「M-1グランプリ2024」の開催会見で写真に納まるM-1出場芸人ら=東京都渋谷区で2024年6月26日午後0時56分、前田梨里子撮影 「M-1グランプリ2024」の開催会見に、「マユリカ」の登場で入る「令和ロマン」=東京都渋谷区で2024年6月26日午後0時5分、前田梨里子撮影
![M-1グランプリ2024 開催会見 [写真特集12/15] | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0c6b3558599b461d765628fc04b76dd713333292/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2024%2F06%2F26%2F20240626mpj00m040038000p%2F0c10.jpg%3F1)
鳥山明さんが生み出した大ヒット作「ドラゴンボール」の単行本を手にする元アシスタントでイラストレーター、まつやまたかしさん=岐阜県関市で2024年5月16日、兵藤公治撮影 「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」など数々のヒット作を生み出し、世界中を熱狂させた漫画家の鳥山明さんが亡くなって3カ月。元アシスタントとして、また、遊び仲間として、鳥山さんのことをよく知るイラストレーター、まつやまたかしさん(66)=本名・松山孝司、岐阜県関市出身=に、作品にまつわる裏話や素顔の鳥山さんについて語ってもらった。【聞き手・川瀬慎一朗】 まつやまさんへの単独インタビューを2回に分けてお届けします(第1回) 後編・天才が影響を受けた漫画家は…(2日午前5時アップ予定です) 写真特集・鳥山明さんが贈ったスッパマン ――3月1日、鳥山さんが急性硬膜下血腫のため68歳で亡くなりました。それを聞いた時はどんな気持ちで
「しゃべり」が目覚めた お笑い芸人 鈴木ジェロニモさん=2012年度卒 短歌が得意なお笑い芸人として「R-1グランプリ2023」で準決勝に進出するなど活躍の場を広げている鈴木ジェロニモさん(29)=2012年度卒。「食わず嫌いにならずに何事にも取り組んだ経験があるから今がある」と栃木県立宇都宮高在学時代を振り返ります。人前でしゃべる楽しさを感じ、芸人となったルーツも高校時代にありました。【松本信太郎】 教員の父や3歳年上の兄も宇高(うたか)出身だったので自然と「自分も行くんだ」と考えるようになり、入学しました。もちろん同級生は男子だけで、皆優秀に見えて緊張したことを覚えています。小学生のころから野球に取り組んでいて「宇高でも野球部に入って勉強も運動も頑張る」と考えていましたが、勉強も運動も、とてもかなわない生徒が大勢いて面食らいました。
楽屋で、席に着く「Aマッソ」の加納さん(右)とむらきゃみさん。加納さんはむらきゃみさんについて「相方、大切やでぇ。離れたくないですね。私が舞台で表現するときには欠かせない。ピンで舞台に立っていこうとは思わないので」と話し、むらきゃみさんは加納さんを「うちの存在意義を握っている存在です。キーマン。K」と話す=東京都千代田区で2024年3月16日午後7時22分、前田梨里子撮影 「おじいちゃんが死ぬ前にAマッソって言って死んでいきました」。「いや、ごめんなさい。ほんまはアメフトのファウルの名前です」。「本当です。……ていうのはウソで、CIAの一旦ステイでっていう作戦名です」。コンビ名の由来を聞いただけで次々にボケてくる。芸歴15年目のコンビ「Aマッソ」の加納さん(35)とむらきゃみさん(35)。2人とも真顔で話すから恐ろしい。 由来が諸説あるので知りたかったが、きっと、どの取材でもこの調子だった
(メディア露出が少なく知名度が低いなどの)「地下芸人」の大御所を自認する。芸歴は三十有余年。千葉県流山市の南流山福祉会館で入場無料のお笑いライブを始めて間もなく1年になる。 お笑い芸人になる夢を追い求め、1993年1月、東京都渋谷区のストリップ劇場「渋谷道頓堀劇場」の幕あいに先輩芸人とのコンビで初舞台を踏んだ。それから相方を変え、新たなコンビを作っては解消し、を繰り返しながら芸人を続けた。ここ十数年はソロで活動し、近年は「ゆきおとこの素敵に詩的に」など名を冠したインターネットの4番組に出演している。 芸名は、その芸が「寒いし凍るし、まるで雪男だな」と恩人の大先輩が付けてくれた。「S―1グランプリ」と題し、2023年末に放送された「滑る」芸人を競うテレビ番組で準優勝した。「俺は日本で二番目につまらない芸人だ」と胸を張る。 同福祉会館でのお笑いライブは、住民とのふれあいを目的に同館主催で同年4
下北沢でのライブのため、駅へ向かうにぼしさん(左)といわしさん。いわしさんはにぼしさんを「基本的に何を言っても面白くなる。でも自分の面白さをまだ理解していないお笑いモンスター」。にぼしさんはいわしさんを「書いてくれたネタを、(私が)分かるまで寄り添って伝えてくれる。うちとじゃなかったらもっと早く売れていたと思うけど、一緒にやってくれようとしてありがたい存在」と話す=東京都杉並区で2023年10月30日午後5時24分、前田梨里子撮影 今年10月、満を持して大阪から上京してきたコンビがいる。芸歴11年目の「にぼしいわし」。ボケ・にぼしさん(31)とツッコミ・いわしさん(31)は事務所に所属せず、フリーでライブ中心の活動をしている。「M―1」は2019年から4年連続で準々決勝進出。「THE W」は3度決勝進出している実力派の2人だ。 彼女たちの漫才は、日常の延長にあるようで、ないような、変な話。
事務所ライブ「ネモフィラブルージュニア」で漫才をする山口誠さん(手前)と東峰零士さん。零士さんは山口さんを「ずっと楽しませてくれる。このまま一緒に死ぬんだろうなと思う存在」と話し、山口さんは零士さんを「好き。全てを任せられる」と話した=東京都中野区の「野方区民ホール」で2023年12月21日午後4時47分、前田梨里子撮影
事務所ライブ「ネモフィラブルージュニア」で漫才をする山口誠さん(手前)と東峰零士さん。零士さんは山口さんを「ずっと楽しませてくれる。このまま一緒に死ぬんだろうなと思う存在」と話し、山口さんは零士さんを「好き。全てを任せられる」と話した=東京都中野区の野方区民ホールで2023年12月21日午後4時47分、前田梨里子撮影 12月24日、テレビ画面に映るM―1グランプリ決勝を食い入るように見つめる37歳の2人。机には例年通り自転車で買いに行ったケンタッキーフライドチキンがある。芸歴14年目の「カナメストーン」の東峰零士さんと山口誠さんは木造2階建ての家に14年間、一緒に住んでいる。今年は「キュウ」の清水誠さんも訪れ、初めて戦友と共に観戦した。準々決勝で敗退した2023年のM―1。最終決戦の投票で盛り上がった後、紙吹雪に祝福される優勝コンビ「令和ロマン」を静かに見つめていた。自然と言葉も少なくなる
軍事転用可能な装置を不正輸出したとして外為法違反に問われた化学機械製造会社「大川原化工機(おおかわらかこうき)」(横浜市)の社長らの起訴が取り消された問題で、警視庁公安部が有識者から聞き取った内容と異なる聴取報告書を作成した疑いがあることが、捜査に協力した大学教授ら4人への取材で判明した。毎日新聞が入手した報告書を確認してもらったところ、4人全員が「一方的に作られたものだ」と証言した。 この報告書は経済産業省に提出され、同社の装置が「輸出規制品に該当する」と判断される材料となった。経産省は当初、輸出規制品と認めることに消極的だったとされる。複数の捜査関係者は取材に「経産省を説得するには、有識者の『お墨付き』が必要だった」「有識者をだます形で報告書は作られた」などと話していて、有識者の証言と符合している。
独演会「体験過多、お前もか」の開演直前。芸歴20年目の漫談師・街裏ぴんくさん(38)は、幕の下りた舞台を落ち着きなく歩き回っていた。独演会は16回目。「自分の成長具合を測る絶好の機会。(前より)上にいっていないと」。ただならぬ緊張感をまとう。マイクの前に立ち止まった。深々と頭を下げる。幕は静かに上がった。 街裏さんが舞台で見せるのは独特な「ウソ漫談」だ。実際にはなかったことを、まるで本当のことのようにすらすらと話す。ウソが絶妙なリアル感をもつ展開に没頭していき、オチで、はっと夢から目が覚めるようだ。そして、街裏さんにも、さっきまで笑っていた自分にも、置き去りにされたようになる。もう一度内容を頭でたどろうとしてもできない。そこもまるで夢のよう。その感覚を何度も味わいたくなるファンタジックなものだ。 そんな「ウソ漫談」がどのように生み出されるのか不思議でたまらない。街裏さんに疑問をぶつけた。
少年が、ピエロの人間味が強い一面を見てしまうコントをするとしみつ(右)と川崎誠。いつか戦友のお笑いコンビ「マヂカルラブリー」と「アルコ&ピース」と番組を持ちたい。「あとは2組の知名度に俺らが追いつくだけ」=西新宿ナルゲキで4月16日 「お笑い」に魅せられ30年。新型コロナウイルス禍の収束が見通せないなか、情熱を注ぎ続け無所属で活動する芸人たちを追った。 「モダンタイムス」のとしみつ(43)と川崎誠(44)は小学3年生からの同級生。テレビで見たとんねるずの面白さに衝撃を受け、5年生にはコントのまね事をしていた。卒業文集に書いた夢は「としかわ(当時のコンビ名)で漫才する」。2001年にコンビを結成した。学校でいじめを受けたり、アルバイト先で怒られたりしたが、芸人であることで人生の嫌なこともネタにできる。「笑いに変えるのは『逃げ』だけど、自分らしくいられて楽だった」。舞台に立つ緊張感や刺激は普通
映画界で性加害の告発が相次いでいる問題で、俳優の水原希子さん(31)らが「インティマシーコーディネーター」の普及を訴えている。性的なシーンがある作品で、俳優と監督の間に入り、コミュニケーションを取りながらハラスメントを防止する調整役だ。「#MeToo」運動をきっかけに、米国で生まれ、世界各国・地域で急速に需要が高まっている。日本にはまだ2人しかいないという。一体どんな仕事なのか。その2人のインティマシーコーディネーターに詳しく聞いた。【大沢瑞季】 「インティマシー」とは、英語で「親密な」という意味。性別に関わらず、俳優がヌードになったり、キスシーンやベッドシーンがあったりする作品に関わり、意に沿わない演技を監督から強要されることを防ぐ。 「週刊文春」(4月21日号、28日号)で、水原さんは「共演の年上の役者さんが前貼りを拒否して、実際には下半身が硬直した状態で撮影に入り、友人の女優さんがと
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