今の子供たちはサンタクロースを信じているのだろうか。昔の子供代表として僕の話をすると、たしか小学校低学年くらいまでは信じていたような気がする。しかしその当時もトナカイさんの引くそりに乗ってやって来る、という説には懐疑的だった。サンタさんはいるにはいるが、そういう職業の人たちが手分けをしてクリスマスの夜にプレゼントを配っているのでは、と思っていたのだ。今思えば考えすぎだ。 この情報の氾濫する現代、はたして子供たちはサンタさんを信じているのだろうか。今回たまたま知り合いのサンタが人手不足だというので代役を務めることになった(※)。現代っ子の反応を見てみようと思う。 ※夢を壊さないよう、一部言い回しにフィクションを取り入れております。 (安藤 昌教) 会場は保育園です 今回の舞台は保育園のクリスマス会だ。毎年やってくるはずのサンタさんが今年は忙しくて都合がつかなかったらしい。そこで僕にその役がま