ブルーベリーの果実などに含まれ、「目にいい」と言われるアントシアニン。抽出された成分には一定の作用が期待できるケースもある。ただし、その対象は一般にイメージされている「目」に対する効果ではない。実は、高コレステロール血症等、”生活習慣病”に対する作用に期待が寄せられている。というのも、研究によって以下のような結果が得られているからだ。 ・高コレステロール血症患者にアントシアニン320 mg/日を24週間摂取させた。 ⇒HDL(善玉)コレステロール値の上昇、LDL(悪玉)コレステロール値の低下などが認められた。 ・高コレステロール血症患者122名にアントシアニン320 mg/日を24週間摂取させた。 ⇒血中HDLコレステロール値の増加、LDLコレステロール値の低下が認められた。 このほか、「ビルベリーのフラボノイドであるアンソシアニジン複合体25%を含む組成のもの」を経口摂取することで「糖尿