すてられたんだよ みーみー おなかぺこぺこ みーみー ・・・・ 初っぱなから不穏な言葉で失礼いたしました。 こちらは幼い頃に読んだ絵本の1ページです。 いや、見開きだったかな。 主人公の子猫が冒険するお話でした。 おうちの玄関を出て、てくてくてく。 そうして初めて出会うものたちに尋ねます。 「どこからきたの?」 うねうねと流れる大きな川のそばで、 主人公猫は小さな猫を見つけます。 「どこからきたの?」 小さな猫は答えます。 「すてられたんだよ みーみー おなかぺこぺこ みーみー」 ちび猫はダンボール箱か何かに入っていたような。 この絵本のことで覚えているのはそれだけです。 何度も読んだお気に入りの絵本だったのに。 人間の記憶というのははかないものです。 さて、作者もタイトルも不明なこの絵本。 気になって検索してみました。 繰り返し出てくる 「どこからきたの」 これがきっとキーワードに違いあ
