ドコモが展示している体温ハートは、圧力、脈拍センサーと発熱体を内蔵した専用デバイスで、お互いの心理状態を“感覚”で共有できるのが大きな特徴。説明員によると、言葉を伝えずに相手を感じられるという、これまでにない形のコミュニケーションを目指したという。 ハート型のボディ先端部には、感圧センサースイッチがある。底面の小さい穴は脈拍センサーとなっており、裏面には発熱体と充電用のMini USB端子を備えている。表面の脈拍センサー下にLEDがある。 鼓動を伝える心のイメージと握りやすさから形状がハート型になっている。開発はNTTドコモ 研究開発センター(写真=左)。体温ハートの概要。「離れた場所にいる家族に利用者の存在を感じてもらう」といった利用シーンを想定している(写真=右) 送り手側のバイタル情報と体温ハートを握る力を、発光・振動(鼓動)・温度で再現して相手に送り、利用者の心理状態を感じられる(
CEATEC JAPAN 2010でKDDIは、テレビ画面にケータイカメラをかざすことで商品の詳細などが表示されるサービス「“smARt”テレビ視聴」を参考出展している。画像認識技術でテレビ画面の特徴的要素を検知し、番組に関連した情報や商品サイトを表示するというものだ。 デモンストレーションでは、音楽番組やバラエティー番組でテロップとともに現れる画像をきっかけに、情報が表示されるようになっていた。例えば、音楽番組の放送中に端末をかざすと、端末カメラのライブビューに「○○を試聴してみる!」という吹き出しが浮かび上がる。吹き出しをタップするとLISMOに遷移し、アーティストの楽曲が試聴でき、そのまま購入もできるようになっていた。番組の画面とARコンテンツをあらかじめひも付ける必要があるため、実際にこうしたサービスを行う際には、放送局と事前に協力する必要があるという。 ユーザーのプロファイルに応
NTTドコモは、ケータイを置くだけで充電できる「ワイヤレス充電ケータイ」を同社のブースで展示していた。今回の技術を披露するのは初めて。 ワイヤレス充電では、専用のバッテリーを装着したケータイを充電台に置くと、自動で充電が始まる。バッテリーと充電台が備える送電コイルを磁力で合わせる「磁気結合」によって電流を起こし、充電が可能になる。伝送効率は約80%。ケータイを置くと、バッテリーと充電台のコイルが磁力で引かれ合うので、充電台(約120×120ミリ)のどの場所にケータイを置いてもよい。説明員は「充電用の接点を備えていない機種が多いスマートフォンで特に便利に使えるのでは」と話していた。 充電台にケータイを置くだけで充電される(写真=左、中)。コイルの周りには発光ダイオードが付けられており、端末(バッテリー)を置くと、バッテリーと台の表面に青い光が点灯する(写真=右) このバッテリーと充電台は、ワ
米インテルが代表を務めるコンティニュア・ヘルス・アライアンスの設計ガイドラインに準拠したコンティニュア対応機器がCEATEC JAPAN 2010に一堂に介した。コンティニュアとは、他メーカー間の健康管理機器の相互運用を図るための通信規格だ。体重計や血圧計のデータをコンティニュア対応の携帯電話やパソコンにワイヤレスで送信し管理できる。 GEヘルスケア・ジャパン、エー・アンド・デイ、オムロン、タニタパナソニックなど40社以上が対応機器を展示している。 コンティニュア・ヘルス・アライアンスには、全世界で230社以上が参加している。CEATEC JAPAN 2010には40社以上が対応機器を展示していた(画像クリックで拡大)
千葉県の幕張メッセで2010年10月5日から10月9日まで開催された「CEATEC JAPAN 2010」(画像クリックで拡大) 「CEATEC JAPAN 2010」が閉幕した。 開幕前、関係者の最大の心配は天候だった。昨年のCEATECでは、期間中に台風が直撃し、会期中半日間が閉鎖され、目標数を大きく下回る来場者15万人にとどまった苦い経験がある。それだけに、今年は連日の順調な天候に胸を撫で下ろした。 だが、その一方で尖閣諸島問題の影響なのか、中国情報産業省による講演中止の問題もあり、事務局は開催前までドタバタ。それでも、中国企業の出展、中国報道機関5社による中国メディアパネルアワードなど大きな問題にはならなかった。 来場した読者ならばわかるだろうが、会場は昨年以上に3D一色だ。 なかでも最大の人気は、東芝が参考展示した裸眼視聴できる「グラスレス3Dテレビ」だ。一時は4時間待ちという状
Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど ヤフー!ジャパンのOne Dayセッションの1つ、「モバイルデバイスの現状と未来」というタイトルで開かれたパネルディスカッションのモデレーターを担当しました。古川享さん、林信行さん、村上臣さんをパネラーに、時間を5分ほど超過しましたが、とても刺激的でした。Ustreamで放送され、アーカイブが残っていますので、ぜひご覧いただければ、と。のちほど記事にもなるかと思います。 この録画の2時間15分あたりから、パネルの前段となる、ヤフー!の村上臣さんによるスマートフォンと電子書籍への取り組みプレゼンテーションがあります。ここにでてきた見解、数字などのデータはとても有用なので、スマートフォン、電子書籍の関係者は必見です。続いてポネルディスカッションのアーカイブはこちらから。 追記:ITmedi
ブーーーンっと音を立て、ラジコンヘリが飛んだ。iPhoneで操作する「AR.Drone」だ。「CEATEC 2010」で10月5日に行われたパネルディスカッション「進化するモバイルデバイスの現状と未来」の冒頭の一幕。「まずは“未来”を」と、AR.Droneが紹介された。 セッションは、ITジャーナリスト林信行さん、元米Microsoft(MS)副社長の古川享 慶応義塾大学教授、ヤフーの村上臣EveryWhere開発部長と、ガジェット好きの面々が出席。iPhoneやAndroid端末から、ウォークマン、懐かしのデジタルカメラ「QV-10」まで、それぞれが歴代のお気に入りを振り返り、未来のデバイスについて展望を語った。モデレーターは、アイティメディアの松尾公也アグリゲーションメディア編集長が務めた。 ビル・ゲイツも絶賛した「QV-10」 われわれはどんなデバイスで育ったのか――林さんが「世の中
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
CEATECでパナソニックが楽天、Yahoo!と協力してのECテレビ、あるいはオークションテレビとでもいうものの発表を行っている。いわゆるところのTコマースと呼ばれるところである。 テレビで双方向サービスを、通販みたいなことをという試みは今に始まったことではなく、データ放送やアクトビラ周辺、NTTのフレッツ関連サービスなど幾つかの試みがされている。ネットバブルの頃を思い返すと、いろいろと思い出されるテーマである。 という、古くて新しいテーマであるが、黙々と検討が続けられているというのが今回のCEATECでも再確認されたところとなる。 サービス設計や普及のキーファクターはどこになるだろう、などとの個別テーマを思案するのも面白いところであるが、余談的なところが引っかかり先ほどから頭でああでもないこうでもないと複数シナリオが走っている状況にある。 大手メーカーと、大手ネットサービスの上位同士の提
GALAXY、IS03、GALAPAGOS、Zio――CEATEC会場で見られる新端末、参考出展端末:CEATEC JAPAN 2010(1/2 ページ) アジア最大級の家電・IT展示会「CEATEC JAPAN 2010」の会場では、発表されたばかりの新端末や参考出展されている端末が多数見られる。薄型TVやBDレコーダーなどの黒モノ家電を差し置いて、タブレット型端末やスマートフォン、ケータイが非常に多く、話題をさらっているブースも多い。 こうした注目の新端末や海外向け端末、参考出展されている未発表端末などをまとめて見てみよう。CEATECは9日まで開催されており、9日は誰でも入場無料になるので、気になった製品があればぜひ会場に足を運んでみてほしい。 ドコモブースに「GALAXY S」「GALAXY Tab」 NTTドコモのブースには、10月5日に発表されたSamsung電子製のAndro
図1 「Wireless Power Consortium(WPC)」規格の準拠した携帯電話機 WPC規格に準拠したことを示す「Qi」のロゴが付いている。充電台の寸法は、12cm×12cmで、2台の携帯電話機を充電することも可能。1台目の携帯電話機の充電が完了すると、2台目の携帯電話機の位置に送電側コイルが移動する。 「予想以上の反響だ。製品化時期や価格、採用技術など、今日一日、ひっきりなしにさまざまな質問を頂いた」(NTTドコモの製品担当者)。 NTTドコモが、エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2010」(2010年10月5日~9日に幕張メッセで開催)で初披露した、ワイヤレス給電技術採用の携帯電話機の反響は大きかったようだ。 同社が展示したのは、ワイヤレス給電技術の業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)」の標準規格に準拠した試作機で
これぞ電脳メガネ――ドコモが市販メガネに装着できるHMD「AR Walker」を披露:CEATEC JAPAN 2010 10月5日に開幕したCEATEC JAPAN 2010でNTTドコモは、“メガネ型AR(拡張現実)”を実現するシースルー型の小型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を参考出展した。名前は「AR Walker」。HMDの開発はオリンパスが手掛けており、ドコモのスマートフォンと連携してコンテンツを表示する。市販のメガネに装着できるほか、視界をさえぎらない構造を採用し、シースルー(半透明)の映像投影を実現。将来的には行動支援型のARサービスに役立てたいという。 現実空間に電子情報を重ねて表示するAR技術は、モバイルサービスの世界で近年注目が高まっており、「セカイカメラ」などさまざまなアプリが登場している。こうしたモバイルARの多くは、モバイル端末のカメラ映像にARコンテンツを
CEATEC特別編:CEATECに行ったら、ここを見よう! ~ CELL REGZAインタビューと注目ブースを紹介 ~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20091007_320106.html CEATEC JAPAN 2009【DLNA編その2】 パケットビデオはiPhoneやAndoridをDLNAリモコンに Windows 7の[Play to]機能も訴求 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091007_320201.html 台風18号接近で、8日のCEATECコンファレンスが中止 -展示開場の時間短縮の可能性も。9日/10日の来場を推奨 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091007_320171.html CEATEC
日本最大級のデジタル家電展示会「CEATEC JAPAN 2009」が千葉県幕張メッセで10月10日まで開催中だ。ここでは、会場の様子をまとめて紹介する。なお、10月10日は入場無料となっている。 CEATEC JAPAN 2009が開幕、目玉は3Dテレビとエコ 10月6日、千葉県美浜区の幕張メッセでデジタル家電関連の展示会「CEATEC JAPAN 2009」が開幕した。今回の目玉は3Dテレビとエコ関連技術だ。 2009/10/06 16:14 パナソニック、大坪社長が捉える「変化の波」と今後の施策 IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2009」の基調講演に、パナソニック代表取締役社長の大坪文雄氏が登場した。環境問題やネットワーク社会の進化といった「変化の波」に対し、パナソニックがどう取り組んでいくかについて話した。 2009/10/09 20:58 フォトレポート
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く