プレイヤーとしての名声もさることながら、音楽評論家やプロデューサーとしての功績も数多い、マーティ・フリードマン氏のインタビュー後編。前編【マーティ・フリードマンがJ-POPへの”愛と嫉妬”を告白「AKBの『ヘビロテ』は僕が書きたかった」】では、日本の音楽に精通している彼ならではのJ-POP論について語ってもらった。後編では、鉄色クローンXとしての新作『LOUDER THAN YOUR MOTHER』の話を中心に、ミュージシャン・プロデューサーとしての活動について語った。 ——鉄色クローンX結成の経緯は? マーティ:このバンドが始まりは、フレディ(=フレディ・リム。台湾のメタル・バンド「ソニック」のボーカル)と出会ったことなんだ。フレディと僕が出会ったきっかけは、僕がももいろクローバーZの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」でギターを弾いたことだった。アイドルの曲なのに、意外とメタルっぽ