はやぶさプロジェクトサイトで,はやぶさ近況報告とともに,「はやぶさ2」の実現のために,来期概算要求での「はやぶさ2」予算計上を強く訴えている。「はやぶさ2」ミッションは,C型の小惑星を「はやぶさ」とほぼ同一の構成で探査する,はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎氏が提案している計画である。 これまで米国で「はやぶさ」がとても高く評価されているのは,ご存知のとおり。NASAでは,JAXAの「はやぶさ2」計画とほぼ同じOSIRIS(The Origins Spectral Interpretation, Resource Identification and Security)ミッションの検討開始に着手している(2006/10/30のNASA発表)。OSIRIS予算は「はやぶさ2」計画の4倍である。そして,OSIRISの目的として,NASAは「世界初の小惑星サンプルリターン」を公然と掲げ