神奈川県・川崎市の中学1年生、上村遼太君(13)は地元の不良グループになぶり殺しにされたが、周囲は異変に気づいていたのになぜ助けられなかったのか。 同級生らによると、上村君は昨年11月(2014年)ごろから年上の高校生グループと付き合いだしたらしい。12月には顔のあざを作っていた。今年に入ると学校を欠席するようになり、上村君の自宅付近にバイクがたむろし始めた。事件6日前には「やばいかもしれない。殺されるかもしれない」と友人にメッセージを送信している。 4日前には、顔や足、おなかなど全身があざだらけになっているのを目撃されている。この男子生徒は「ぶつけたあざだと言っていました。(ほかの学校の生徒たちに)連れ回されて、殴られていると聞きました。場所は大師公園」「顔全部がはれていた。前を素通りされたとき、8人がいっしょにいた」という。 高校生グループと一緒にいるところを川崎駅前でよく見かけられて