日曜日や祝日に働く親のために「休日保育」を実施している仙台市の6カ所の民間保育所は27日、2010年度も事業を継続する方針を決めた。経費がかさんで継続が危ぶまれたが、市の補助金アップで実施のめどが立った。今後はPRを強化して利用者増を図る。 休日保育は08年度、延べ2405人が利用し、09年度の利用者はこれを上回る見込みだ。人件費が掛かって赤字となり、市私立保育園(所)協議会は09年6月、事業からの撤退を市に通告した。 保育所関係者によると、市の要綱改正で年間一律150万円だった補助金が、150万〜318万円と利用実績に応じた額に変わった。09年度の運営から適用され、10年度の一般会計当初予算案に計上される見通し。保育所によっては最大で80万円の増額を見込める。 11年度以降も休日保育を実施するかどうかは、10年度の利用実績を見て決める。 協議会の高野幸子会長は「事業がなくなると保