11月上旬の刊行です。 書記言語としての「日本語」の誕生 その存在を問い直す 福島直恭 ISBN978-4-305-70397-2 C0095 定価:本体2,500円(税別) A5判・上製・カバー装・縦組み 「日本語」は どのように 創り出されたか? 国家語として、 全国に普及したと 私たちが認識している 「日本語」の実体を明らかにし、 新たな日本語観を提示する。 『日本語とはどういうものなのか?』という大きな問いに誠実に向き合う書。本書から私たちが普段使っている日本語を知れば、日本という社会にもっと新しい眼をむけられるはず–。 【目次】 本書をお読みになる方へ 序章 本書の概要と前提 第Ⅰ部 「日本語」以前の日本語 第1章 文字の獲得と書記言語の成立 第2章 平安和文の口頭言語的性格の検証1 文同士の関係表示と文という単位の曖昧性 第3章 平安和文の口頭言語的性格の検証2 和文に現れる従