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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (21)

  • それでも日本の若者は留学すべし - michikaifu’s diary

    こっちサイドの話だけが流れてしまうのもまずいと思うので、「パラダイス鎖国」の著者としては一応反論しておきたい。 議論:留学は就職にマイナスか? 留学といってもいろいろ。日から大挙してアメリカに留学生が来ていた90年代、私が住んでいたニューヨークには、決まった一角に固まって住んで、ほとんど日語だけで生活しているという留学生がけっこういた。そういう人でも、NYでの経験がその人なりに役立つならば、それはそれでいいけれど、そういう人が減るのはまぁ別にどちらでもよい。 また逆に、どんな環境にあっても自分の道を切り開いていけるほど優秀で、なおかつ留学目的である研究や勉強内容に情熱を持つ人は、今でも、なんと言われようと留学する。日で就職できなければ海外で就職する、あるいは自分で仕事を作る。 問題は、あと一押しで後者のグループにはいれそうだけど、ちょっと自信がなくて就職が心配と思う人、あるいは当は

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  • iモードの評価と「馬跳び現象」 - michikaifu’s diary

    夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。 http://news.livedoor.com/article/detail/6054212/ iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であった業界趨勢において、画期的なサービスであった。規模がモノをいう「コンテンツ・パブリッシングと課金を提供するプラットフォーム」を大手がブランケットとして提供し、その上で栄枯盛衰は激しいが小さい投資で作れるコンテンツ/アプリが百花繚乱するという「プラットフォーム+エコシステム」の考え方も画期的だった。2000年代初め頃は、このiモードの成功が携帯業界では世界的に注目され、

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  • マネされるニッチを狙え - michikaifu’s diary

    さて、そろそろ「高岡某vs.フジテレビ」の騒ぎも鎮静してきたようなので、落ち着いて経営戦略としての「スーパーニッチの考察」を粛々と続けたいと思う。 前記事→ 韓流に見るスーパーニッチ戦略の落とし穴 - Tech Mom from Silicon Valley 「Big in Japan」と「スーパーニッチ」 - Tech Mom from Silicon Valley コンテンツの世界で、最もわかりやすいスーパーニッチは「アダルト」だろう。手っ取り早く儲かるために、新しい配信メディアが立ち上がる場合の先行コンテンツとなりやすく、しばしば「必要悪」のように扱われる。 例えば、その昔NTTが「ダイヤルQ2」を始めたときがそうだった。現在の種々の「オンライン・コンテンツ商売」の先駆けになる可能性をもった仕組みだったが、このスーパーニッチ依存のために悪いイメージがべったりと貼りついてしまい、メイン

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  • Facebookの勝敗の分かれ目 - michikaifu’s diary

    Facebookが来年あたり上場する予定として、その財務が一部公開されたらしい。9ヶ月の数字なので、2010年年間にすると、ざっと売上$2bil.、純利益$500mil.といったあたりになりそう。 Facebook could go public by April 2012 - SFGate 最近騒ぎになったゴールドマン・サックスによる私募で$50bil.の値がついたのは、「やっぱり高い、バブルだ」という友人と、ちょっと議論になった。もちろん、現時点での財務から見れば当然高いわけで、問題はこの先どこまで成長するか、どこまで儲かるようになるか、どこまで地位は安泰か、といった点になる。 当初からSNSは流行り廃りが激しく*1、FBもそのうち別に新しいのが出てきて廃れる・・と言われてはや3年。例えば第一次ネットバブル時に死ぬほどeコマースのサイトが出てきて、激戦の末アマゾンが勝ち残って今も健在、

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  • 理念がなければ成功できない - 「フェースブック 若き天才の野望」 - michikaifu’s diary

    日経BP社中川ヒロミ様より献いただきました。ありがとうございます。 フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/01/13メディア: 単行購入: 33人 クリック: 2,842回この商品を含むブログ (239件) を見る まず最初に一言だけ苦言を呈しておく。この日語タイトルはちょっと違うと思う。原題はThe facebook Effect、「フェースブック効果」ということで、たしかに日語にするといまいちインパクトに欠けるために、手を加えるのは仕方ないが、このはザッカーバーグのことを書いているだけではない。このフェースブックという現象を通して、「人」を中心とするネットが、世界の構造や人々の倫理基準などにまで、どういう効果を

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  • PostUpがEchofonを買収、日本人仲間の成功例! - michikaifu’s diary

    TwitterクライアントのEchofonがPostUpに買収された、と今朝発表があった。 PostUp Acquires Echofon, Leading Twitter App on iPhone, iPad and Firefox | Business Wire PostUp Buys Twitter And Facebook Application Developer EchoFon – TechCrunch Echofonは、Twitterを使えるiPhoneアプリやFirefox extentionなどを提供しており、シリコンバレーの日人仲間がやっている会社naanstudioのプロダクト。私は主にFirefox extentionで使っていて、私のTweetもvia Echofonと書いてあるものが多いはず。ハッシュタグやサーチなどの機能を使いたいときにはよっこらしょとTw

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  •  日本のテレビ業界大再編の初夢 - michikaifu’s diary

    あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 当地では今日から子供たちの学校が始まり、平常営業となる。それで、2週間ぶりに、朝のいつものローカルニュースをテレビで見たところ、面白コマーシャルを発見。 有名な古いCMのパロディらしいが、昔風の「映画館へ行こう」という歌に乗って、ソーダやポップコーンのキャラクター・アニメが歩いてくる。が、実は歌は「映画館」でなく「DMV(Department of Motor Vehicle、自動車の免許や車両登録を扱う役所)」で、背景も、DMVの待合室の椅子で延々待っている人たちの映像。みんな、手にはスマホやタブレットを持って見ている。「ん?何のCM?」と思ったら、最後にAT&Tのロゴが出て、息子と二人で大笑いした。(YouTubeに出ていないか探したが、現時点ではまだ見つからない。) このあたりの背景事情は、11月に日経ビジネスオンラインに書

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  • ソフトバンクの携帯がつながりにくいのは「戦略の違い」に過ぎない - michikaifu’s diary

    共同通信の「ソフトバンク携帯を使うな」というお達しが記事になり、ソフトバンク携帯の「つながりにくさ」について話題になっている。 「使えないソフトバンク携帯」 共同通信デスクが怒ったわけ : J-CASTニュース TwitterのTLで、「SBは800MHzを持ってないから、周波数割り当てがケシカラン」という意見が飛び交ったので、「専門家でない人にはそう思われちゃうのかな、困ったもんだ・・」と思ったのだが、上記の記事を読むと、SBの公式見解がそういうことになっているらしい。 ちょっと待て。全く関係ないわけじゃないが、それではあまりに説明不足。素人である記者がそう思いこむのは仕方ないが、それなら素人にもちゃんとわかるように説明しないといけないと思う。(専門性といったって、エンジニアである必要すらない程度の話なのだから、「こういう記事書く記者が素人である」こともまた問題だと思うのだが、それはまた

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  • 「Investigative Journalism」の行方 - michikaifu’s diary

    一昨日、JTPAのセミナーにて、ウォール・ストリート・ジャーナル記者ケイン岩谷ゆかりさんと対談させていただいた。いろいろと面白い話が出たのだが、特に印象に残った一点について、ちょっと述べておきたい。(ゆかりさんの経歴や対談アウトラインについては、リンク先を参照) ウォール・ストリート・ジャーナルは、ウェブ化当初から有料でやっており、それで「成功」している数少ない例。そんな中、2007年に同社を買収したルパート・マードックが、「いずれ紙の新聞はなくなる」として、ウェブ有料版で価値をあげるためにいろいろなことを試行錯誤している、というお話だった。その中で、記者も以前のように、ただ記事を書いていればいいだけでなく、自分でTwitterで発信したりブログを書いたりビデオの制作の携わったり、いろいろとやることが増えて大変、なのだそうだ。まだいろいろと手探りで、例えば記者にとっては常にデスクを通してか

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  • 「電波鎖国」関連記事まとめ - michikaifu’s diary

    先日、私の書いた、「次の携帯周波数割り当てで、日が世界と異なる電波を割り当てようとしているため、ますます日が孤立する」という話につき、いろいろ関連記事がある。今朝は孫さんが池田さんの記事をTwitterでRTされていたので、思い出した。自分の覚えも兼ねてまとめておく。 周波数政策を誤れば「棺桶の蓋に釘」となる - Tech Mom from Silicon Valley 私の前回エントリー 池田信夫 blog : テレビ局が次世代携帯を殺す 池田信夫氏のブログ ASCII.jp:「ガラパゴス化」する日の周波数割り当て (1/2)|池田信夫の「サイバーリバタリアン」 池田信夫氏のAscii記事 総務省の700/900MHz作業班,「このままでは日は孤立」とクアルコム | 日経 xTECH(クロステック) 日経IT Pro記事、クアルコムの主張 「ガラパゴス化の張人と言われ悔しい思い

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  • 痩せていくブログと深海魚 - Tech Mom from Silicon Valley

    先日、Twitterにて「はてなブログが最近使いづらいなぁ」とつぶやいたところ、いろいろな反応があって面白かった。 使いづらいという意味は、別にどこも悪くはなっていないのだが、よくもなっていない、ということだ。私はこのはてなのブログの他に、英語ブログ用にTypepadを使っている。過去に日アメリカのブログをいくつか試したり捨てたりして、最終的に現在の形に落ち着いたのが4年ほど前。両方とも有料アカウントである。 Typepadもしばらくあまり改良がなかったが、FacebookやTwitterとの連携がウェブ業界では標準になったこともあり、昨年おおきなバージョンアップがあって、種々の改良がほどこされ、とても使い易くなった。FacebookもTwitterも、Googleなどにしても、少しずつインターフェースに変更が加えられていて、それが時々問題になることもあるが、大きなトレンドとしては徐々

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  • デジタルがもたらした夢の時代の終焉 - michikaifu’s diary

    先週金曜日から土曜日にかけ、いろんな人にいろんなことをしゃべった。一貫したテーマできちんと整合性があるようにまとめる頭の体力が全くなかったので、そういうフォーマットは助かったのだが、少し体力が回復し、また梅田さんの講義録を読んで、あの渡辺千賀ちゃんとの「漫才」の中ではまとまった形でいえなかった最近の考えを記しておく気になった。最後の懇親会で数人の方には話した内容だ。 私が深く関わっている通信の分野では、80〜90年代というのはとても特殊な時代だった。光ファイバー、DWDM、携帯電話、デジタル携帯電話と、次々と画期的な技術が登場し、いずれもインフラ装置を導入すれば、数倍、100倍、1000倍といった単位で容量が増え、通話あたり・顧客あたりのコストは激減する。通信というのは航空会社と同じで、設備にかかる固定費が大きいので、そこにどれだけのお客さんを詰め込めるかが勝負の分かれ目。幹線光ファイバー

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  • 2010年代に、「世界をよりよくすること」はできるのか - michikaifu’s diary

    皆様、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく(=お手柔らかにww)お願いします。 考えてみれば、2010年代に突入したのだ。前回10の位が変わった2000年は、Y2Kとかいろいろ大騒ぎだったのに比べると、今回は静かなものだ。 正月の日経新聞に「ITの進化が人々の幸福をもたらす」みたいな特集があって、タイトルだけでなんだか無理してるなー、と疲れてしまって、とても読む気にならなかった。企業のイメージビデオでもよくそういうのがあるが、「ああ、確かにこれは私の問題を解決してくれる、ありがたい」と思えることはほとんどなかったからだ。しかし・・・ 1990年から2000年までの変化と、2000年から2010年までの変化を同じ10年で比べてみると、体感としては1990年代の変化のほうが凄かったと思う。なんせ、1990年には、ネットも携帯もまだ「ないに等しかった」のだ。一応両方とも、この世に

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  • オバマのいわゆる「Twitterおよびネット戦略」の今更解説 - michikaifu’s diary

    自民党Twitterを使おうという話に関連して、オバマがTwitterを使っている云々という話が世間で取りざたされているようなので、もう一年以上前の選挙直後に作った資料がネタで恐縮(アップデートまでしてる暇が今ないので・・・)だが、昨年の大統領選においてオバマが採用した「ネット戦略」についての私の分析をご紹介しておこうと思う。 資料を作りながら、実にオバマのネット戦略は見事に全体の整合性が取れている総合的なもので、彼の陣営にはすごい知恵者がいるものだ、と感心しきりだった。やっぱり、エリック・シュミットだったんだろうか・・・? まず、ネット・プレゼンスそのものだが、当然ながらTwitterだけでなく、Facebook、MySpace、Flickr、Digg、Eventful、LinkedInなど、凡そ一般人が考えつく限りのソーシャル・メディアに公式ページを作り、情報をアップデートしてファン

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  • イノベーターと職人 - michikaifu’s diary

    前回のエントリーでは、「事業開発の職人」の話だけを書いたけれど、実のところ、当にすごいイノベーションというのは、そのタネを思いつくすごいイノベーターがいないとできない。こちらのほうは、必ずしも訓練でできるようになるわけではなく、かなり天性のものだと思う。その違いを書いておいたほうがいいと思ったので、補足。 職人だけでももちろん技術やビジネスは進歩するけれど、それは「改良」であって、「不連続な変化」ではない。不連続な変化は、すごいイノベーターだけが起こせると思う。しかし、すごいイノベーターがいても、そうした「スパーク」が力を発揮するためには、エンジンの中に十分な燃料濃度が事前に必要であるし、またそれを連続的なエンジンの回転につなげるための仕組みが必要で、それはすなわち職人の仕事だ。両方いないと、当のイノベーションは起こらない。イノベーターがスパークできる機会は限られているから、それをうま

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  • 「頭のない騎馬男」と「事業開発の職人」と「優秀な人をたくさん働かせること」 - michikaifu’s diary

    怪談の季節は日では夏だが、アメリカでは10月終わりのハロウィーンなので、今はちょうど「怪談、おばけ話」のシーズンである。このシーズン向けの古典怪談として、「スリーピー・ホロウ」というのがある。ジョニー・デップ主演の映画にもなっていて、ジョニデ映画の中で私の好きなものの一つ。田舎のとある村に、夜な夜なマントを着た男が馬に乗って現れ、次々と村人を殺していくのだが、その男には「頭がない」というのである。ジョニデはその謎を解決するために出かける人の役なので、「頭のないジョニデでは意味ない」とのご心配は無用のこと。 さて、最近大手日企業の話を聞いていると、この「headless horseman(頭のない騎馬男)」がふと思い浮かんでしまうことがよくある。いや、バカだという意味ではない。会社の機能の中で「頭脳」というか、「前頭葉」にあたる、将来の企業戦略を考えたり、具体的に新事業をはじめたりする、

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  • FacebookとTwitterが勝ち組になると思う理由 - 不況と熟成期 - michikaifu’s diary

    アメリカのソーシャル・ネットワーク(SNS)はFriendstar→MySpace→Facebookと流行が移り変わってきた。そんな中で、Facebookは「最終目的地(Final Destination)」になるか、という記事が最近目に留まり、これに対する意見を英語ブログに書いた。「Final Destination」という映画と、ウェブ系サービスを表現するのに、「tool/enebler」などと区別して、そのサイトに人を集めるタイプのものを「destination」と言うのの両方をかけている。日語で言えば「勝ち組になるか」と言っていいだろう。 06年はYouTubeの年、07年はFacebookの年、08はTwitterの年だったわけだが、今年は未だに「何の年」と言えるほどの大型ベンチャーがないねぇ、ということを別の記事に書いて、ある方にTwitterでつぶやき返していただいたりした

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  • 「おサイフケータイ」が世界に広がらなかった理由 - michikaifu’s diary

    こんな記事を読んだり、日から来た友人たちと議論した中で感じたこと。 日で電子マネーの普及が進んだ理由 - Innovation Design 同じインドで生まれたのに、ヒンズー教はインドの外には広がらなかったのに対し、仏教は世界三大宗教のひとつとなったのはなぜか。ユダヤ教とキリスト教の違い、といってもよい。それは、ヒンズー教やユダヤ教が、当該民族の特性や置かれた環境に深く依存していたのに対し、仏教やキリスト教は、そうした「コンテクスト」から離れた、より広い人類全体に適用できる、普遍的要素が大きかったからだと思う。 同じように、iPhone教(もしくはアップル教)なら世界に広がるのに、おサイフケータイ教が広がらないのは、日市場という「コンテクスト」に依存する部分が大きすぎるからだと思うのだ。 「電子マネー」およびその前触れである「非接触型カード」の「コンテクスト」については、上のエント

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  • 「バカと暇人」に見る「イノベーションのジレンマ」 - michikaifu’s diary

    休暇中のため、普段は自分に禁じている「手当たり次第に読書」を解禁中。「イノベーションのジレンマ」は、すでに有名なだがまだ読んでおらず、この機会にと思って読んだのだが、身近に「全くこのとおり」と思う事例が多く、また「ニッポン国経済そのものがイノベーションのジレンマだなー」という感もあり、非常に興味深い。(なお、この話はまた別の機会に。) イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press) 作者: クレイトン・クリステンセン,玉田俊平太,伊豆原弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2011/12/20メディア: 単行購入: 59人 クリック: 811回この商品を含むブログ (397件) を見る 「ウェブはバカと暇人のもの」は、友人のブログに紹介されていたので読んでみた。著者には失礼かもしれないが、「わはは、そりゃそうだろうな」とかなり笑いな

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  • 日本型Android、「逆ホンダ戦略」? - michikaifu’s diary

    先々週、AMNのイベントに初めて参加させていただいた。ドコモから発売されたHTCのAndroid端末HT-03Aの発表イベントだったのだが、現在休暇中でネット接続環境すらないことが多く・・・記事を書くのがすっかり遅れてしまった。プロダクト情報詳細については、他の皆様のブログにてすでに読まれていることと思うので省略。私の感想部分だけを記しておく。 すでにアメリカでもちょっと見せてもらっていたハードウェアは、初代HTC Android端末であるG1と比べて薄型でずっと洗練されている。iPhone風の大きな画面のタッチスクリーンでも使え、またBlackberry Pearlを使い慣れている私には、Pearlと同じトラックボールのほうが使いやすかった。手にもったしっくり感や片手操作の使い勝手は、日風携帯とアメリカ風スマートフォンのちょうど中間の感覚。初代はかなりGoogleのAndy Rubin

    日本型Android、「逆ホンダ戦略」? - michikaifu’s diary