大阪大学は17日、9日に開かれた工学部オープンキャンパスに参加した高校生らのメールアドレス999人分の一覧を、他の参加者からも見える形で誤って送信した、と発表した。 同大学によると、オープンキャンパスではオンラインアンケートを実施。回収率が悪かったため、工学部の教員が16日、入試課から入手した参加者のメールアドレス(3167人分)を4グループに分け、アンケートを再度送信した。そのうち999人に同送したメールを他の送信先が見えない「BCC」ではなく「CC」で送ったという。教員が送信後にミスに気づき、誤送信を謝罪し、メールを破棄するよう求めた。参加者の一人から「他人のメールアドレスが見える」と指摘があったという。