「映画ドラえもん」シリーズの40作めとなる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、2020年3月6日(金)に公開されます。この大長編劇場版シリーズは、1980年の第一作『のび太の恐竜』の公開以降、ほぼ毎年新作が発表されています。これだけ長く続いたのは決して当たり前のことではありません。原作者である藤子・F・不二雄先生が亡くなった二十数年前のあの日、大長編劇場版シリーズは、原作マンガと共に終了してもおかしくはなかったのです。 【画像】藤子・F・不二雄先生からつながる『ドラえもん』のバトン(5枚) そうならなかった理由が、最初から最後まで寄り添ったアシスタントである、むぎわらしんたろう先生が藤子・F・不二雄先生の晩年を描いた『ドラえもん物語~藤子・F・不二雄先生の背中~』で語られています。 幼少の頃から『ドラえもん』のファンで、藤子不二雄先生のような漫画家を目指していたむぎわら先生は、15歳にな