公道での走行が禁止されているブレーキがない自転車を東京・中野区内で3度にわたって運転し、交通切符を切られたのに再三の出頭要請に応じなかった都内の31歳の男が、道路交通法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。 自転車の悪質運転を巡っては、ブレーキを付けずに公道を走る違反が後を絶たず、警視庁は取り締まりを強化しています。 警視庁によりますと、逮捕されたのは都内の31歳の男で、おととし3月、中野区新井の道路を「ピスト自転車」と呼ばれる競技用の自転車で、後輪にブレーキを付けないまま走ったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。 男はこのほか、平成23年からおととしにかけて2回、中野区内の別の場所でも同じ自転車を運転したとして交通切符を切られましたが、再三の出頭要請に応じてこなかったということです。 調べに対し男は容疑を認めたうえで、「自転車を軽くして走りたかったので、ブレーキを外していた」など