「ハッキリ言えるのは、オーストラリアよりも僕らの方が良いサッカーをしていたということ」と試合後に言い放った本田圭佑。今回ばかりは傲慢ともとられないのでは!? ブリスベンスタジアムの夜空を、ザックジャパンの面々は悔しそうに見上げた。 後半ロスタイム、FKのチャンスを得た本田圭佑がまさに助走に入ろうとした瞬間にホイッスルが鳴った。あり得ない光景に本田は両手を広げるジェスチャーを見せ、少々後味の悪い終わり方になった。 結果は1-1、ドロー。アウェー、そして相手がオーストラリアということを考えれば及第点であるはず。しかしながら本田も、アルベルト・ザッケローニも何とも言えない表情をしていた。 試合後、記者会見場に姿を現した指揮官は、こう感想を述べた。 「開始直後は少し危ない場面が見られたが、それ以降は日本のほうが(相手にとって)危険なプレーをやっていたし、相手を押し込めたかなと思う。オーストラリアは
![ザックも本田も「日本が上だった」。全て想定内でも勝てなかった豪州戦。(二宮寿朗)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f04c5dd725e9b2c11312745ae2bb2774bf3614eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fc%2F-%2Fimg_8c9499a8fccf906354b0ce4ada9696e3303998.jpg)