「朝は4本足、昼は2本足、夕は3本足で歩く生き物とは?」という有名ななぞなぞがある。答えは人間だ。 赤ん坊のときは四つん這いで4本足、大きくなって二足歩行で2本足、老齢期には杖をつくから3本足ということらしい。 しかし人間は1日でそんなに成長しないので、この答えはウソである。ウソだけれども、実際に朝はハイハイをして夕方に杖をつく生き物になって過ごしてみるのは楽しそうだ。やってみよう。
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:食べられるのはこの時期だけ!生ライチは冷凍ものとはぜんぜん違う > 個人サイト むかない安藤 Twitter 猫草とは 園芸屋さんや花屋さんなんかで「猫草」と呼ばれる植物が売られているのを見たことないだろうか。 こういうやつです 猫草はその名の通り猫が食べる草である。 調べてみると、原料は燕麦、大麦、エノコログサなど、らしい。 猫が食べるといっても彼らは肉食なので、食べて猫草から栄養を補充しているわけではなく、嗜好品としてか、食べることで胃を刺激して飲み込んだ毛を吐く、みたいな理由で食べているらしい。 我が家の猫も猫草が好きでよく食べている。 水を入れると猫草が生えてくるキットも売られています 水をあげて5日くらいでこのくらい生えてくる
空と地上の境界を縁取る、高層ビルのスカイライン。 その輪郭線の美しさやダイナミックさにほれぼれすると「人間もなかなか頑張っとるな」などと、上位存在みたいな気持ちになってしまう。 東京では、さまざまな町で、そこかしこに高層ビルがずんずん建築されており、スカイラインの形も日々変わってきている。 高層ビルは都心だけではなく、郊外の町でも、超高層といわれるビルやタワーマンションがいくつも建築されているところがある。 なかでも、所沢の高層ビルのスカイラインが、なかなかおもしろいことになっているらしい。 所沢の高層ビルは、のきなみとんがっている 先日、デイリーポータルZ編集部の林さんが、所沢の高層ビルの先っちょが、軒並みとんがっているということを教えてくれた。 なんで所沢のマンションって先っちょとんがってるんだろう。 pic.twitter.com/akQUpNxUAX — 林 雄司 (@yagino
最近、一度寝ると起きられない。 正確に言うと最近じゃなくても別に起きられないのだが、今年に入ってからこんなに寝ていて大丈夫なのかというぐらい寝てしまう。 「夜寝るのが遅い」「リモートワークで通勤時間がない(という甘え)」などいろんな理由があるが、いろいろ考えた結果、一番の理由は「ふとんの居心地がよすぎるから」という結論に落ち着いた。 ふとんが最悪の場所になれば、もっとサクッと起きられるはずなのだ。ふとんの居心地を悪くするため、ふとんに罵倒してもらうことにした。 寝すぎてしまうという最近の最大の悩みを解決するため、ふとんに罵倒してもらうことにした。 図解するとこんな感じだが、図解するほどのことでもなかった。 罵倒の音声は、知人にお願いして録ってもらった。 実際に聞くまで内容はわからないので、起きるまでのお楽しみである。 快く引き受けてくれた知人から「罵倒」という不穏なフォルダが送られてきた。
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:東千歳バーベキューで世界一うまい野菜炒め > 個人サイト つるんとしている 思いがけずそうなってしまったものへの愛 階段の途中にある扉というのは、つまりこういうことです 雑居ビルの隙間にある古い階段。そして壁面には唐突に出入り口。これがたまらなく好きなのだ。 この景色がぐっとくるのはなぜだろう。何かこう、意図せずそうなっちゃった、そうせざるを得なかったという感が、愛おしいのではないかと思う。 当たり前だけど本来なら出入り口は、不安定な階段ではなく、平地に作りたかったはず。そのほうが便利だし安全だもんな。いたしかたない理由があって、階段沿いにダイレクトに出入り口を作るしかなかったわけで、設計者の仕方ないなあという声が聞こえてきそうだ。 こちゃこちゃと細か
切ったり水にさらしたりしなくていい! イモは濃い味にあいます。 ソース焼きそばも例外ではなく、相性がいい。 ただ、サッと作ってしまいたいお昼に用意するには、イモは切ったり水にさらしたり、場合によっては事前にチンして柔らかくしたり水気を取ったりと、少し手間がかかるものです。 それを全部解決してくれるのが、冷凍のフライドポテトです。 ポテトは細いのでも太いのでもいいと思います! 揚げ焼きしてそのまま作るだけ 作り方はかんたんです。最初にポテトを揚げ焼きにして、その後ふつうに焼きそばをつくるだけ。各ご家庭の流儀にあわせてつくってください。 ポテトがカリッとしてきたら 具をあわせまして(油が多い場合は拭き取ってもいいですね)、 麺を投入、わんぱくメニューなので2玉いっときました。ここでちょっと焦げ目をつけるとおいしい気がします 味が濃いソースをからめて 完成です! ソース味のポテトがうまい これま
こんなに好きなのに!毎週買っているのに!毎回楽しみに食べているのに…!それでも販売終了はいつも突然にやってきます。避けられない運命なのです。 ライター&編集部のメンバーに「忘れられない販売終了品」をききました。 【投稿募集】 好評により投稿コーナーになります!あなたの忘れられない販売終了品を教えてください→こちらのフォームから
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー) 前の記事:針を落とせば円周率(デジタルリマスター) > 個人サイト Twitter 味は問題なし! カレー餅 スーパーに行って手軽に食べられる餅のパートナーを探してきた。最初はカレーライスならぬカレー餅だ。 餅にボンカレーをかけるという簡単レシピ 切り餅1個にボンカレー一袋は多い ここにいます 餅とカレーの相性はいいのだが、餅が口に残る時間と、カレーの味が消える早さがあってない。 二口目は多めのカレーに対して餅を小さくかじってみた。これならいける。 あと、よく混ぜるとカレーが若干餅のネットリした感じになるのが楽しい。最終的にはカレーライスを食べた気持ちになる。意外とイケる
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:くっついたガムをとるには(デジタルリマスター)
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:白Tシャツの着心地にこだわり続けた結果、たどりついた答えが「無印」 > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 壺を手に入れた 自宅に壺がある人はどのくらいいるのだろうか。現代では壺がなくても、その代わりとなるものが多々あり、壺が自宅になくても問題なく生活ができる。もちろん花瓶としての壺がある人はいると思うけれど。 バーミヤンに来ました! 私も長らく壺のない生活を送っていた。壺がないことで生活に問題が起きることはなかった。だって私の家には冷蔵庫すらないのだ。壺がないくらいではもはや問題は起きないのだ。壺を欲しいと思ったこともなかった。 紹興酒を頼もうと思います! おお!!! バーミヤンに行って、紹興酒を頼もうとした
神奈川県、鎌倉。鎌倉幕府が開かれた古都として有名なこの地には、ちょっと変わった遺跡がある。その名も、和賀江島(わかえじま)。 和賀江島は鎌倉時代の1232年に作られた港の遺跡。現存する築港遺跡としては日本最古のものとしてとても貴重。しかしながら、長年波風にさらされてきたことで崩壊が進み、現在はたいていが水没していて大潮の干潮時にしか全体の姿を見ることはできないそうだ。 その事を聞いた私は、大潮の日に鎌倉へと向かった。いついつしか見られないとか、そういう限定モノに弱いのだ。私は。 ※2008年5月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。
カップラーメン、カップうどん、カップ焼きそばなど、世の中には多種多様なカップ麺類がある。 ふと思った。たとえば、カップラーメンのスープと、カップうどんの麺を合わせてみるとどうなるだろう? あの独特の平べったい太麺が、ラーメンのスープとよく合いそうで、想像するだけですでにうまい。 そこで今回は3種類のカップ麺を買ってきて、その麺だけをひとつずつずらして食べてみることにした。 カップ麺「麺ずらし」チャレンジだ! この記事ではラーメンの麺にやきそばのソースをかけます! 日常的な生活の中にぽっかりと現れる「今ここで乾杯できたらどんなに幸せだろう」と思うような場を探求するユニット。なんでもない空き地とか、川沿いの原っぱとか、公園の売店だとか、そういったところに極上の酒の場があるのではないかと活動中。 前の記事:スイートチリソースより生春巻きに合うたれはないか?
本を読んでいたら、「ローマ人の1日」を紹介しているページがあった。 それによると、ローマ人は午前中しか働かず、毎日12時間ぐらい寝ていたらしい。 なんだそのけしからん生活は。私もぜひやってみたい。 2023年、東京のど真ん中でローマ人の暮らしを1日やってみることにした。 朝ごはんがぶどう味のものしかない まずは古代ローマ市民の1日の暮らしを見てみよう。 だいたいこんな感じ。労働時間が短すぎる。(参考:世界文化社『ビジュアル世界史1000人』古代ローマ人の1日) ローマ人は毎日、どんな気持ちでこの1日を送っていたのだろう。 現代日本で、このスケジュールで1日を過ごしてみることにした。 ローマ人の朝は早い まずは朝。前日に「明日は古代ローマ人になるんだ!」とわくわくしながら寝たものの、始まってみたら普通に朝が早くて眠かった。 朝起きて、ローマ人がまずやることはこれである。 古代ローマ人は家の近
地球上に3ヶ所存在すると言われる、どこの国にも属さない土地、無主地。 前回、南極とゴルニャ・シガについて取り上げましたが、今回は砂漠の中の無主地です。 無主地・ビルタウィール というわけで、前回の「どの国にも属していない無主地は地球上に3ヶ所存在する」に引き続き無主地の話をします。今回の無主地はビルタウィールです。 ビルタウィールは、エジプトとスーダンの間に挟まれた面積2060平方キロメートルの砂漠地帯です。 2060平方キロメートルといってもピンときませんが、東京都の面積が2194平方キロメートルですので、東京都にすっぽり入るぐらいの大きさでしょうか。 すくなくとも面積が2000平方キロメートルない香川県、大阪府よりは大きいということになります。 ちなみに、2060平方キロメートルを東京ドームに換算すると、約44059個だそうです。 「くらべ地図」より しかしなぜ、エジプトもスーダンもこ
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツのティッシュはちょっといいレストランの紙ナプキン並みに分厚い > 個人サイト words and pictures ドイツのある肉屋さんのレポートなのだが、なんと肉の花束を作っているそうだ。 サラミやチーズのスライスを花びらに見立ててバラの形にし、花束のように束ねて売っているらしい。日本でもスモークサーモンをバラのように盛ってオードブルにすることがあるが、それの肉バージョンである。 なんとも異様な見た目だが、それが逆に魅力的だ。ロマンチックな演出と見せかけて、サラミやハムをプレゼントする。人の心をつかむには胃袋からと言うし、食いしん坊の私からしたら最高の贈り物だと思う。 こんな素敵な花束をプレゼントしたら、絶対喜んでもらえるに違いない。ぜひ誰かに贈
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。 前の記事:チリメンモンスターを食べる(デジタルリマスター) > 個人サイト まさゆき研究所 新棟 うわさの始まりは兄からだった 僕の兄は東京の西部に住み、本の保管専用のアパートを契約しているという本好きガチ勢なのだが、その兄がつくば市に住む僕にこんなうわさを伝えてきた。 「うちの近所に『コーチャンフォー』っていう、めちゃくちゃ最高の本屋があるんだが、それがつくばにも出店するぞ」と。 コーチャンフォー(Coach & Four)。カタカナ化した英語がかわいくて不思議 「最高」まで言い切っている。 何がそんなに最高なのか、さらに聞いてみたところ、この返事だった。 あの兄の心を震わせるとは、なかなかにすごい。 これは期
海獣が世間を賑わせている。大阪にはクジラ、東京にはトドが現れ、われらがデイリーポータルZライター陣がその様子を克明にレポートしている。 今こそ霧多布へゆかねば。北海道の東に突き出る霧多布岬の近海には、あのステディなアイドル、ラッコが出現しているのだ。※けっこう前からだが。 風吹き荒ぶ霧多布の海原で眠るように泳ぐラッコはかわいくて、遠かった。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:千歳水族館であの「ミンクのコート」のミンクを見た > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 快晴&強風の霧多布岬 中標津空港から車で根室中標津線を南下して約1時間40分、別海町から浜中町に入り霧多
1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。飲食物全般がだいたい好きだという、ざっくりとした見解で生きています。とくに好きなのはカレー。(動画インタビュー) 前の記事:白ワインに見える、白ワインではない液体 > 個人サイト たぶん日記 報道のプロでも間違うパンダの顔 ジャイアントパンダを見分けるのは簡単ではないらしく、新聞やテレビでもごくたまに“事故”が起こっている。事故とは、たとえば文字では「シャンシャン」と書かれているけど、写真や映像には別のパンダが写っている……というようなことだ。 報道のプロでも間違うのだから、間違う人がいてもまったく不思議じゃない。でも、人生100年と言われる時代。長い人生のなかには急に「パンダを見分けてください」と言われる機会があるかもしれない。 2023年1月現在、日本にいるジャイアントパンダは13頭。そのうち4頭が2月に中国へ旅立つので、3月には9頭
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