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ブックマーク / xtech.nikkei.com (3)

  • 「人間から学び、人間を支援する人工知能を」~金子知適氏・「GPS将棋」開発メンバー

    コンピュータ将棋ソフト「GPS将棋」は2013年4月、5つの将棋ソフトと5人の現役プロ棋士が対戦した「電王戦」の第2回大会最終戦で、三浦弘行八段を破った。この勝利で将棋ソフト側は対戦成績を3勝1敗1引き分けとし、団体戦の勝利を決めた。 GPSは「ゲームプログラミングセミナー」の略。同セミナーは東京大学大学院総合文化研究科の教員と学生が開催しており、このメンバーたちがGPS将棋を開発した。GPS将棋は他の4つのソフトと同様に、22回世界コンピュータ将棋選手権(2012年開催)で好成績を収め、電王戦に出場することになった。 GPS将棋を中心になって開発した、金子知適東京大学総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系准教授は、思考ゲームを題材とした人工知能の応用に力を入れる研究者だ。 金子氏は勝因を「先の展開を読む探索能力や局面の形勢判断をする評価関数、そして多くのコンピュータをつなげて計算力

    「人間から学び、人間を支援する人工知能を」~金子知適氏・「GPS将棋」開発メンバー
  • 「コンピュータの視点は純粋。ただし判断が完璧というわけでもない」~渡辺明氏・将棋棋士 竜王・棋王・王将

    2013年3~4月にかけて開かれた、プロ棋士5人と5種類のコンピュータ将棋ソフトによる団体戦「第2回電王戦」(ドワンゴ主催)はプロ側から見て1勝3敗1分けという結果に終わったが、大いに話題となった。 そうした中、第2回電王戦を観戦した第一人者の渡辺明竜王・棋王・王将は「コンピュータの視点は純粋ですね」と記者に語った。 渡辺氏は将棋ソフトの指し手を冷静に分析していた。特に第5戦に登場した「GPS将棋」の序盤の指し手に感銘を受けたと話す。矢倉と呼ばれる伝統的な戦型のある局面で、約30年間変わらなかった評価を覆す手をソフトが指したからだ。 「純粋な視点」とは人間のような先入観に邪魔されていないという意味である。将棋ソフトはハードウエアの演算能力を生かし、人間が読まずに切り捨てていた選択肢も含めて展開を読む。GPS将棋が人間が気が付かなかった手を指せたのはそのためだ。 これに対し、人間は過去の経験

    「コンピュータの視点は純粋。ただし判断が完璧というわけでもない」~渡辺明氏・将棋棋士 竜王・棋王・王将
  • [第1回]人を超えた判断力・知性が身近に

    2011年7月。米カリフォルニア州サンタクルーズ市で不思議な現象が起こった。犯罪が発生する前に、犯罪現場に警察官が現れるようになったのである。 2010年10月。コンピュータ将棋「あから」が女流王将のプロ棋士に勝利した。あからで使っているプログラムは、将棋初心者の化学者が開発したものだ。 同月。運転手が存在せず、周囲の状況を判断して自分で走る「自動運転自動車」が、米カリフォルニア州の公道を22万キロメートル無事故で走った。開発したのは自動車メーカーではなく、米グーグルである─。 一見、何の関係もない三つの現象。だが、いずれもこれまでは想像もできなかったこと、従来は不可能だと思われていたことが現実になった点で共通している。 これらの「奇跡」の共通点はもう一つある。いずれも「ビッグデータ」を活用していることだ(図1)。ビッグデータとは、ペタバイト級の大量データを指す。

    [第1回]人を超えた判断力・知性が身近に
    hokaze153
    hokaze153 2012/05/28
    ボナンザはビッグデータ技術らしい。
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