Win32APIを使用する場合はDLLImport属性を付けて使用したいAPIを事前に定義して使います。DllImport属性は使用したいDLLとのリンクがコンパイル時に設定されるためアプリ起動時にリンクを解決しようとします。(リンクを解決するというのは、DLLをメモリ上にロードし使用したい関数のエントリーポイントを決定することです。)これは、DLLとの通常のリンクの仕方ですが、リンクしたいDLLがシステムに存在しない場合や、使用したい関数が対象のDLLに存在しない場合、(OSのバージョンなどの違いで発生することが良くあります。)アプリはリンクに失敗し起動しません。 これに対処するためには、DLLの実行時読み込み(動的読み込みとも言います)を使用します。 実行時読み込みには、LoadLibrary,GetProcAddress,FreeLibraryの各Win32APIを使用します。アプリ