中国・内モンゴル自治区の省都フフホトで、18年前の強姦(ごうかん)殺人事件で、犯行を自白し裁判にかけられる趙志紅被告(2015年1月5日撮影)。(c)AFP 【2月9日 AFP】中国ですでに死刑が執行された当時18歳の少年に、再審無罪判決が言い渡された19年前の強姦(ごうかん)殺人事件について、中国の裁判所は9日、犯行を自白していた男に対し、死刑判決を言い渡した。 国営新華社(Xinhua)通信によると、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)の省都フフホト(呼和浩特、Hohhot)の中級人民法院(地裁)で行われた趙志紅(Zhao Zhihong)被告(42)の裁判で、同被告は殺人、強姦、強盗で有罪となり死刑が言い渡された。 被告は05年に逮捕された後、複数の強姦事件や殺人事件について自白したが、その中に1996年にフフホトの織物工場のトイレで女