サイボウズ株式会社は9月15日、業務改善用のアプリケーションを手軽にSaaS形式で利用できる「かんたんSaaS」を発表した。10月より試験サービスを開始する予定。 かんたんSaaSは、同社のWebデータベース「サイボウズ デヂエ」をSaaS用に改良してプラットフォームに採用したサービス。専用の開発言語を用いることなく、デヂエの開発の容易さとシンプルな操作性を生かしてアプリケーションを構築できるのが特長となっている。 同社マーケティング部 部長の野水克也氏は、「今あるSaaSは、高額なオーダーメイドショップのようなもの。パッケージソフトを使うよりも難しいのが現状だ。そのため、中小企業がSaaSを使うには難しすぎる」と、中小企業にとって現状のSaaSは敷居が高いサービスであると指摘。 「かんたんSaaSのコンセプトは、“500円で買えて10秒で理解できる”というもの。1ユーザーあたり500円か