先日、ミラーアーカイブからDebian7とDebian8のサポート終了コンポーネントが削除されました。すると、Docker使ってる人やCircleCI使ってる人が「ぎゃー!」と叫び始めたという。どうも背景を理解されてる方は少ないようなので、簡単にざっと説明を書きました(ユーザーならともかく、イメージを提供するベンダー側は把握しておいてほしいですけどね…)。 ベースイメージとしてDebian8 “jessie"を使っているという前提で話をします。 Debian8はDebian9のリリースに伴って「oldstable」(旧安定版)という扱いになっています。oldstableはstableに比べて限定されたサポートの提供となります。そりゃぁでっかいリポジトリを複数バージョンに渡って長期間メンテナンスなんて難しいですからね。oldstable使ってる時点で色々制限が出てくる、ってもんです。ベストプ