合流する側もされる側にもメリットがある 高速道路の合流箇所は、サグ部に次いで渋滞が発生しやすいところ。合流箇所で渋滞が発生する理由は、走行車線の後続車が合流車にあわせて速度を落とし、走行車線の流れが滞るため。要するに、合流車の速度が遅いのが、大きな原因になっている。 【イラッ!】高速で左車線がガラガラなのに右車線を走り続けるクルマの対処法 こうした渋滞の発生を防ぐには、合流車の車速を、本線を走っているクルマと同等以上まで高めることが非常に重要。そう言う意味で、長い合流車線は非常に有効。土木学会などでも、合流車線の延長についてはいろいろな調査研究がおこなわれていて、東名高速上りの海老名SAからの合流車線をはじめ、合流車線が延長され、渋滞緩和に役立っている例は多い。 あとはその使い方で、せっかく長めの合流車線が用意されているところなら、その長さを十分使って、本線を走行しているクルマを減速させず