2007年9月、たまたま東京ヴェルディ1969の練習取材に行った。 2006年にJ2降格してしまった名門を救うべく、火中の栗を拾ったのはクラブOBのラモス瑠偉監督だった。ところがラモス体制の2年目は序盤戦で大きく躓いていてしまう。 7節から13節まで7連敗で、昇格を期待されていたチームは13チーム中9位と沈んでしまった。監督解任かと騒がれたが、クラブは現体制を維持。するとチームは息を吹き返す。 14節、昇格を争う京都パープルサンガとの直接対決で4-1と大勝を収めると、その後は36試合で4敗したのみ。そして最終節でついにJ1への自動昇格を勝ち取った。 取材に訪れた9月15日はアビスパ福岡戦の前日。だがまだ4位で昇格圏外のチームに来る記者は少なく、ラモス監督が引き上げてきたときには他の記者の姿はもう消えていた。監督はいつものように、にこやかに歩み寄ってきて、前節の問題点や福岡対策についてストレ
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