である。"
  • 社会モデルヘルパー - 障害・介助・外傷

    ヘルパーという職種が、やはり世間ではあまりにも医療業界の底辺労働者として位置付けられている印象が強く、またほとんどの労組にしても、医療系に組み込まれているという事情もあり、ヘルパーを看護師の下位に位置づけ、医療の組織を前提としたうえでの待遇改善を求めようとしてるため、なんとかそういった組織的思考から逃れたいという意向が、ぼくの中に強くある。 日々、現場の実践の中で感じることだが、障害者解放ということは、そういった組織的思考から逃れることでもあると思う。 入所施設というものが、医療系の既得権益の温床でもあり、もちろんそこで看護師不足に悩み、十分なケアを与えることができていないという問題もあるものの、やはりそこでは医療組織と患者の健康管理が前提であり、ありていにいえば、患者の生殺与奪権は組織側に握られている。 そこから、どうやって利用者主体、患者主体というものを取り戻していくことができるか、す

    社会モデルヘルパー - 障害・介助・外傷
  • 『良い支援? 知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援』  - 障害・介助・外傷

    良い支援?―知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援 作者: 寺晃久,末永弘,岩橋誠治,岡部耕典出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2008/11/01メディア: 単行購入: 10人 クリック: 116回この商品を含むブログ (7件) を見る 3年ほど前になるのか、JILの総会に介助者として東京に同行した。代表者会議か何かの時間帯のおり、その他の障害者や介助者のために別室である研修(講座?)が用意されていた。研修内容は「知的障害者の自立生活」についてであり、講師は東京の東久留米にあるグッドライフというCILの女性コーディネーターであった。大勢の障害者を前に一人の健常者が話すということが、さすがにJIL総会における研修であることからしても、少々驚きであったが、さらにその話しの内容はぼくにとってはきわめてインパクトのあるものだった。 当時すでに何人かの知的障害者のガイヘルに入っており、その

    『良い支援? 知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援』  - 障害・介助・外傷
  • 国立大学独立行政法人化の諸問題: 文科省方針「大学入学資格の弾力化について」についての見解 Archives

    文科省方針「大学入学資格の弾力化について」についての見解 #(水野直樹・駒込武氏から 「民族学校出身者の受験資格を求める国立大学教職員の声明」賛同者へ) ---------------------------------------------------------------------- ◆私たちの見解 今回の方針は、外国人学校卒業者が大検を経ることなく国立大学を受験する資 格を認めるという点で一歩前進であると考えます。アジア系外国人学校、ブラジ ル人学校を排除しようとした文科省の当初の方針を改めさせたことは、春以来、 「すべての外国人学校卒業者に受験資格を!」の声をあげつづけた運動の成果と いえます。 しかし、朝鮮学校と他の外国人学校との間に格差に設けたことは、大きな問題 と評せざるをえません。私たちとしては、一定の修業年限や授業時間数を基準と して認定すること、具体的には専修学校