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ブックマーク / www.news-postseven.com (5)

  • プロ棋士に勝ったコンピュータ 指すたびに感嘆の声が漏れた

    日進月歩のコンピュータ技術がヒトの計算能力を上回ったのは、はるか昔。それでも思考力や判断力が試される将棋の世界においては、これまで人智がコンピュータを上回ってきた。しかし今、その立場が逆転するかもしれない局面が訪れている。 現役プロ棋士4人と5つのコンピュータソフトが対戦する団体戦「第二回電王戦」(3月23日~4月20日)が空前の盛り上がりを見せている。元『将棋世界』編集長で作家の大崎善生氏が、将棋界の“新風”を描き出す。 * * * 人間対コンピュータの5番勝負で行われる第二回電王戦は、第一局は人間が勝ち、続く第二局にコンピュータがついに現役の男性棋士を破るという歴史的な勝利を収め、一勝一敗でこの第三局へと引き継がれた。 船江恒平五段が初手7六歩を指しツツカナがそれに答えて3四歩と指したところで取材陣は対局室を退出し、部屋の中はあっという間に静まり返った。人間とコンピュータが指す手順は、

    プロ棋士に勝ったコンピュータ 指すたびに感嘆の声が漏れた
  • 株主優待だけで生活する元プロ棋士 家賃以外の費用は不要

    「アベノミクス」への期待感から株価は上昇し、“株主優待付き株”の投資にも注目が集まっている。そんななか、事、趣味など生活のすべてを株主優待だけで賄っている人がいる。元プロ将棋棋士の桐谷広人さん(63才)。 最近、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)などのバラエティー番組でも“株主優待だけで生活する男”として取り上げられ、話題を集めている。約1億円という個人資産のほぼ全額を株式に投資、購入銘柄の多くが優待付き株だという。そのお陰で、普段の生活に余分な現金は必要ないとか。その優待ライフとは? 「朝は、優待でもらったクオカードを使って近くのコンビニで買うか、事券を使ってコーヒーショップでべます。昼は、最近は居酒屋のランチ事券でべることが多いですね。また、夕はやはり事券を使うことが多いんですが、お米やおかず、調味料などが優待でたくさん送られて来るので、自炊することもあります」(

    株主優待だけで生活する元プロ棋士 家賃以外の費用は不要
  • SM小説の大家・団鬼六氏 実際は不器用で緊縛できなかった

    【著者に訊け】大崎善生氏・著/『赦す人』/新潮社/1995円 『花と蛇』をはじめとするSM文学の第一人者にして、『真剣師 小池重明』など将棋関係の著作も多かった作家・団鬼六(2011年5月6日没・享年79)。『将棋世界』の編集長時代から親交があり、このほど格評伝『赦す人』を上梓した大崎善生氏(55)は、「ノンフィクションの取材対象としては、最悪でした」と、苦笑いする。 「例えば団さんの後期代表作の一つ『不貞の季節』は三枝子・前夫人との離婚の顛末を〈虚実の入り混じった一枚のタペストリー〉に織り上げた傑作で、当の話も“作り話”も全部同じ筆圧で書ける団さんを僕は作家として凄いと思う。 ただ事実関係を確かめようにも訊く度に話が変わるというか、要は〈この方がおもろいやろう〉と言って、事実より何よりも、面白いかどうかを優先しちゃうんです。そのサービス精神って評伝を書く側からすると、最高に最悪でしょ

    SM小説の大家・団鬼六氏 実際は不器用で緊縛できなかった
    hokaze153
    hokaze153 2013/01/09
  • 谷川浩司が羽生七冠達成時述懐「この人は違う。自分は自分」

    将棋界には“死闘”と呼ぶに相応しい伝説の名勝負が数多く存在する。谷川浩司王将対羽生善治6冠(いずれも当時)との間で争われた第44期王将戦(1995年)もその1つ。ルポライターの高山武将氏が、当時の模様を綴る。 * * * 青森県奥入瀬はまだ深い雪に覆われていた。1995年3月24日。十和田湖畔のホテルは、異様な熱気が充満していた。第44期王将戦七番勝負の最終局2日目。王将は谷川浩司。挑戦者は史上初の7冠制覇を目指す羽生善治。報道陣は150人を超え、大盤解説場は300人のファンで埋め尽くされた。 戦形は第2局から続く王道の矢倉。両者一歩も譲らず76手で千日手に。先後が入れ替った指し直し局も、40手目まで同一手順という異例の進行。お互いが相手の手を最善と認め合う最高峰の戦いが続く。先に手を変え未知の局面に持ち込んだ谷川は、難解な応酬が続く大激戦を111手で制する。最終手を指すとき「気持ちを落ち

    谷川浩司が羽生七冠達成時述懐「この人は違う。自分は自分」
  • ここ20年将棋界を牽引している40代 羽生世代が未だ君臨

    この20年もの間、棋界をけん引し続けているのは、驚異的な実績を誇る羽生善治を頂点とする「羽生世代」の棋士たちだ。王位・王座・棋聖が羽生、名人が森内俊之、王将が佐藤康光、棋王が郷田真隆と、現在も7大タイトルのうち6つを「羽生世代」が占め、14歳下の渡辺明竜王が奮闘している以外、若手棋士は彼らの牙城を崩せないでいる。 羽生、森内、佐藤。「羽生世代」の中核をなす3人が10代の頃、切磋琢磨していた研究会が通称「島研」。その後の研究会ブームの先駆となった伝説的な研究会だ。原点を知る主宰者、島朗九段に「羽生世代」の強さの理由を、ルポライターの高川武将氏が聞いた。 * * * まだ奨励会にいた森内さんと佐藤さんを誘って研究会を始めたのが1986年の夏でした。当時、二人は16、17歳。私は23歳で六段でしたが元々一番志向がなく、満足しているところがあって(笑)。このままでは生き残れない、強くなるには優れた

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