今季J1リーグ17位に低迷する磐田は4日、森下仁志監督(40)を解任した。後任としてヘッドコーチを務める長沢徹氏(44)が暫定的に就任すると発表した。今季のJ1、J2で監督交代は初めて。6日にFC東京戦を控える異例のタイミングで、3日の甲府戦後に高比良慶朗社長が通達。服部健二GMは「湘南、甲府戦はタスクゲーム(勝つべき試合)だった。状況を打開するため」とチームの立て直しを期しての判断と説明した。 森下監督は12年にコーチから昇格。攻撃サッカーを掲げ、開幕から好調を保った昨季は一時2位まで浮上するも、後半失速。今季は開幕から7試合勝ちなしのクラブワーストを更新し、1勝2分け6敗と低迷していた。「選手、スタッフ一丸となって同じ方向についてきてくれた。結果を出せなかったのは私の責任」と受け入れた。今後は長沢ヘッドコーチが指揮を執るが、服部GMは「常にリスクは考えている」と国内外を含めてリストアッ