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ブックマーク / xtech.nikkei.com (35)

  • Windows 8のC++でプログラミングの常識がひっくり返った

    「C言語とC++がわかる」というムック(2013年4月2日発売)の作業で、Windows 8/RTで動く「Windowsストア アプリ」をC++で作った。元記事はVisual BasicとC#(シーシャープ)で作っていたので、それをC++で書き直すというわけだ。 これが想像をはるかに超えて難しく、土日に働き続けるのはもちろんのこと、1日の睡眠時間を2時間に削ったりして長時間取り組んでも、思うように進まなかった。印刷会社にデータを渡す日は近付くしプログラムは動かないしで、10年に1度クラスの大ピンチ。冷や汗をかき、涙目になりながら書き続けて何とか間に合わせたのだが、どこが最大の難所だったかというと、「順次処理を書いたつもりなのに順次処理してくれない」という、常識破りの大変化があったことだと思う。 手続き型のプログラミング言語でプログラムを書く場合、プログラマが と記述したら、コンピュータは

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  • “ややこしい”Android

    Androidの勢いは増すばかりだ。米IDCが3月29日に発表した市場予測によると、2011年のスマートフォン出荷台数は前年比5割増しになる見込みで、Androidのシェアはそのうち4割に達するという(関連記事)。iPhone/iPadはもちろん、長い間スマートフォン市場をけん引してきたSymbianも抜き、トップに立つ見込みである。 その一方で、かねてから言われてきた“Androidの混在問題”が、いよいよややこしくなってきた。Androidの混在は、大きく二つある。一つは、バージョンの混在。もう一つは、ディスプレイの混在だ。 バージョンの混在 Androidは、バージョンアップのペースが速い。国内初のAndroidスマートフォン「HT-03A」に当初搭載された「1.5」がリリースされたのが、2009年4月。その後、「1.6」(2009年9月)、「2.1」(2010年1月)、「2.2」(

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  • みずほ銀行、障害の発端は人為ミス - 日経コンピュータReport:ITpro

    「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。

    みずほ銀行、障害の発端は人為ミス - 日経コンピュータReport:ITpro
  • ARアプリケーションのアルゴリズム(1)

    この連載も最終回となりました。今回はこれまでの連載のまとめの意味も含めて、前回作成したARアプリケーションである「ARemoconGesture」のアルゴリズムの説明を中心に、画像解析のアルゴリズムを解説します。 日Androidの会 金沢支部 出村成和 まず、ここまで作成してきたARシステムをおさらいしてみましょう(図1)。 BeagleBoard上には、Androidを搭載し、各種プログラムを実装しています(図2)。BeagleBoardにUSB接続したWebカメラから、手の画像が入力されます。「USV」(Webカメラ接続のためのUSV規格のドライバソフト)を介し、「Video4Linux」(ビデオキャプチャデバイスを扱うAPI群)でデータを取り込みます。さらに、カメラ関連のライブラリ「libcamera.so」を介して、ARアプリケーション「ARemoconGesture」に渡され

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  • ゲオが店舗業績管理システムを刷新、「Oracle Exadata」を採用

    DVDレンタルショップ大手のゲオ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、日オラクルの3社は2011年1月5日、ゲオが店舗業績管理システムを刷新したと発表した。データベース(DB)に日オラクルのDB専用機「Oracle Exadata」を使用し、システム開発と運用はCTCが担当した。システムの運用開始は2010年9月。 ゲオの新システムは、1315店舗(2010年9月時点)の業績データを集計・管理するシステムと、顧客分析や意思決定を支援するビジネスインテリジェンス(BI)システムとを統合したもの。同社はこれまで、これらのシステムを個別に構築・運用しており、店舗数や会員数の大幅増加に伴うシステムのパフォーマンス不足に直面していた。DB専用機であるOracle Exadataを採用することで、システムの統合やデータ処理速度の高速化が実現できたとしている。

    ゲオが店舗業績管理システムを刷新、「Oracle Exadata」を採用
    hotomaru
    hotomaru 2011/01/06
  • ログインしてください:日経クロステック(xTECH)

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  • 「ゆるい」コミュニケーションの価値

    新しい年を迎えて初めてする習字を「書き初め」というが、書道とは縁のない筆者は遅ればせながら1月15日に「話し初め」をした。お客様を訪問しての講演で、「ミニ・セミナー」と呼んでいる。この日はIT部門の部長以下、ネットワークにかかわっている方、10人ほどに聞いていただいた。ミニ・セミナーのいいところは、100人、200人を対象とするセミナーではいろいろな立場の人が来ているために話し難いことを一歩踏み込んで話せることと、聴講者が少人数かつ同じ会社の人たちなので質問しやすいことだ。深い話が出来るので具体的な提案につながることが多い。この日は企業ネットワークのこれまでと、これからについて幅広く話をさせていただいた。 「これまで」の話の中で驚かれたのは、積水化学さんをはじめ、私が手掛けた大規模ネットワークではことごとく、ブランド品のルーターをとっぱらい国産ルーターやスイッチに置き換えたことだ。この会社

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  • 「技術立国ニッポンの虚像が露呈した」

    世界一の計算速度に固執した国策の次世代コンピュータ。無駄な予算を判定する行政刷新会議の事業仕分けは、なぜ、事実上の凍結判定を下したのか。計算科学の専門家で、仕分け人として鋭い指摘を関係者らに浴びせかけた東京大学の金田康正教授は、迷走した一連のスパコン問題の根底には「日の科学と技術への無理解がある」と指摘。「技術立国ニッポン」は虚像であることが露呈したことを示唆する。(聞き手は島田 昇=日経コンピュータ) 予算復活はいいが不意 迷走した国策スパコン事業の予算が復活した。率直な感想は。 現時点(12月18日)で文部科学省の見直し内容の詳細が公開されていないため、あくまでマスコミ発表の情報を基に議論せざるを得ない。そのため、どの点を見直すべきかコメントしづらい状況ではあるのだが、率直な感想としては「予算が復活したことはいいが、不意である」ということだ。 スパコン事業が凍結となれば、日の技

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  • 「クラウド」という技術はない

    筆者は新たなキーワードが登場したとき、マーケティング的な要素をぬぐい取り、できるだけ技術そのものを見ようと努めている。その視点で2009年の話題のキーワード「クラウドコンピューティング」を見てみると、「クラウド」とひとくくりで呼んでいるものに実体はないように思う。 ここでは、米Amazon Web Services(米Amazon.com)の「Amazon EC2」、米Salesforce.comの「Force.com」、米Googleの「Google App Engine」、米Microsoftの「Azure」の順で、技術質や押さえどころを書いてみたい。 Amazon EC2→自動化されたホスティング・サービス Amazon EC2は、インターネットを介して仮想サーバーを貸し出すサービスである。CPUやメモリー、ディスクなどのスペックが決まっている仮想サーバーを選択すると、数分程度の

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  • Androidの仕組みを知る(1)

    遂に日でもAndroid携帯が発売された。注目を集めているAndroidとは,一体何なのか,パソコンに移植するためにはどのような作業が必要なのか,アプリケーションを開発するにはどうするのか解説する。 Androidは,米Google社が開発し,携帯電話関連の業界団体であるOHA(Open Handset Alliance)が2007年11月に発表した,ソフトウエア・スタック(複数層で構成するソフトウエア群)である。 Androidを構成するソフトには,携帯端末向けに改良されたLinuxカーネルとミドルウエア,アプリケーションの実行環境,開発環境であるアプリケーション・フレームワーク,アプリケーション,がある。 Androidは携帯端末用として開発されているものの,適用範囲は携帯端末にとどまらない。Androidが現在対応しているCPUは英ARM社のARM系と米Intel社のx86系の2種

    Androidの仕組みを知る(1)
  • OSは変わった

    OS、Operating System、基ソフト--。我々がそう呼ぶものの正体は、大きく変貌を遂げた。米グーグルのルイズ・アンドレ・バロッソ氏とウルス・ヘルツル氏は著書「The Datacenter as a Computer」で、「クラスタレベル・インフラストラクチャ」こそがOSなのだという。もはや単一のコンピュータしか制御しないソフトウエアはOSの名に値しないのかもしれない。 「The Datacenter as a Computer」はグーグルが2009年5月に刊行した書籍で、紙のとして購入できるほか、108ページに及ぶ全文をPDFファイルとしてダウンロードできる(出版元のWebサイト)。著者のバロッソ氏はグーグルの「Distinguished Engineer(最上級エンジニア)」、もう一方の著者であるヘルツル氏の肩書きは「運営上級副社長兼Googleフェロー」といい、グーグル

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  • 想定通りブログで稼げる会社になった サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田 晋 氏:ITpro

    サイバーエージェントのブログサービス「Ameba(アメーバブログ=アメブロ)」が、2009年9月期の第4四半期は初の黒字になった。同社は今期、Ameba事業で約30億円の営業利益を計上する見通しだ。来期には、サイバーエージェントの収益を支える新たな主力事業としての地盤を固め、アメブロ事業における約60億円の累積損失を一掃するという。藤田晋社長に、アメブロ事業について聞いた。(聞き手は島田昇=日経コンピュータ) 懸案だったブログ事業「Ameba(アメブロ)」が四半期ベースでようやく黒字になった。 黒字になるかどうかについては、さほど心配していなかった。黒字転換に固執し、小さな利益を追求しても仕方がないからだ。アメブロは巨大メディアに成長し、高収益事業になってこそ意味がある。目先の収益ばかりに気をとられると、つまらないサービスになってしまう。だからこそ、これまでの約5年間は、あえて収益を度外視

    想定通りブログで稼げる会社になった サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田 晋 氏:ITpro
  • デジタル放送専用録画機の補償金問題,SARVHを訴訟に駆り立てたもの

    私的録画補償金制度におけるデジタル放送専用の録画機(つまりアナログ放送は録画しない装置)の位置付けを巡る著作権関連団体と家電メーカー/団体の論争の場は法廷に移る見通しになった。私的録画補償金の徴収・分配業務を手がける団体である「私的録画補償金管理協会(SARVH)」は,デジタル放送専用録画機の補償金を期限までに支払わなかった東芝を相手取り,補償金の支払いを求める訴訟を起こすことを決めた。東芝は2009年2月に発売したデジタル放送専用録画機の支払い期限(2009年9月30日)が過ぎた後も補償金をSARVHに納めていない。「デジタル放送専用録画機が補償金の対象になるか疑義がある」というのがその理由である。 補償金制度に組み込まれている家電メーカー 現行の補償金制度においてSARVHは,家電メーカーの協力を得て消費者から補償金を徴収している。家電メーカーは録画機器の製品価格に補償金を上乗せして販

    デジタル放送専用録画機の補償金問題,SARVHを訴訟に駆り立てたもの
  • 「1000兆から0まで,Linuxをめぐる数字が示すもの」---第1回Japan Linux Symposium

    Linus Torvalds氏の基調講演は「Linuxその歴史,開発の仕組み,オープン・イノベーションにおける意味」と題し,The Linux Foundationのエグゼクティブ・ディレクターであるJim Zemlin氏との対話形式で進められた。 最初に登場したZemlin氏は「Linuxにまつわるいくつかの数字」を紹介した。「270万行」。これは,最近1年間での増加したLinuxカーネル・ソースコードの行数だ。「1万0923行」。これは,Linuxカーネルに1日に追加されるソースコードの行数。「5547行」。これは,Linuxカーネルから1日に削除されるコードの行数。「1000兆ドル」。これは,Linuxサーバーをメインに利用しているシカゴ・マーカンタイル取引所で行われる,1年間の取引金額だ(関連記事)。「108億ドル」。これは,Linuxを1から作り直した場合に必要なコストとして,T

    「1000兆から0まで,Linuxをめぐる数字が示すもの」---第1回Japan Linux Symposium
  • 楽天、分散キー・バリュー型データストア「ROMA」のソースコードを公開

    写真1●楽天テクノロジーカンファレンスでソースコード公開を発表するROMAの開発者 西澤無我氏(左)と、Rubyの開発者で楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏(右) 楽天は2009年10月24日、同社が独自開発した分散キー・バリュー型データストア「ROMA」をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。ROMAはスケールアウトが容易で、耐障害性の高いデータストア。「楽天市場」と「楽天トラベル」で、ユーザーによる閲覧履歴の保存にROMAを使用している。同日に開催した「楽天テクノロジーカンファレンス」に合わせて、「github」でソースコードを公開した。 ROMAは、楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏(プログラミング言語「Ruby」の開発者)と協力して、2007年から開発してきた分散キー・バリュー型データストアである(写真1)。Rubyを使った大規模システムを実現するための分散処

    楽天、分散キー・バリュー型データストア「ROMA」のソースコードを公開
  • ソースコードから見るグーグル気質、規律を持つ気さくな開発者集団

    グーグルはWebブラウザ「Google Chrome」など100種類を超えるオープンソースプロジェクトを社外に公開している。「Google Code」という開発者向けWebサイトでは、ソースコードだけでなく、グーグル社員同士のやり取りや仕事の進め方まで公開されている。そこから垣間見えるグーグル気質を分析する。(日経コンピュータ) グーグルのことを、「『世界中の情報を整理する』という大きな野心に向けて突き進むエリート集団」と思っている読者も多いだろう。そのような会社のプログラマであれば、書いたソースコードも厳しい規律に従う秩序だったものに違いない、と思うのが自然だ。 確かに、グーグルの開発スタイルの厳格さはよく知られている。例えば、グーグル法人の鵜飼文敏氏が行った講演を見ると、同社は、デザインドキュメント(コーディングの前に設計情報を文書化するプロセス)、コードレビュー(他のチームメンバ

    ソースコードから見るグーグル気質、規律を持つ気さくな開発者集団
  • グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント

    グーグルは世界有数のハードウエアメーカーであり、ソフトウエアメーカーである。1990年代末に他に先駆けて「情報爆発」に直面し、いち早くそれに対応したグーグルのコンピュータは、従来のコンピューティングと比較すると常識外れにすら見える進化を遂げた。グーグルコンピューティングの特異さを10個紹介しよう。 (1)自前主義 グーグルは売上高を見ると「広告会社」だが、その実態は7000人を超えるエンジニアを抱える世界有数のメーカーである。しかもそのコンピューティングのあり方は、従来型のそれと大きく異なる(図1)。グーグルが“異形”のメーカーなのは、同社がハードもソフトも自前主義を貫いているからだ。 使用するサーバーはすべて自社開発だ。一部報道では、グーグルは台数ベースで米デルや米ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ「世界第3位」のサーバーメーカーだという。 サーバーだけではない。2007年、大手ネッ

    グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント
  • 拡張現実ARの実用化を目指したのではない,“セカイカメラ”が作りたかった

    App Storeで配信を開始してから4日で10万ダウンロードに到達した。想定していたよりも圧倒的に大きな反響だった。その結果として“事件”ともいうべき,さまざまな現象が起きている。 秋葉原では「姉ヶ崎...」(ゲームに登場するキャラクタの名前)というエアタグが大量に作られて,ネット上で話題となっている(関連記事)。秋葉原の店頭には,このエアタグを真似たリアル・エアタグが並んでいる。まさか現実世界にまで,エアタグが波及するとは思わなかった。 「姉ヶ崎...」のユーザーは,自分にノルマを課して千葉県の姉ヶ崎市などでも同様のエアタグを張り付けているようだ。ここまで来ると,メディア・アートととらえてもいい。大量に書き込む行為はテロリズムなどと言われるが,フィルタをかければ実用上はそれほど害はないはずだ。 ほかにも“事件”はある。セカイカメラが公開されたその日に,あるユーザーのお子さんが生まれた。

    拡張現実ARの実用化を目指したのではない,“セカイカメラ”が作りたかった
  • 「AR」の端末事情を考える

    2007年のテレビアニメ「電脳コイル」で一躍注目が集まった「AR」(Augmented Reality:拡張現実または強化現実)技術。近未来を舞台にしたこのアニメには,重要なアイテムとして,実際には存在しないさまざまなモノ(=デジタル情報)が実際の空間にあたかも存在するかのように見える「電脳メガネ」と呼ばれるメガネが登場する。 ARは,現実の空間にデジタル情報を重ね合わせて見せる技術の総称。「電脳メガネ」はまさにAR技術を具現化したものだ。 筆者は今,このAR技術を弊社主催の展示会「ITpro EXPO 2009」(10月28日~30日,東京ビッグサイト)で実験するための準備を進めている。その中で,現在の状況でARアプリケーションを構築するためにはいくつかのハードルが存在することを痛感している。IT企業ではないメディア企業の日経BP社が,IT技術の最先端ともいえるAR技術を展示会に活用しよ

    「AR」の端末事情を考える