この真紅のリンゴ。紅玉(こうぎょく)と言う品種です。明治時代より栽培されている昔ながらの品種で現在は品種改良された「ふじ」が主流となっているので栽培量も減ってスーパーで見かけることも少ないと思います。 食べると酸味が強くてレモン並の酸っぱさです。生食は甘みの強いふじなどの品種に代わってきてしまいましたが、加工用にこの紅玉の酸味は重宝されているようです。 写真に写っているのは枝ではなく主幹で、まだ直径3cmくらいしかないので枝の一本は実の重さに耐えきれず折れてしまいました。やっぱり昔の味は懐かしくて3年前に苗を植えたばかりですが何とか今年3個収穫できそうです。 昔ながらの味ってやっぱり懐かしくなりますよね。岡山の方からいただいた紀元前から栽培されているマスカットオブアレキサンドリアを食べた時も昔ながらの渋みがある味に感激してしまいました。 今年は3個しか収穫できず今日の風で落ちてしまった1個