大阪地検トップの検事正だった北川健太郎氏から性被害を受けたと訴えている現職の女性検事が、4月末で辞職する意向を周囲に伝えていることがわかった。 女性検事は「大切な仕事を奪われ、悔しく無念です」と語っているという。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●虚偽のうわさ広まるも…検察は十分な対応取らず 北川氏は大阪地検の検事正だった2018年9月、当時居住していた大阪市内の官舎で、部下の女性検事Aさんに性的暴行を加えたとされる。2024年6月、準強制性交の疑いで逮捕され、その後起訴された。 Aさんが事件から約5年半経って性被害を申告した後、庁内では女性に関する事実無根のうわさが広まったが、検察庁は十分な対応を取らなかったという。 このためAさんは、これまで複数回にわたり記者会見を開き、第三者委員会による検証などを求めてきた。 ●再三の要望も…「命を守るために辞職」 Aさんは今年3月2日、第三者

