ストレスは、自律神経の働きに影響することがわかっています。では、反対に神経系に働きかけることで、ストレスへの対処がうまくできるかもしれません。 カーネギーメロン大学の研究チームは、自己肯定によりアクティブになる脳の領域を調べ、特定の神経メカニズムがストレス低減に関連していることを発見しました。 つまり自己肯定感を高めるとストレスが減るのではと推測されます。 研究内容とともに、毎朝できる自己肯定の簡単なやり方をご紹介していきます。 自己肯定でポジティブ感が生まれる自己肯定により、ポジティブ感情や幸福感といった報酬系に関わる脳の領域がアクティブになることがわかっています。 研究チームは、むつかしい数学の問題を解いてストレスがかかったときの脳の活動を、fMRIによるスキャンで調べました。 問題を解く直前に、自己肯定感を操作するためのテストを実施したグループでは、報酬系に関わる領域の一部(前頭前野