IDCジャパンは2009年5月27日、インフラストラクチャソフトウエアやミドルウエアの利用実態に関する調査結果を発表した。2009年は回答企業の29.9%がパッケージソフトウエアに対する投資を前年より「減少する」ことがわかった。「増加する」と回答した企業は18.4%しかなかった。景気後退の影響で、特に製造業や通信・情報サービス業でパッケージソフトウエア投資を抑制する動きが強まるとIDCはみる。 業種別に見ると、製造業は「減少する」と回答した企業の割合が40.2%(増加は14.6%)と最も高い。通信・情報サービス業も「減少する」の割合が31.4%(増加は18.6%)と高い。一方、流通業は「増加する」が26.0%(減少は22.0%)と全業種の中で最も高く、不況下での積極投資の姿勢が見てとれる。 データベース管理システムやアプリケーションサーバ、運用管理ソフトウエアの利用企業に対して、それぞれの
![3割の企業がパッケージソフト投資削減へ、IDC調査](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)