日本マイクロソフトは7月31日、ソーシャルAIチャットボット「りんな」に関する“歌”の取り組みについて説明会を開催。ディープラーニングを活用した歌唱力向上の仕組みについて説明した。 りんなは、日本マイクロソフトがAI研究の延長線上で展開している、人に寄り添うAIを目指した女子高校生風のチャットボット。2015年に登場して以降、LINEやTwitter、りんなライブなどで、ユーザーと1対1、あるいは1対多人数のコミュニケーションをとっている。 長年りんな関連のプロジェクトに携わっているマイクロソフト ディベロップメント AI & Research プログラムマネージャーの坪井一菜氏は、ここまで展開してきたなかで見えてきた「AIの次の進化」に必要なものとして、感情から“共感”が重要になると考えているという。「AIが社会に溶け込んでいくなかで、身につけなければいけないのが共感」と語り、今後も共感