「山ガール」が流行語となって久しく、女性の登山人口は増加の一途をたどる中、「山女」たちが抱える現実の問題やさまざまな思いを描き、今の時代と女性の心を奥深くとらえた、湊かなえ氏の小説『山女日記』をドラマ化。 主演の工藤も“山女”の一人。同局のBS1『実践!にっぽん百名山』(毎週土曜 後5:00)のメインMCとして、多くの山の魅力を紹介。実際に難易度が高い峰にも挑戦し、山の持つ魔力や魅力を知る。「山を登る等身大の女たちの自立」をテーマにした今回のドラマづくりにも彼女の経験が大いに役立つに違いない。 物語は、アラフォーにして新米登山ガイドの立花柚月(工藤)が、初めての単独ツアーガイドに臨むところから始まる。目指すは日本百名山の「妙高山・火打山」。参加者はデパート勤務の由美(上原多香子)と律子(馬渕英里何)、介護施設職員の美津子(南野陽子)ら4人。それぞれの事情を抱えて登る初心者の彼女たちと向き合