そうそう、一昨日の6月24日は高野悦子の命日だった。 数年に一度、6/24という数字の並びを見て、電撃に打たれるように思い出す。今年は数日前にスケジュール帳を見ていてふと思いだし、久しぶりに命日を意識した。さなメモを見ると、2003年と2004年に命日を意識している。2005〜8年は忘れていた模様。 高野悦子。 もう世間的には忘れられた人なのかな。「二十歳の原点」という本で、ボクたちのちょっと前の世代に異様に影響を与えた人。いや、いま検索したら、新装本も出ているようなので、まだ読み継がれているのかもしれない。 ボクがこの「二十歳の原点」シリーズにのめり込んだのは、20歳の大学生のころ。 「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」 この言葉と彼女の問題意識に心酔した青い日々。「ひとり」を「独り」と書くことなんかずっとマネしてた(今でもその名残があってたまにそう書く)。「