はじめに PlayFramework のバージョン 2.4 以降(以下 PlayFramework)には DI コンテナとして Guice が採用されています。 また、PlayFramework は Scala で書かれたフレームワークで内部的には Akka を利用しています。そのため、PlayFramework のアプリケーションからは Akka Actor を比較的簡単に使用でき、弊社のプロジェクトでもよく利用されています。 Guice による制御の反転を実践している PlayFramework のプロジェクトで Akka Actor を使用する際には、 Guice による Actor の生成 を行うのが良いでしょう。 というわけで、今回は Guice で Akka Actor の生成と Inject を行う方法についてご紹介します。 目次 Actorの準備 ActorのDI 注意すべ