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ブックマーク / kirik.tea-nifty.com (30)

  • 「疲弊する地方経済」の象徴である農協巡りで見た不良債権 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ということで、東京に一時帰って来ましたが… わー、限界集落だー、とかいう語彙のかっこよさとは裏腹に、ヤバイことになっております、地方の農業。細かいところは、『農協の大罪』(山下一仁・著)というが出ておりますのでそちらをご覧いただくとして、私が見てきたのは数字の部分です。 統計と言うと、とても冷たい印象があると思います。全体で見ると何だ2兆6,000億の不良債権か、という話になりますが、そこには何百何千何万もの返済に追われる農家があり、後継者がいないので農業を継続できなくなったり縮小して所得が減り、所得が減ったのでトラクターやらコンバインやら農協から借り入れて買った設備投資も回せなくなっていく。そして、先祖代々預かってきた田んぼや山林を二束三文で売りに出そうとして、それがどこにも需要がないことを知って、80代の農家が自己破産していくわけですよ。休耕田の問題や、地方経済の担い手不足というのは

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  • 中国市場から撤退する弊社から、中国でアプリを売りたい皆さんへ - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    弊社・イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社は、投資先と合弁で行っていた大連の開発拠点事務所を閉鎖し、社員および他拠点ごと合弁先に全株譲渡し、中国での開発から撤退しました。残るラインは、国内で吸収するか、ベトナム・ダナンかハノイかに事業協力先とご一緒し新設する会社に移行させようか悩んでおります。どうしたら合理的なんでしょうねえ…。 いま、ソーシャルゲームを含むデジタルコンテンツの開発などで中国に進出する会社が増えていて、成功例も徐々に出てきているのですが、提携や合弁会社を設置した当初は凄く良好だった関係も、なぜかビジネスがうまくいったり、特定の中国人の才能やセンスに依存したモノづくりになった瞬間に、どうしても関係がギクシャクしてしまうことが多いように感じます。 中国でのアプリ販売は確かに伸びておりまして、信頼できる良い提携先が見つけられるのであれば、中国独資か合弁会社を設立するかに関わら

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  • GREEがKDDIと共同でDeNAに対し10億円ぐらいの損賠提訴 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    いいぞ! そのまま殴り合え! という外野の楽しい叫び声がネットの中を反響しております。最高に楽しいです。 訴訟の提起に関するお知らせ http://www.gree.co.jp/news/press/2011/1121_02.html もちろん勝者は両陣営の弁護士! こんな無理筋の訴訟で双方拳を振り上げ腰の殴り合いを地裁で繰り広げるからには、相当な事前準備をしているはずです。それにしても、このプレスリリースを見ていると賠償を求める根拠がまたいろいろとアレでありまして、当にこれでいいのか存分に悩むんですよね。 GREEの言い分は余すところなく書かれていて、言いたい気持ちは分かるんですけど、KDDI巻き込んで提訴するほどの内容なのかなあ、むしろ薮蛇なんじゃないかなあ、と。DeNAがどういう反論をしてきそうかも含めて議論するわけですが。あくまで一般論として。はい。 [引用]公正取引委員会とい

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  • GREEがDeNAを提訴で、双方思う存分殴り合っていただきたい - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    いやまあそりゃあそうだよね、というニュースが舞い込んできて、面白かったので取り急ぎ寝る前にピックアップ。 グリーがDeNAを提訴へ http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_8972/ 公取が入ったはいいけど、思ったよりも深い話にならずおしまいになってしまった前回の排除命令では不服であるとして、GREEや彼らから出資を受けているCPer他が雁首並べてDeNAを提訴するという、ほのぼのとしたニュースが舞い込んできております。力の限り殴り合い続けていただきたいと切に願うところであります。 いち出入り業者兼孫請けといたしますならば、この手の開発業者陣取り合戦は終盤に差し掛かって、とっても微妙なNGcoreとか、とっても微妙なOpen Faintとか、スマホ時代を見越しすぎてフライング気味のゴミアーキテクチャを押し付けられて半泣きになっているベンダーや

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  • フジテレビ不買運動が導く新たなるウェブの古戦場巡り - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    最新式人海戦術(形容矛盾)が起きている今回のフジテレビ韓流問題。正直言うと、この流れって毎日新聞が変態新聞とウェブで罵られ続けて相応の迷惑を蒙った物件と相似形であります。まっとうなメディア批判であれば関係者は意見の同異は別として正座して拝聴すべきとは思いますが、もちろん騒動に飢えたネット住民が久しぶりに得た大型案件という意味では現在進行形であるpixiv問題と双璧なのであります。 今回は、騒動そのものよりも問題を問題たらしめる舞台装置について雑記調に論じてみたいと思います。 ● Togetterの場合 花王 不買に関するツイート まとめ(韓国・フジテレビ関連) http://togetter.com/li/169351 もはや、togetterというサービス自体が炎上ソナーやキチガイ探知機としての機能を果たして、登山家が難攻不落の山々の頂に旗を立てるが如くヲチャーがヲチャーに対してガイドラ

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  • 携帯電話の使用で脳腫瘍リスクが増大の件 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    「携帯電話の使用は、あなたにとって脳腫瘍の危険性を高めます。疫学的な推計によると、携帯電話使用者は脳腫瘍により死亡する危険性が非使用者に比べて50%高くなります。」 など8種類ある警告文のうち、別表第一・第二から各1種類ずつ、計2種類を、ディスプレイ画面の30%以上の面積を使って表示することが義務づけられている。 切込隊長様 いつも楽しくブログを拝見させて頂いております。 さて今回の記事ですが、一読して疑問を持ったので投稿させて頂きました。 携帯電話利用が脳腫瘍などのリスクを増大させる・・・というのはずいぶんと前からある説ですが、幾度となく論争がありながらも結果としては影響なしと言われ続けています。今回もおそらくそんな感じではないかと思います。 携帯電話から発信される電磁波が、何か体に影響を及ぼすのでは・・・という連想はもっともですが、放射線のように遺伝子に直接影響を及ぼすものとは根的に

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  • 東日本大震災の気分的総括について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    まだ初動対応は終わっていない、という気持ちもあるけど、11日に震災が起きて一応は約三週間経過したというのもあって、個人的に考えていることの総括の項目出しでもしようと思います。ありがたいことに月刊誌からも寄稿のご依頼を頂戴していたのですが、この手の話題を披露して原稿料を貰うようなのは流儀じゃないのと、いますぐ書いてアップしてしまうことで一刻も早く自分の気持ちに整理をつけたいというのがありまして、ブログで書くことにしました。 最初に書いてしまいますが、理性では「大丈夫だろう」と思っていても、いまだにとても不安です。それも、誰かと分かち合えるような不安ではなく、また、自分の生命に対する不安ではなくてですね。 もし同じような災害に遭って、愛する家内や私の息子たちが冷たい波の下に沈んでしまったら私の人生のその後何を糧に暮らしていくのかとかいう、意味はないけど拭い去れない「たられば」の不安と、私たちが

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  • 日テレ氏家さん「地上波テレビが強い日本では、ネットは脅威にならない」 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    そのまんまな話でありますが。 氏家齊一郎・日テレビ会長――地上波テレビが強い日では、ネットは脅威にならない(1) http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/cf127785b28b80153293262b4203c430/ この手の経営者の発言を見るときに見出しを読んで「日テレって現実見えてねえwww マスゴミ終わったなwww」とか煽られがちではあるんですけれども、実際にはもう少し違う読み解き方になるんだろうなあとは思います。 [引用]――そうした再編はキー局が主導するのでしょうか。 厳しくなることがわかってはいても、予防的な形で再編を進めることはできないと思う。その地域の中で、音を上げるところが出てきて、それをどうやって助けるか、ということで議論が始まるはず。わかってはいても、なかなか戦略的な再編はできない。それが日

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  • マスコミはなぜネット時代の弱者になったか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    もうかなり前にを出したとき書いたけど、いまだに地方新聞社や協会での公演で論じてくれといわれる内容があって。 まあ、分かっている人からすれば「何を当たり前のことを」という話ではあるけれども、意外に見落としがちなことが質そのものだということも多くてですね。 大メディア ネットでの言論増加に対し完全にパニック状態 http://www.news-postseven.com/archives/20110119_10419.html このポストセブンの記事では菅直人首相がテレビ出演したときの視聴率が悪いといって騒ぎにしているのですが、でも実際にはもう少し違った側面があるのだろうと。 というのは、実は私たちが考えているニュースというのはそれほどの分量があるものではなく、それこそ淡々と事実ベースだけ報じられているものであるならば通信社がヘッドラインとして流しているもので事足りてしまうわけです。あるい

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  • 「おいしい話」に騙されないようにするために - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    私自身も痛い目に遭っているし、遭わせているかもしれないという自戒も込めての話ではあるのだけれど。 ● 「おいしい話」とは何か 説明や、外見は綺麗でロジックが通り、一見素晴らしいアイデアに基づいた非常に儲かる利得の大きい案件に見えるが、実際はそこにたどり着くまでに途方もない苦労を強いられたり、説明と実態が違ったり、そもそもそういう話ではなかったなどの問題案件のことを指します。 投資話や取引に関するネタも多いですけど、結婚関連とか健康・治療関連とか、世の中には様々な「おいしい話」が転がっていますね。 ● どういう状態で「おいしい話」は来るか 普通の理性が働いている経営者や会社状態だと、素のままで「おいしい話」が来ると、必ずどこかおかしい、何か背後関係があるということで、調べて回って、コトの真偽を確かめてから行動することが多いです。なので、一言で言うと、受け手の側(精神状態や能力や意欲など)が持

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  • 消費者庁がグルーポン問題で二重価格に関して重大な関心 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    よりによって我らのアイドル岡崎トミ子委員長が消費者庁長官を兼ねていたというバツの悪い状況もあって、今回のゴミのようなグルーポンおせち問題が見事延焼しておるようです。何と言っても、引っ込みのつかなくなった蒟蒻畑での問題で国民はおろか他省庁からの信用も失い、庇った仙谷官房長官もろとも面白おかしく世評に料理されてしまったという事例から早く立ち直りたいのでしょう、いままでの消費者庁からするとあまりにも素早い身のこなしに注目が集まっています。何と言うか、クラスで一番のデブが、体育の授業で得意の砲丸投げになった瞬間、目を輝かせて無双状態になる的な。 公取は公取で、日経ビジネスが過日報じた「クーポン大手が契約飲店に対し競合他社に商品を出さないよう求めた」件で早々に興味を持ったらしく、ヒヤリングの結果想像を上回る黒さだったこともあり手柄争いみたいになっているようです。もっとも、着手は春以降だろうと思うの

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  • 週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波が面白い件について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    小説編よりも周辺事態のほうが格段に面白い件でありますが、表題週刊ポストの記事に抗議し拳を振り上げたはずのポプラ社で社員の民忠が下がって叛乱、受賞レースでっち上げ&八百長のネタを各所に持ち込んで炎上という二次災害に発展しております。 件の何が面白いのかというと、まず小説がどうしようもないほど面白くないこと、その割に舞台装置が豪華で、しかもがしっかり売れてしまったので、貧乏純文業界の声のでかい人たちが激怒して騒ぎが拡散しているという状況そのものがコメディであり、まさに時事アートだともいえるクオリティの高さにあります。 純粋に商売で言うと、ポプラ社は騒ぎがここまで大きくなるとは思わなかっただろうけど売るための仕掛けとしては非常に効果あったというところでありまして、屋にモノを押し込む経緯といい美談のでっち上げ方といい、巧さを感じさせる素晴らしいビジネスモデルだったと思います。 売れればい

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  • ネットだからプロとアマの垣根がなくなるというアングルは、終わってもいいんじゃないか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    ちと猛烈に忙しく、忙しいためか手慰みな感じになっちゃうけどご容赦。 大量のプロの表現者がべていける時代は、終わってもいいんじゃないか【湯川】 http://techwave.jp/archives/51457840.html ここでいう、「大量のプロ」というものを、読み手がどう想像するかによって、実は結論が異なる。私は、大量のプロは新聞社であり出版社であり広告代理店であるというような大企業で働く記者や編集者や広告マンのことかなと思って読んだ。文中には、「作家やミュージシャン、カメラマン、ジャーナリスト」とあるが、彼らかてこれらのプロフェッションの対価はそれなりの割合が新聞社や出版社や広告代理店で得ているだろうからだ。 彼らの存在が脅かされる対象として、アマター、すなわち無料の表現者によって市場を蚕され、対価を貰わないシステムがネットの中で完成し、完結することによって収入が下がってしまい

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  • 苦しいときほど、目標を定めて人とたくさん会おう - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    期が明けて、やっぱり厳しい事態に直面している人々がちらほらと。 「時間をかければ解決する」類の問題であれば、嵐が過ぎるのを待って頭をすぼめていればどうにかなるんですが、そうではない問題、場当たり的には就職とか借金とか、長期的には業界の衰退とか技術の陳腐化とか、自分が動かなければどうにも解決しないもんであれば、そうと割り切って、気力・体力を振り絞って前に向かって歩かなければどうにもならんのは当たり前ですね。 困難なときに布団被っちゃう人は、人としてアリだと思います。信頼できる人ほど、そういう状況に陥りやすいし、難局に足がすくむのは、当然だと感じます。火事だ! といわれて、逃げる前に現実逃避してしまうのは、客観的に見れば笑ってしまうけど、当事者からすると怖いわけですからね。 現実に向き合う恐ろしさというのは、いつだって大変ですけれど、この足が動く限り、目標・目的を定めて歩くことだけが現実の問題

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  • ○○○としては一流だが、人間としてはクズな偉人との付き合い方 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    景気が悪いのもあって、世間では能力位でしっかり仕事をしてくれる人を選別するようになったのか、皆さん不思議な相談をお持ちかけになられるケースが増えました。ああ、もちろん私が一流だなどと傲慢な考えを持っているわけじゃないですよ。どちらかというと敗戦処理がエキスパートだというだけで、変な仕事が押し付けられてくるというだけの話です。 で、あっと驚くような大手企業さんの、あーあと思うような下水処理案件が頻繁に流れてくるわけです。まるでクソ溜めのような世界ではあるんですが、もうそういう汚い案件を見てもどうも思わなくなってきました。金額がでかかったり、関わっている人数が多かったり、関係先が大手企業だったりするだけで、汚いものは汚いわけですね。 そういう「みんなが逃げ散ろうと思っているところでの経済ババ抜き」で大事になる前段での見極めというのがありまして。 ○ 失敗大型案件は、たいてい発起時点で偉い人が

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  • アメーバブログのPV数水増し話について - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    面白かったので。 アメブロのPVが界王拳並みな件 http://blogging.from.tv/wp/2009/04/29/2046 アメブロのアクセス数はロボットやクローラーも込み http://netafull.net/blog/028909.html アメブロのアクセス解析はやっぱり豪気 http://netafull.net/blog/030318.html 記事中は茶化して書いていますけど、広告業界的には結構問題なんじゃないでしょうかね。というか、CAは広告業界なのだから、そのあたりのことは良く分かっていなければいけないと思うんですが。 アメブロには幾つか伝説があって、まあどれも微妙なもんばっかなんですけど、あれこれひっかからないように既知で公知の概要だけ並べるとこんな感じ。 ○ 個人PVの総体がアメーバ発表だと異様に高い → FCがスパム御用達だったころに比べてもPV総体が三

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  • そろそろドワンゴがニコニコ動画を支えきれなくなったときのための対策を考えておこうか - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    結局、損失計上を強いられたのか…。 ドワンゴ、ニコ動で特別損失11億円計上 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091110_327946.html 技術的にも良くやっているほうだし、国産サービスでは非常に輝いているように見える事業ではあるけれども、サービスボリュームの縮小を伴うコストダウンや嫌儲派の切り離しといった自前で出来る(誰でも思いつく)黒字化案は早々に着手してしっかりやらんといかんということかな。 前に、ケツダンポトフの動画で喋ったけれども、西村博之のセンスというのは類稀で、とりわけ「持たない人」に価値あるものをスケーラブルに提供する才覚にあるわけで、基的に彼の仕事を助ける人は持ち出しになって赤字になってしまう部分はあるかな。それを規模大きくやって、夢は広がるけど金は入らないので、せっかく業がそれなりに堅調なのに退く

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  • 「メディア企業が儲かる時代がくる」って本当ですか? - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    時事通信の湯川さんが、非常に示唆に富むエントリーを投下しておられます。まあ、時代にあった企業が儲かるというのは、そりゃそうですよねえ。 メディア企業が儲かる時代がくる http://it.blog-jiji.com/0001/2009/11/post-9b3a.html FacebookやTwitter、Tumblrなどが勝ち組企業としてユニークユーザーを増やしている実情は良く分かりました。で、そういうところを使って人と人との間の情報流通が行われる、その具である情報産業はどこで利幅を取ればいいんですかね。 目線の違いでもあるのですけれども、例えば湯川さんや佐々木さんといった、新聞業界や通信社などをオリジンとして、個人の才覚や人脈を通じて、一定の成功を収めているのは誰もが認めているし、分かっているとは思います。 一方で、産業として考えたときに、じゃあそれなりの給料を支払われる1,000人の記

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  • 物事を深刻にしすぎる人達 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    何となく思いついて、さらさらっと企画でもプログラムでも作る人っているじゃないですか。発想をカタチにするのが生きがいみたいな人で、100個作ってみて1個大ヒットだったら良くて、それでいて「これ、俺が作ったっすよ」とか語らない人。 で、仕事が大きくなったり、社会的に成功したと持ち上げられるフェイズに入って、あれを思い返させられる時が来る。とにかく、何かニュースバリューになるものを、とインタビューをされるとか、記事にされるとか。 そういうのの前後に、たいてい会社って広報部みたいなのとか、経営企画部みたいなのとか、ライツ部みたいなのができてる。仕事仕事としてこなすプロとしての統制屋。でも、それ単体で見るとコストセンター。仕事をすればするほど、組織は窮屈になっていく。 冒頭の、何となく思いついて作ってしまう人からすると、そういう統制屋から「それをやる前に権利関係は調べましたか」とかメールが来る類の

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    hsn1975
    hsn1975 2009/10/27
  • お前らDeNAやモバゲータウンの悪口を言う奴は北に拉致されるといいと思います - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    おととい、DeNAがモバゲータウンのAPI公開のニュースがリリースされてまして… 何でしょう、このイマイチな感じは。mixiでさえ腐臭満点のmxiアプリを発表して微妙な出遅れ感があったのに、半年遅れでDeNAのさらに風の読めないっぷりに涙を禁じ得ませんでした。 「モバゲーAPI」でゲーム開発、ハドソンやバンダイナムコなど参加 開発者サイト公開 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/10/news086.html とはいえ、既存顧客が充実していてオープン化によって面白いゲームやアプリが続々出てくるのであればそれはそれで大変面白いわけで、興味があるところは頑張って開発するといいんじゃないでしょうか。いまのところ、うちは関わりたくないけど。 で、せっかくモバゲーがオープン化して少しは明るい未来が拓けるかと感じる報道なのに、ネット市井の声が厳しすぎ

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