トップの一声で変わったコロナ渦の霞ヶ関の働き方 新型コロナウイルスの感染拡大が及ぼす影響についても触れた。 「新型コロナウイルスという不幸な脅威によって、否応なしに大きな変化に対応することになっている。休校要請や緊急事態宣言などによって、多くの企業がテレワークを採用し、東京都の調査によると、4月時点で62.7%の企業がテレワークを実施している。東京オリンピックに向けて、何年も前から、テレワーク推進を行ってきたが、なかなか進まなかった。4月7日に、安倍晋三首相が、出社を7割から8割控えてほしいといったところ、右習えで一気に浸透した」 経済産業省内でも、かねてからテレワークの推進を進めていたが、省内では「テレワークでは仕事にならない」といった声もあり、ルール化されていた毎月1回のテレワークの際にも、午前中は自宅でテレワークを行ない、午後からは出勤するといった「テレワーク実績の水増し」ともいえる
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