第38期第23回研究会「メディア文化から「若者」を問うことの現在地 YouTube、自撮り、パブリックビューイングの事例から」(メディア文化研究部会)(11/26開催) ■日 時:2022年11月26日(土)14:00~16:00 ■場 所:オンライン ■報告者:菊地映輝(国際大学GLOCOM)、立石祥子(中部大学)、山内萌(慶應義塾大学大学院) ■討論者:加藤裕康(関東学院大学) ■司 会:山森宙史(共立女子大学) ■企画趣旨: 本研究会は、近年の若年層のメディア利用に見られる「つながり」「かかわり」の多様な実践や工夫に注目することを通じて、いま「若者」とメディア文化の関係を論じる上での新たな方向性や可能性を検討するものである。 これまでの社会学的なメディア文化研究は、各時代の新たなメディア文化にフォーカスする際、その主なオーディエンスを「若者」として設定し、彼らの性格傾向や特性を描き出
21世紀の格差は、他者からの共感の格差をめぐるものになるだろう。 この記事で言いたいこと (社会的)共感は政治的・社会的リソースである。 物理的資産がリソースであるのと同様だ。 共感はアイデンティティごとに分配される(女性黒人LGBT,労働者階級,白人子供etc)。 共感は物理的資産と同じく分配に差がある。 共感の分配は主にマスメディアによってなされる。 トランプ大統領が当選する以前、労働者階級に関するメディアのツイートは60件、同性愛 LGBTに関するツイートは、9664件であった。 ツイートの比率は、労働者階級 60 対 LGBT 9664 で 161倍だ。 ツイートの差を共感の差だとみなせば、労働者階級とLGBTで大きな格差がある。 共感の格差を放置すれば、そこはポピュリストにつけこまれる。 もしあなたがポピュリストになりたければ、次のターゲットを狙うと良い。 ある程度人口ボリューム
Guest 0 Collections Redeem Passcode Sign In Sign Up Guest mode has some restrictions. Please sign in or sign up for free to use all the features of OTOTOY. Guest Mode Messages Collections My Page Settings Register Your Card Purchase History Points History Sign Out オトトイ読んだ Vol.11 文 : パンス 今回のお題 『シティポップとは何か』 柴崎祐二 : 編著 河出書房新書 : 刊 出版社サイト Amazon.co.jp OTOTOYの書籍コーナー“オトトイ読んだ”。ここ10年ほどで、国内のリヴァイヴァルに加えて、海外からも
「若者が動画を倍速で見ている」という話がネットで話題になった。ソーシャルネイティブで他者の共感とコスパを重視する現在の若者=Z世代は、共通の話題となる映像作品を早送りで見ている(のはいかがなものか)というのがその論調だが、果たして本当にそうなのか? 大学でのアンケートを基にその実態と本質を考えたい。 メディア接触・コンテンツ密度・咀嚼(そしゃく)スピード本題に入る前にメディアとコンテンツの関係を押さえておきたい。大学のメディア系の講義で学生に分かりやすく単純化して伝える話でもあるのだが、メディアが「お皿」でコンテンツが「料理」という関係に喩えたりする。同じ物語というコンテンツ(料理)でも、それを載せるメディア(お皿)の形が変われば、たとえ材料が同じでも料理の味わい方やその価値が変わるということだ。 そして、一口にコンテンツと言っても、シーケンシャル(連続的)に受け取らなければ意味を把握しづ
はじめに石川の『CEDEC2019』でのセッションや、『マーベルシネマティックユニバース』(以下『MCU』)の成功などでトランスメディアストーリーテリング(以下「TMS」)という言葉が日本でも少しずつ紹介されるようになってきました。そんな中、TMSという言葉の提唱者であるヘンリー・ジェンキンズの『コンヴァージェンス・カルチャー』がようやく翻訳されたこともあって、今後さらにTMSという言葉を目にする機会が増えるのではないかと思います。 ただ、『コンヴァージェンス・カルチャー』の原著が15年くらい前のものであるために実例がやや古いこと、またTMSのカバーする範囲がとても広く、いろいろな切り口があるために、一部の実例を聞いただけで「TMSってこんなものなんだ」という誤解を与える危険性も出てきています。そこで、TMSについて立場が違う3人がそれぞれの視点から議論することで、TMSとはそもそも何か、
メディアの社会的影響力が増大するなかで、社会諸科学でメディアの問題に言及されることは確かに増えてはいるんですが、そのことでメディア研究のプレゼンスはむしろ低下しているのではないか…という話をこの間の学会のシンポジウムでしたところで… https://t.co/CqqndfeFxe
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